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注文住宅で二世帯住宅を検討中の方必見!メリット・デメリットを把握して後悔しない家づくりを!

By 家づくりコラム No Comments
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注文住宅で二世帯住宅を検討中の方必見!メリット・デメリットを把握して後悔しない家づくりを!

 注文住宅で二世帯住宅を建てることを検討されている方はいらっしゃいますか?

 二世帯住宅は、一戸建てに二世帯分の生活空間を作ることができる優れものです。しかし、それが自分にとって正しい判断なのかどうか、どのように判断すればいいのでしょうか?

 今回は、二世帯住宅のメリットとデメリットをご紹介します。また、最終的にどちらのタイプの住まいが良いのかという疑問にもお答えします。

1. そもそも二世帯住宅とは?

 二世帯住宅とは、同じ屋根の下に2つの独立した住戸がある住宅のことです。間取りや内部機能は様々ですが、一般的には、親世帯と子供世帯で住むことが多いです。さらに、2世帯住宅は、共通の壁でつながった2つの別々の建物であることもあります。今回は、同じ建物内に収まっている二世帯住宅を取り上げます。

同居との違いは?

 二世帯住宅はそれぞれの世帯で生活するスタイルである一方、同居とは、リビングやトイレ、お風呂といった場所はすべて共用で、親世帯、子世帯が1家族として1つの住宅に暮らすことです。

 両者の大きな違いとしては、「基本的な生活は別々」ということを理解しておきましょう。。

2. 二世帯住宅のメリット

2-1.費用対効果が高い

 二世帯住宅を建てることには、いくつかのメリットがあります。大きなメリットのひとつは、費用対効果が高いということです。別々の家を2つ建てる場合の費用を考えると、二世帯住宅を建てた方が安くなることがほとんどです。さらに、二世帯住宅の維持費は、別々の家を2軒建てるよりも格段に安くなります。

2-2.自由度が高い

 二世帯住宅のもう一つの大きなメリットは、自由度が高いということです。2つの家族が近くに住んでいると、より簡単に、より頻繁に訪問することができます。生活用品をお互いに共有したり、緊急事態が発生した場合はすぐに駆けつけることができます。

3. 二世帯住宅のデメリット

3-1.プライバシーの問題

 一方、二世帯住宅には、それなりの欠点があります。

 大きな問題としては、プライバシーの問題があります。同じ建物に二世帯が並んで暮らすと、設計によっては世帯同士のプライバシーが守られない場合があります。二世帯の間に緊張が走ることもあるため、間取りに関しては念入りに決定するようにしましょう。

3-2.お金の問題

 二世帯住宅、両方の金銭管理するのは難しいです。月々の光熱費や住宅ローン、その他生活費など、共有する分、どちらがどのくらい支払うのか決定しておかないと後々問題に発展する場合もあります。家族だからといってあやふやにせず、過ごしやすいマイホームを作るためにも事前に話し合うようにしましょう。

4. 結局どっちがいいの?

 最終的には、それぞれのご家庭で、どのような選択肢が最適なのかを決めることになります。二世帯住宅を建てることは節約につながりますが、その分、デメリットもあります。プライバシー、利便性、コスト削減のどれを重視するか、最終的にはご家族の判断になります。

5. まとめ

 二世帯住宅は、お金を節約し、家族とのつながりを保つのに最適な方法です。しかし、約束する前にメリットとデメリットを考慮することが重要です。時間をかけてこれらのメリットとデメリットを検討することで、家族にとってベストな決断をすることができます。

 二世帯住宅が自分にとって最適であるかどうか判断できない場合は、住宅のプロに相談して後悔しない計画を立てましょう。

後悔しない土地選びとは?失敗しないためにも知っておきたいポイントを徹底解説

By 家づくりコラム No Comments
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後悔しない土地選びとは?失敗しないためにも知っておきたいポイントを徹底解説

 マイホームを建てる時の土地選びは、一生に一度の重要な決断です。土地選びに関しては、直感的に決定しないようにしたり、立地的な面の落とし穴に注意することが重要です。

 この記事では、土地選びとは何か、正しく行うことの重要性、避けるべき場所など知っておきたい土地選びに関するポイントを説明します。

1. 土地探しから購入までの流れ

1-1.土地探しと調査

 基本的に土地探しは複数の土地を同時に探していきます。立地や治安など、実際に自分で足を運んで見ることで失敗しない土地選びをすることができます。

1-2.購入する土地を確定

 購入する土地が決まったら、住宅ローンを検討しながら不動産売買契約(手付金)を締結します。相場としては購入した土地の10%ほどと言われています。ご収入を踏まえた将来の資金運用やローン計画などを相談できるファイナンシャルプランナーを活用しながら無理のない土地を選びましょう。

1-3.購入/登記手続き

 ファイナンシャルプランナーなどの相談を踏まえ、金融機関に住宅ローンの本審査を申請し、購入を進めます。審査には各種書類が必要なため、事前に準備し把握しておくようにしましょう。

