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注文住宅と建売住宅、どちらがいいの?|マイホーム基礎知識

author:
  • 大西宇宙
category:
  • マイホーム基礎知識
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こんにちは!匠工房です。今回は注文住宅と建売住宅を比較していきたいと思います。新築住宅は注文住宅と建売住宅に大きく分けられます。それぞれの違いやどっちを選べばいいのかを見ていきましょう!

1. 注文住宅とは?

1-1.注文住宅とは

注文住宅とは、間取りや建物の配置、設備など建物を建てるにあたって必要な内容をすべて自分で決めて建築するお家のことをいいます。

 

注文住宅には、規格住宅といって決められた間取り集から間取りを選んだり仕様を選んだりするセミオーダー仕様のものと、完全オリジナルで建てることができるフルオーダー住宅があります。

 

 

1-2.注文住宅のメリット

注文住宅は間取りや内装、屋根から外壁まで、すべて自分の好きなように選ぶことができます。イメージしているお家を出来るだけ具現化できるのが注文住宅です。例えば、「キッチンはこのメーカーを絶対に入れたい!」や「書斎や趣味部屋がほしい」「無垢のフロアを使いたい」などといった希望は、すべて注文住宅なら叶えることができます。

 

 

また、こだわりたい部分はこだわってお金をかけ、そうでないところは節約するなど、予算に応じたメリハリのある家づくりが可能です。例えば、1Fのトイレはハイグレードなものを、家族しか使わない2Fのトイレはグレードを下げたものを使ったり、1Fのフロアは無垢を使い、2Fはフローリングを使ったり…といった具合です。

 

 

1-3.注文住宅のデメリット

注文住宅は、何から何まですべて自分で決めなければならないため、時間と労力がかなりかかります。また建築確認や住宅ローンの手続きにも時間を要しますので、土地や建物屋さんを決めてから入居するまで長くても半年ほどの時間がかかる場合もあります。住みたい時期が決まっている場合は逆算して計画する必要があります。

 

 

また、注文住宅はお客様のご希望に合わせた家づくりをするため、高額です。諸経費も多くかかるため、総額の予算をしっかりと考えながら進めなければなりません。予算と希望に合う建物屋さんや土地を探す時間と労力も必要です。

2. 建売住宅とは?

2-1.建売住宅とは

建売住宅とは、土地と建物をセットにして販売している住宅のことをいいます。注文住宅のように土地と建物を別で買うわけではなく、まとまった商品として購入します。

 

 

2-2.建売住宅のメリット

建売住宅は、建売住宅業者がたくさんの部材を一度に仕入れ、一気に建物を建てていきます。そのため仕入れにかかる費用や人件費などを抑えることができるため、注文住宅に比べ低予算で新築住宅を購入することができます

 

また、建売住宅は同仕様の建物が複数建てられ販売されています。そのため、すでに完成している建売住宅を見れば、どのような建物が建てられているのかおおよそ分かります。建売住宅は建築確認後から販売されることが多いため、人気エリアや希望エリアは同仕様の建物を見て購入するかどうか決めることができますし、完成後も販売中の場合は中を実際に見て決めることもできます。

 

 

2-3.建売住宅のデメリット

建売住宅は、注文住宅と差別化を図るためにもコストを抑えた仕様となっています。もちろん建築基準法などの法律に則った、現行法上の耐震基準などをクリアしたお家が建ちます。しかし、よりグレードの高い耐震性能や断熱性能を有したお家が希望だという場合は、建売住宅では難しいです。

 

 

また、同じ部材を使っていることから、外観や内装の見た目が似たり寄ったりになっている点も、物足りないと感じる方がいるでしょう。建築確認申請が下りてからの販売のため、間取りの変更は難しく、タイミングによっては内装を選ぶくらいしか自由にできません。どうしても内装を変えたい場合は、リフォームするしかないということです。

3. まとめ

・注文住宅に向いている方→自分の希望を詰め込んだお家がほしい方

 

・建売住宅に向いている方→低予算で新築に住みたい方

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