MENU
blog

家を建てるときに絶対必要!地盤調査ってなに?|マイホームの基礎知識

author:
  • 杉岡亜未
category:
  • マイホーム基礎知識
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

こんにちは、匠工房です。今回はマイホームの建築前に欠かせない地盤調査についてお話しします。

1. 地盤調査とは

地盤調査とは、建物を建てる前に地盤が建物の重さに耐えられるかどうかを調査することをいいます。地盤が弱い状態のままで建物を建ててしまうと、地盤沈下や建物が傾いてしまう可能性があります。そうならないよう調査を行ない、必要があれば改良しなければなりません。

 

地盤調査は、2000年に改正された建築基準法により義務化されています。また、住宅瑕疵担保履行法では、建物屋さんが建物完成後10年の間に倒産しても、建物の基礎などに欠陥があった場合でもカバーできるよう保険に加入しなくてはならないと義務付けられています。この保険に加入するためには地盤調査をしなければならないのです。

 

地盤調査は新築を建てる前、そして既存の住宅を解体して再建築する前にもする必要があります。

2. 2.地盤調査の方法

2-1.スクリューウエイト貫入試験

 

スクリューウエイト貫入試験は、先端がドリルになっているロッドと呼ばれる鉄の棒を回転させながら地中に入れていき地盤の強度を調べます。スクリューウエイト貫入試験方法は、以前はスウェーデン式サウンディング試験と呼ばれていました。元々スウェーデンの地盤調査方法として採用していたからです。しかし、この方法が日本独自のものへと発展していったため名前が改められています。比較的低コストで短時間で地盤調査を行なうことができるため、一般住宅の地盤調査として最も取り入れられている調査法でもあります。

 

 

2-2.ボーリング調査

 

ボーリング調査とは、穴を掘って地盤の強度を調査する方法です。スクリューウエイト貫入試験より地質の状態などが詳しく分かるため、マンションや大きな建物の地盤調査に採用される調査方法です。

3. 地盤調査の結果

地盤調査の結果、地盤が弱く建物を建てる前に地盤をもっと強くする必要があると診断される場合があります。例えば元々田んぼや畑だったところは土が柔らかくそのままの地盤では建築に向いていません。したがって、地盤調査でも改良要と診断されるでしょう。

 

逆に、元々住宅が建っていた場所に再建築する場合は、改良がいらないケースもあれば必要であるケースもあります。新たに建てるお家と既存のお家ではお家の形や重さも異なるため、前のお家では大丈夫だったけど今回のお家では必要と判断された可能性があります。あるいは、昔は地盤調査そのものがありませんでした。そのため、元々の地盤が強くない状態のまま建てられていた可能性もあるのです。

 

地盤改良が必要と判断された場合は、着工前に改良工事をしなければなりません。地盤改良には大きく3つの方法があります。地盤調査の結果に合わせて改良の方法も変えていきます。

 

①表層改良工法

表層改良工法はセメント系の固化剤を2mほど掘った部分に入れて地盤を固める方法のことをいいます。この方法は、比較的軽度な改良で問題ない土地に採用します。

 

②柱状改良工法

柱状改良工法は、コンクリートの柱を地中2~8mほどに打ち込む方法です。碁盤の目のように規則正しく打ち込むことで地盤を強固にします。この方法は中程度の改良が必要なときに行ないます。

 

③鋼管杭工法

鋼管杭工法は、柱状改良工法と同じ方法で地盤を強固にしますが、コンクリートではなく鋼管を使用して地盤を強くします。

 

それぞれ費用が異なりますが、地盤が弱ければ弱いほどよい強固な地盤改良が必要となりますので、その分費用も高くなります。先ほどもお伝えした通り、元々田畑だった場所などに比べれば元来から住宅街だったところでの建築の方が地盤改良の可能性は低い可能性が高いです。しかし、どの場所も地盤調査をしてからでないとハッキリしたことは分かりません。

 

大切なのは、地盤改良が必要である前提で予算を組むことです。地盤改良が予期せぬ出費とならないよう、あらかじめ見込んでおきましょう。もし改良が軽いもので済んだり必要ないと分かれば、その予算は貯金に回したりほかの部分に回したりすることができます。

4. まとめ

・地盤調査は、お家を安全に建築し、安全に住む上で非常に大切です。

 

・改良の度合いは地盤調査をしてからでないと分かりません。あらかじめ改良費も予算に組み込んだ上で打ち合わせを行なうようにしましょう。

PROFILE

この記事を書いたスタッフ