1-4.土地の引き渡しと所有権移転登記

 住宅ローンの本審査が通ったら、ローンの借入額から支払い済みの手付金を差し引いた残額を売り主に支払い、売り主が入金確認できれば土地の引き渡しとなります。

 その後は所有権移転登記を行います。
 所有権移転登記とは、土地の所有者が変わったことを法務局に報告して登記の名義を書き換えることです。所有権移転登記は自分でもできますが、司法書士に依頼することも可能です。なお、所有権移転登記を司法書士に依頼すると、3~5万円の費用がかかります。

 時間に余裕がある人や知識がある人は自分で手続きを行い、費用を少しでも抑えましょう。

2. 土地選びの重要性とポイント

2-1.立地と利便性

 土地の立地は非常に重要です。周辺の利便性、交通アクセス、学校や病院などの施設への近さを考慮することが重要です。

 良好な立地条件は、日常生活を便利にし、ストレスを減らすことなく効率的に住むことができます。

2-2.自然環境と景観

 自然環境や景観は、居住環境の質に大きく影響を与えます。公園や緑地への近さ、眺望の良さ、気候条件などを考慮して土地を選ぶことで、快適な居住環境を実現できます。大通り沿いの土地は利便性はある反面、騒音や排気ガスなどの問題もありますので、メリット・デメリットを把握するようにしましょう。

2-3.地盤条件・ハザードマップ

 適切な地盤条件は、住宅の耐久性や安全性に直結します。近年大地震により地盤が緩み崩壊してしまう住宅も少なくありません。地震や地盤沈下のリスクを考慮し、地盤調査を行うことは重要です。海や川に近い土地は津波や洪水に、山の斜面に近い土地は崖崩れ、土砂崩れなどの危険性も考慮して決定しましょう。地盤が強固で安定していることなどは、住宅の長期的な維持において不可欠な要素です。

2-4.周辺の開発計画

 土地選びの際には、周辺地域の開発計画を確認することも重要です。将来的なインフラ整備や施設の建設など、周辺環境の変化は住宅の価値に影響を与えます。土地購入後、真横にマンションが建設され、日当たりが悪くなったなどの問題も起こり得ます。周辺の土地開発の計画を少しでも理解していると生活スタイルに合う土地なのかどうかの判断をすることができます。

2-5.法的な制約と規制

 土地選びの際には、土地の所有権や法的な制約事項を確認することも重要です。地籍調査や都市計画区域の確認、建築基準法や地域の建築制限など、関連する法的な要件を確認しておくことは重要です。土地には制限や規制があり、建築や利用に制約がかかる場合があります。法的な問題を事前に把握することで、将来的なトラブルを避けることができます。

2-6.予算の設定

 土地選びには予算の設定も重要です。予算に合わせて、最適な土地を見つけることが目標です。ファイナンシャルプランナーや設計士、担当者に納得いくまで相談し無理のない予算の土地を購入しましょう。

3. 安い!期間限定!に惑わされるな

 土地探しでは、よくある落とし穴です。

 営業の方が”今だけ安い””期間限定”など言われ、言われるがままに購入してしまう、なんてこともあります。土地も土地以外でも、隠れたコストや潜在的なリスクがあるかもしれないことを忘れてはいけません。最善の決断をするために、よく調べて、必要であれば専門家のアドバイスを受けることが重要です。

4. 優先順位をつけよう!

 土地選びでは、優先順位をつけることが大切です。土地探しを始める前に、自分がどのような土地を探しているのかを明確にしておきましょう。

 地方をお探しなのか、都会をお探しなのか。

 どのような設備があることが重要なのか?

 予算はどれくらいなのか?

 など

 条件を明確にすることで、検索を絞り込むことができ、適切なタイプの土地に焦点を当てることができるようになります。

5. まとめ

 土地選びは人生において重要な決断です。土地について徹底的に調べ、専門家に相談し、自分のニーズや目標に合っているかどうかを確認することが重要です。

 悪徳な営業による押し売りや、その土地の治安などにも留意することも忘れないようにしましょう。後悔のない土地選びのために、じっくりと時間をかけて購入するようにしましょう。

住宅ローンで失敗!?余裕を持った計画を立てるポイントを解説

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住宅ローンで失敗!?余裕を持った計画を立てるポイントを解説

1.そもそも住宅ローンとは?

 住宅ローンは、住宅を購入するために金融機関から借り入れる融資のことです。多くの人々は、一括で全額支払うことは難しいため、住宅ローンを活用して住宅を購入します。ローン契約を結び、定められた期間内で返済計画を立てていきます。

2.住宅ローンでの失敗談

 住宅ローンでの失敗談には、いくつかのパターンが存在します。返済負担が重くなりすぎて生活が困窮するケースや、予期せぬ出費によってローン返済が滞るケースなどが一般的です。また、金利や返済条件を理解せずに契約し、後から問題が生じるケースもあります。

2-1.返済能力の過大評価

 自分の収入や将来の見通しを正確に評価せず、ローン返済の負担が自身の収入に見合っていない場合、返済が困難になることがあります。返済能力を正確に評価し、無理のない返済計画を立てることが重要です。

2-2.金利や条件の不十分な比較

 複数の金融機関やローン商品を比較せずに契約すると、金利や返済条件が不利になり、返済負担が増える可能性があります。金利や返済条件をよく比較し、自身に適したローンを選ぶことが必要です。

2-3.予期せぬ出費への対応不足

 新築の場合、予期せぬ修理やメンテナンス費用が発生することがあります。これらの費用を考慮せずに返済計画を立てると、予算不足に陥り、返済に支障をきたす可能性があります。十分な余裕を持った予算立てと住宅設計を目指しましょう。

3.余裕を持った計画を立てるポイントとは?

3-1.収入と返済負担比率の検討

 住宅ローンを組む際には、自身や世帯の収入とローン返済の負担比率を慎重に検討する必要があります。一般的に、月々の返済額は月収の30%程度を超えないようにすることが望ましいとされています。収入の安定性や将来の収入見込みを考慮し、長期的に返済可能な範囲内でローンを組むようにしましょう。

3-2.ローン利率と返済期間の選択

 ローン利率と返済期間は、返済負担に大きな影響を与えます。金利が低く返済期間が短いほど、月々の返済額が軽減されますが、総返済額は増える傾向にあります。また、頭金の支払額によっても変わりますので、少しでも負担が軽減できるようにしましょう。金利上昇リスクや自身の収入状況を考慮し、バランスの取れた利率と返済期間を選択しましょう。

3-3.ファイナンシャルプランニングの相談

 住宅ローンを組む際には、ファイナンシャルプランナーと相談することをおすすめします。専門家との相談を通じて、現在の経済状況や将来の目標を考慮した適切なローンプランを計画することができます。金銭的な知識以外にも、住宅や土地の知識など豊富な知識があるファイナンシャルプランナーを見つけることが大事です。収入や貯蓄、ライフプランなどを総合的に考慮し、将来にわたって安心して返済できるような計画を立てることが重要です。

4. まとめ

 住宅ローンで失敗しないためには、返済能力の正確な評価、金利や返済条件の比較、ファイナンシャルプランニングの活用などが重要です。経済状況や将来を考慮し、余裕を持った計画を立てることで、失敗しない住宅ローンを目指しましょう。

注文住宅のキッチン選びのポイントを解説!キッチンの種類別のメリット・デメリットを知り、理想の暮らしを叶えよう!

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注文住宅のキッチン選びのポイントを解説!キッチンの種類別のメリット・デメリットを知り、理想の暮らしを叶えよう!

 こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

 今回は、注文住宅でこだわりのある方の多い「キッチン」について取り上げます。

1.キッチン選びのポイント

 注文住宅を建てる際には、自分たちのライフスタイルや希望に合わせてキッチンを選ぶことが重要です。そこで、本記事では注文住宅のキッチン選びのポイントと、種類別のメリット・デメリットを解説していきます。

【ポイント1】家族のライフスタイルに合わせた設計

 キッチンは、家族が集まる場所でもあり、料理や家事の中心となる場所です。そのため、家族のライフスタイルに合わせて、キッチンも設計していくことが大切です。

 例えば、料理好きな家族には、大きな調理スペースや収納スペースが必要です。また、家族全員がキッチンで食事をする場合には、広いカウンタースペースが必要です。逆に、忙しい家族には、シンプルで使い勝手の良いキッチンが適しています。

 キッチンは、家族が毎日欠かさずに利用する場所でもあります。家族のライフスタイルに合わせて、使い勝手や収納などを考慮した設計をすることが大切です。

【ポイント2】デザイン性にこだわる

 キッチンは、見た目の美しさも重要です。キッチンのデザインは、家族が集まるリビングダイニングの横に位置することが多く、家全体の雰囲気にも影響を与えます。自分たちの好みに合わせて、デザイン性にこだわったキッチンを選びましょう。

 キッチンのデザインには、さまざまな種類があります。自分たちの好みに合わせて、機能性とデザイン性を両立したキッチンを選びましょう。

【ポイント3】収納スペースを確保する

 キッチンは、料理や家事の中心となる場所です。そのため、収納スペースを確保することが大切です。調味料や調理器具、食器などを収納するための収納スペースが豊富なキッチンを選びましょう。

 また、収納スペースの位置や大きさも重要です。収納スペースを使い勝手の良い位置に設置し、家族が使いやすい大きさに調整することが重要です。家族が多い場合には、食器や調理器具を収納するための大きな引き出しやキャビネットを設置することも必要になります。また、キッチン周りにスペースがある場合には、食器棚やパントリーなどを設置することで、より効率的に収納スペースを確保することができます。

【ポイント4】清潔性を考慮する

 キッチンは、料理の場所であるため、清潔性を考慮することが大切です。キッチンの素材や形状によって、掃除がしやすいキッチンを選ぶことができます。

 例えば、壁面や床にタイルを使用することで、掃除がしやすくなります。また、シンクやカウンターには、汚れがつきにくい素材を使用することで、清潔性を高めることができます。

【ポイント5】予算に合わせて選ぶ

 キッチンには、アイランドキッチン、ペニンシュラキッチン、壁付けキッチン、セパレートキッチン、L型キッチンなどさまざまな種類があります。それぞれの種類には、メリットとデメリットがあります。予算に合わせて、自分たちに最適なキッチンを選びましょう。

2.キッチンの種類とメリットデメリット

  次に、キッチンの種類と、それぞれのキッチンを選ぶことによるメリット・デメリットを紹介していきます。

 キッチンはそれぞれに特徴があるので、自分たちに最適なものを選びましょう。

2-1. アイランドキッチン

【メリット】

・カウンタースペースが豊富にあるため、調理スペースが広く使い勝手が良い。

・キッチンとダイニングスペースを一体化することができるため、家族とのコミュニケーションが取りやすい。

・デザイン性が高く、豪華な印象を与える。

【デメリット】

・キッチンスペースが広くなければ設置できないため、設計に余裕が必要。

・収納スペースが限られる場合がある。

2-2. ペニンシュラキッチン

【メリット】

・アイランドキッチンと同様に、調理スペースが広く使い勝手が良い。

・壁付けキッチンに比べて、収納スペースが豊富にある。

・コンパクトな設計ができるため、スペースの制約がある場合に適している。

【デメリット】

・キッチンとダイニングスペースを一体化することができない。

・設置場所によっては、通路スペースが狭くなる場合がある。

2-3. 壁付けキッチン

【メリット】

・スペースを取らないため、小さなキッチンでも設置しやすい。

・設置場所によっては、収納スペースを豊富に確保できる。

【デメリット】

・カウンタースペースが限られるため、調理スペースが狭くなる場合がある。

・キッチンとダイニングスペースを一体化することができない。

2-4. セパレート(Ⅱ型)キッチン

【メリット】

・調理スペースと収納スペースが分かれているため、使い勝手が良い。

・料理の臭いや音がリビングなどの他のスペースに移らない。

【デメリット】

・キッチンとダイニングスペースを一体化することができない。

・設置場所によっては、通路スペースが狭くなる場合がある。

2-5. L型キッチン

【メリット】

・コンパクトな設計ができるため、小さなキッチンでも設置しやすい。

・調理スペースと収納スペースが充実しているため、使い勝手が良い。

【デメリット】

・キッチンとダイニングスペースを一体化することができない。

・収納スペースが限られる場合がある。

3.まとめ

 注文住宅のキッチン選びには、家族のライフスタイルや好み、予算などが関係してきます。自分たちに最適なキッチンを選ぶことで、快適な生活を送ることができます。

 アイランドキッチン、ペニンシュラキッチン、壁付けキッチン、セパレートキッチン、L型キッチンのそれぞれに、メリットとデメリットがあります。自分たちの予算や好みに合わせて、適切なキッチンを選びましょう。また、キッチンの設計には、収納スペースや清潔性なども重要です。自分たちのライフスタイルに合わせたキッチンを選び、理想の暮らしを実現しましょう。

 匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「無料相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

注文住宅でおすすめの間取り10選!家づくりを始める前に把握しておくべきポイントを解説

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注文住宅でおすすめの間取り10選!家づくりを始める前に把握しておくべきポイントを解説

 こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

 本日は、注文住宅を建てる上では欠かせない「間取り」について解説していきます。

 注文住宅でおすすめの間取りを把握することで、後悔しない家づくりを進めていきましょう。

1.注文住宅で間取りが重要な理由

 注文住宅は、自分たちのライフスタイルに合わせて設計された住宅であるため、間取りの選択が非常に重要になります。適切な間取りでの設計ができていないと、日々の生活にストレスを感じたり、将来的な住み心地の悪さを招いたりすることがあります。また、間取りによっては、将来的に再販する際の査定額にも影響を与えることがあるため、慎重な選択が必要です。

 そのため、今回は注文住宅で人気のある間取りを10個紹介していきます。

 ご自身の家づくりの参考になる点もあると思いますので、是非最後までご覧ください。

2.人気の間取り10選

2-1.オープンキッチン

 オープンキッチンは、リビングとキッチンを一体化させた間取りのことで、家族のコミュニケーションを活性化させることができます。また、空間を広く見せることができるため、広々とした空間を求める人にも人気があります。

2-2.和室

 和室は、日本独自の住宅スタイルで、畳敷きの部屋に襖や障子を使い、畳に座布団を敷いて過ごせる空間を指します。日本の文化を大切にする人に人気があり、また、部屋のレイアウトを自由に変えることができるため、使い勝手が良いという特徴があります。

2-3.ウォークインクローゼット

 ウォークインクローゼットは、洋服などを収納するスペースが広く確保されている部屋のことで、女性に人気があります。特に、収納スペースが十分にあることで、部屋の片付けがしやすくなるため、快適な生活を送ることができます

2-4.土間収納(シューズクローク)

 玄関横に土間収納(シューズクローク)を設ける間取りが、人気です。

 土間収納は、床が土間になっている玄関横の収納スペースのことで、ゴルフバッグやスポーツ用グッズ、自転車などサイズが大きめのものも収納することができます。また、靴の収納がメインの土間収納をシューズクロークといい、靴の乱雑さのないスマートな玄関を作ることができます。

2-5.パントリー

 パントリーは、食品や調味料を収納するスペースが広く確保されている部屋のことです。キッチンが広くない場合でも、食材の収納スペースを確保できるため、料理好きな人に人気があります。

2-6.リビング階段

 リビング階段は、リビングに設けた階段のことを指します。

 リビングは家族が集まりやすいので、子どもが2階に上がる時に姿を確認できる上に、コミュニケーションも取ることができます。

 またリビング階段はインテリアとしておしゃれさを発揮する側面もあります。

2-7.ワークスペース

 ワークスペースは、仕事や勉強などをするスペースを設けた間取りのことで、在宅勤務やテレワークが増えた現代社会では、重要な要素の1つとなっています。快適に仕事や勉強ができるため、仕事や勉強に熱心な人に人気があります。

2-8.デッキ

 デッキは、屋外に面した広いテラスのことで、自然とのふれあいを求める人に人気があります。家族や友人とのバーベキューなど、アウトドアアクティビティを楽しむことができるため、快適な生活を送ることができます。

2-9.ガレージ

 ガレージは、車やバイクなどを収納するスペースを確保するための部屋のことです。自動車を所有している家庭には必須の間取りであり、また、趣味で車やバイクに興味がある人にも人気があります。

2-10.ランドリールーム

 ランドリールームは、洗濯機や乾燥機などを収納するスペースが広く確保されている部屋のことです。洗濯物をたくさん持って帰ってきた家族や、アウトドアアクティビティから帰ってきた時の洗濯物を効率的に処理することができるため、快適な生活を送ることができます。

3.まとめ

 注文住宅を建てる場合、間取りの選択が非常に重要になります。自分たちのライフスタイルに合わせた理想の家を手に入れるためには、どのような間取りがあるのか知っておくことが大切です。この記事では、家づくりプロの目線から、注文住宅で人気の間取り10選を紹介しました。これらの間取りを参考にして、自分たちに合った理想の家を実現してください。

 また、匠工房では滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「無料相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

注文住宅を建てるなら「平屋」がおすすめ?人気の平屋住宅のメリット・デメリットを徹底解説

By 家づくりコラム No Comments
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注文住宅を建てるなら「平屋」がおすすめ?人気の平屋住宅のメリット・デメリットを徹底解説

 こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

 本日は、人気の高まっている「平屋」について解説していきます。

 夢のマイホームを建てたい!という方にも平屋が気になっている方は多いのではないでしょうか?

 そんな平屋住宅のメリット・デメリットについて、新築・リフォーム合わせて10,000件以上の家づくりを担ってきたプロの視点から解説します。

 これから住宅を建てる方や、平屋住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1.平屋のメリット5選

 まずは、2階建や3階建ではなく「平屋」にするメリットについて紹介していきます。

1-1.自由度の高い間取り

 平屋住宅は、階段がないため、1階の面積を広く取りながら、自由度の高い間取りが実現できます。リビングやダイニング、キッチンなどの家事スペースを大きく設けることができるため、家族が集まりやすく、家事がしやすい環境を作ることができます。また、間取りの変更も比較的容易に行えるため、将来的に家族構成が変化しても、住まいを適切にアレンジできます。

1-2.室内の移動がスムーズ

 平屋住宅は、建物が一階建てであるため、室内の移動がスムーズです。階段がないため、高齢者や小さな子供が階段で怪我をする心配もなく安心して生活ができます。また、1階と2階の移動がないため、洗濯などの家事や、寝室までの移動など、室内の移動が少なく済むことにより、ストレスの少ない快適な生活を送ることができます。

1-3.家族とコミュニケーションを取りやすい

 平屋住宅は、ワンフロアにリビング・ダイニング、キッチン、書斎などが完結しているため、家族がお互いの気配を感じやすいです。
小さい子どもがいる子育て世帯にとっては、親の目が届くところで見守ることができ、階段から転落するなどの危険性もないため、安心して子育てをすることができます。

 また、子どもが成長して自分の部屋を持つようになっても、リビング中心の間取りにすることで自然と顔を合わせる機会も作れるはずです。

1-4. 安心して暮らせる耐震性

 耐震・制振の対策は必要なものの、平屋住宅は一般的な2階建以上の住宅に比べて、地震に強い構造を持っています。一階建てであるため、建物が地震の揺れによって倒れる心配が少なく、家族が安心して暮らすことができます。また、ビルやマンションなど建物が高いと地震による揺れを強く感じやすいですが、平屋住宅は建物が低いため、地震による揺れも少なく、有事の際にも安心できます。

1-5. 光熱費や維持費が低く抑えられる

 平屋住宅は、ワンフロアで生活するため、2階建の場合と比べ冷暖房などの光熱費のコストを低く抑えることができます。
また、老後を見据えたバリアフリー化のリフォームや、メンテナンスなどを行う際も、外壁や窓、階段や手すりなどの設備が少ないため、リフォームやメンテナンス費用が少なくて済むことがあります。

 以上が、平屋住宅の具体的なメリットについての解説でした。

2. 平屋のデメリット5選

 次に平屋のデメリットを5つ紹介します。平屋住宅には、以下のようなデメリットがあります。

2-1.広い土地が必要になる。結果、購入予算や固定資産税が高くなる

 平屋住宅は、床面積が広く、建物も低いため、広い敷地が必要になります。そのため、平屋を建てる上では、土地の購入費用が高くなる場合があります。また、面積が広い分、かかってくる固定資産税も高くなることがあります。その他にも、敷地内に広い庭を持つ場合などは、庭の手入れ費用がかかる点も念頭に入れておくと良いでしょう。

2-2.建築費用が高い

 平屋は、二階建に比べて、同じ延べ床面積で比べた際に建築費用が高くなる可能性があります。その理由は、床面積が大きくなることで「基礎」や「屋根」の部分の面積が大きくなり、工事のコストがかさむためです。工事の際に多くのコストがかかる屋根と基礎部分が二階建ての倍近く必要になるケースがあるため、その分費用もかさんでしまうのです。

 一方で、基礎部分が多いということは、建物の構造が安定していて耐震性に優れているということでもあります。そのため、平屋ではコの字型やロの字型といった、複雑な間取りも対応が可能なのです。耐震性などの安全性を担保しながら、オシャレで自由度が高い家づくりを叶えやすいのは平屋住宅のほうだといえるでしょう。

2-3.床上浸水などの危険性が高まる

 平屋住宅は、二階建て住宅に比べ、豪雨や河川の氾濫などによる床下、床上浸水のリスクが高くなります。

 床上浸水自体は、平屋に限らず2階建でも同様にリスクは伴いますが、平屋では、上階に逃げる垂直避難ができないため、逃げる場所の確保が難しいのが実情です。そのため、水害が起こる危険性のあるエリアでの建築は避ける必要があります。

平屋を建てる際には、できるだけ高所を選んだり、ハザードマップで浸水しないエリアかを確認するなど、事前にリスクヘッジを行いましょう。

2-4.プライバシーやセキュリティの配慮が必要

 平屋は、二階建に比べて、同じ延べ床面積で比べた際に建築費用が高くなる可能性があります。その理由は、床面積が大きくなることで「基礎」や「屋根」の部分の面積が大きくなり、工事のコストがかさむためです。工事の際に多くのコストがかかる屋根と基礎部分が二階建ての倍近く必要になるケースがあるため、その分費用もかさんでしまうのです。

 一方で、基礎部分が多いということは、建物の構造が安定していて耐震性に優れているということでもあります。そのため、平屋ではコの字型やロの字型といった、複雑な間取りも対応が可能なのです。耐震性などの安全性を担保しながら、オシャレで自由度が高い家づくりを叶えやすいのは平屋住宅のほうだといえるでしょう。

2-5.周辺環境によって日当たりや風通しが悪くなる

 平屋住宅は、建物が低いため、周辺環境によって日当たりや風通しが悪くなることがあります。例えば、周囲に高い建物や木々がある場合は、日当たりが悪くなり、風通しも悪くなります。

 そのため、夏場には室内が蒸し暑く、冬場には寒さがこもりやすいというデメリットもあります。また、風通しが悪いと、室内の空気が蒸れやすく、湿気がこもりやすくなるため、カビやダニなどの発生リスクが高くなることもあります。そのため、風通しを良くするための設計や、換気システムを検討することが重要です。 

4.まとめ

 今回は平屋住宅のメリット・デメリットを解説しました。平屋住宅は、広く自由な間取り、バリアフリーで使いやすい、明るく快適な生活、家事が楽になるなどのメリットがあります。また、耐震性や安全性も高いです。一方、土地の広さが必要だったり、建築費用がかさむなどのデメリットもあります。

 平屋住宅を建てる際には、デメリットを感じない設計にするためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「無料相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

失敗しない土地探しのコツ「優先順位の決め方」|失敗しない家づくり

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失敗しない土地探しのコツ「優先順位の決め方」|失敗しない家づくり

 こんにちは、匠工房です。今回は、土地選びについてお話ししたいと思います。匠工房には土地探しからお任せくださるお客様もたくさんお越しいただきます。「良い土地ないですか?」とお問い合わせくださるお客様もいらっしゃいます。

 それでは「良い土地」とはなんでしょう?駅から近いこと?広いこと?公園や小学校が近いことでしょうか?「良い土地」という基準は人によって様々です。私たちは、お客様ひとりひとりの「良い土地」の条件をヒアリングして、ご提案しています。しかし、希望の条件が100%叶う土地は、絶対にありません。絶対です。では、納得のできる土地を選ぶためにはどうすればいいのでしょうか?

  最も大切なことは「優先順位を決めること」です。住む場所(希望エリア)・土地の金額(価格)・土地の形や位置(地形)などが土地選びをする上に検討しておきたい項目です。これらの項目において、家族内で優先順位を決めておくことで土地探しをスムーズに行うことができます。

  ではどうやって優先順位を決めればいいのか、今回はそれについてお話していきます。

1. エリア

1-1.公共交通機関

 土地探しといえば「どこに住むか?」は非常に重要ですよね。場所を検討する上で考えていただきたいのは駅やバス停までの距離です。駅から歩いて行ける範囲がいいのか、バスに乗って駅まで行ける範囲で問題ないのかによって、土地探しのエリアが大きく異なります。

 例えば電車通勤や電車通学をする家族がいるなら、出来るだけ駅への利便性が高い方がいいでしょう。では、駅へは歩いて通いたいのか、自転車で10分ほどで着けばいいのか、などによってもエリアの範囲が変わってきます。歩いて10分圏内なら、エリアは狭くなるので土地候補は少なくなり、希少価値が高いので土地の価格も高くなります。

  高くても駅まで徒歩10分圏内は必須なのか、自転車で15分までなら許容範囲にして予算内に収まるよう探すのか、これだけで土地探しのハードルは違ってきます。まずは駅を利用するのか、するならどの範囲までなら通えるのか等を決めていきましょう。

1-2.近くにあってほしい施設

 公共交通機関の次に考えたいのは、お家のまわりにどういった施設が必要なのかです。例えばスーパーなどのお買い物施設。毎日お買い物に行くなら利便性が高い場所にあった方がいいでしょう。一方週に1回まとめてお買い物に行くなら車で行ける距離にスーパーがあれば十分かもしれません。滋賀県は車社会なので、車で10分くらいなら問題ない!という方も多いです。同じように、銀行や郵便局、お子様がいるなら小学校や中学校などはどのくらいの距離にあればいいのかを考えてみてください。

1-3.ハザードマップを確認する

 こちらは優先順位というより気になる土地を見つけたらチェックしていただきたい項目です。国土交通省が提供しているハザードマップポータルサイトでは、洪水や土砂災害など災害が起こったときのリスクをマップ化しています。

 地盤の状態や地震が起きたときのリスクを確認したいなら、ジオタス地盤サポートマップも活用してみましょう。

2. 価格

2-1.建物・土地どちらを重視するのか?

 注文住宅を建てるなら、土地と建物の費用のバランスが非常に重要です。土地にお金をかけると建物への予算が圧迫され、建物にお金をかけると土地へお金がかけられなくなります。土地に重点を置くのか、建物に重点を置くのかは非常に重要なポイントです。建てたい家が建てられる土地を探すのか、住みたい土地に建てられる家(建物屋さん)を探すのか、ご家族でどちらを優先するのかをしっかりと話し合ってみましょう。

  土地と建物の費用について詳しくはこちらをご覧ください

2-2.土地価格以外に必要な費用に注意

 土地によっては物件価格以外にも費用がかかることがあります。購入前にきちんと確認しておくようにしましょう。以下はかかる可能性がある費用の一部です。

 

 ・解体費用:上物付き土地として販売されている場合、建っている建物の解体が必要となります。解体費用が売主負担なのか買主負担なのかを確認しておくようにしましょう。


・フェンス代:分譲地など業者が整備した土地では建てたフェンス代は買主負担とするケースが多いです。分譲地の場合は号地によってフェンス代が異なりますので、予め確認しましょう。


・上下水などのインフラ整備費:土地によっては上下水道やガスなどの整備が完全でない土地もあります。これらの整備費も買主負担のケースが多いため、有無や金額を不動産屋さんに聞いておきましょう。


・開発許可の費用:土地によってはすぐに建物を建築することができないケースがあります。
特に市街化調整区域では制約が多いので、注意が必要です。

3. 地形

3-1.様々な土地の形

 土地はすべてキレイな長方形をしているわけではありません。変形地もあれば旗のような形をした旗竿地と呼ばれる形をしていることもあります。例えば旗竿地は道路に接している土地は2~4mほどの道のようになっており、奥へ進むとお家が建てられる広い空間が広がっています。旗竿地に車を複数台止める場合、必ず縦列駐車になります。車の入れ替えが日々必要になる可能性があるため、出勤や通学時間がバラバラな家族の場合、これが煩わしく感じるでしょう。ライフスタイルによって土地選びが左右されることがあるということです。(ちなみに旗竿地はその形のため価格が整形地より安いことが多いです。)

3-2.日当たり

 せっかくお家を建てるなら日当たりの良い明るいお家にしたいですよね。日当たりの良い土地といえば南向きや東向きが人気です。しかし、だからといって西向きや北向きが必ず悪いわけでもありません。お家の建て方を工夫すれば明るいお家にすることは可能です。

 また、土地の中では両面道路の土地や角地など道路との接し方が異なります。両面道路のある土地や角地は日当たり・開放感がありますが交通量の多いエリアですと車の騒音や事故の危険性も高まります。土地の見学の際には午前や午後、夜など異なる時間帯の状況を見ておくといいでしょう。

4. 希望の土地が見つからないときのポイント

 優先順位を決めて探しているのに希望の土地が見つからない…そんな方は優先順位をつけた項目をもう一度見直してみましょう。

  例えば、優先順位の1位が「駅近なエリア」であるとします。しかしそのエリア内に土地がありません。そういうときは探すエリアを
少し広げてみましょう。「駅から徒歩10分圏内」→「駅から自転車で10分圏内」といった感じです。

  今の希望条件でどうしても見つからない場合は、条件を少し緩めて視野を広げてみてください。見えていなかった土地を見つけることが
できるかもしれません。

 また、もう一つ大切なことがあります。冒頭でも言いましたが、土地探しにおいて100%希望通りの土地が見つかることは絶対にありません。
60%~70%の条件を満たした土地があれば、購入に是非踏み切っていただきたいです。そのための優先順位付けなのです。
誰からに取られたら嫌だなと少しでも感じた土地との縁を大切にしてください。

4.まとめ

・優先順位について考えていただきたい項目についてまとめました。項目が複数ありますが、いずれも重要なポイントです。1つ1つ家族と確認しながら、納得のいく土地を探しましょう!

住宅ローンが苦しくなったらどうしたらいい?|資金計画・住宅ローン

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住宅ローンが苦しくなったらどうしたらいい?|資金計画・住宅ローン

 こんにちは、匠工房です。今回は、住宅ローンの支払いが苦しくなってしまった場合、どうなるのかについてお話しします。あまり想像したくない事態ですが、誰しもに起こりうることです。どうすればいいのかを先に知っておくことで、慌てずに行動することができます。是非ご一読ください。

1. 住宅ローンが苦しくなる原因

1-1.借りすぎ

 住宅ローンは審査によって「借りられる額」を知ることができます。しかし、これはあくまで「借りられる額」であって「払っていける額」とは異なります。マイホームの打ち合わせで夢がどんどんとふくらみ、予算を超えた借入をした結果、生活を圧迫してしまうことにつながってしまいます。

1-2.病気やケガ・リストラなど

 病気やケガ、リストラなどで今まで通りの仕事ができなくなり、収入が減ってしまう可能性は誰にでも起こりうることです。

1-3.教育費や建物維持費などの出費が多かった

 お子様の習い事や進路などで、教育費の負担が大きくなってしまう可能性もあります。私立学校への入学などでも予定していた教育費と大きくかけ離れることも。

 また、マイホームは屋根や外壁をはじめ、住設備など建物維持費が10~20年ごとにかかります。前もってしっかりと貯金をしておかないと突然大きな出費が発生するかもしれません。

2. 住宅ローンが払えなくなったらどうなる?

2-1.一括での返済が求められる

 住宅ローンの支払いが苦しくなり、延滞ということになれば様々な問題が発生します。まず、住宅ローンを1~3カ月延滞すると(金融機関によります)、督促状が届きます。それを過ぎると住宅ローンを分割で返済する権利を失い、一括での支払いを求める書面が届きます。この時点で任意売却できるなら任意売却、難しい場合は競売となってしまいます。

 任意売却とは、債権者(金融機関)の了承のもと、一般市場にマイホームを売りに出すことをいいます。一般的には住宅ローンの残債分を全額支払わなければ抵当権は解除してもらえませんが、任意売却の場合は売却金額が住宅ローンの残債分に満たない場合であっても抵当権を解除してもらえるという合意によって売却可能なのです。

 一方で競売は法的・強制的に売却がなされます。任意売却では引き渡しの時期も多少希望が通りますが、競売では希望を通すことができません。

2-2.金融機関等からの信用を失う

 住宅ローンの延滞が重なると、個人信用情報に記録されてしまいキズとなってしまいます。ひどいときはブラックリストに載ってしまい、クレジットカードやその他ローンでの審査にも影響が出てしまいます。

3. やってはいけない行動は?

 住宅ローンが苦しいからといって絶対にやってはいけない行動もご紹介しましょう。

3-1.放置する

 住宅ローンが苦しいからと言ってそのまま放置し、返済をやめてしまうと延滞遅延金が発生したり優遇金利の適用がなくなり、最悪の場合マイホームが競売にかけられてしまいます。

3-2.消費者金融にお金を借りる

 住宅ローンに充てるお金がないからと言って、消費者金融にお金を借りるのはNGです。消費者金融は住宅ローンよりも金利が高いため、余計に支払いが厳しくなってしまいます。

4. 住宅ローンが苦しくなったら取るべき行動

4-1.金融機関に相談

 住宅ローンの支払いが厳しいと感じたら、延滞してしまう前に金融機関に相談しましょう。返済条件を見直してもらったり何らかの措置を講じてもらえるかもしれません。ただし、返済条件を見直すかわりに信用情報にキズがつくことにならないかどうかは確認しておくようにしましょう。

4-2.借り換え

 今借りている金融機関以外の金融機関に相談し、今より好条件で借り換えができないか検討してみましょう。借り換えには審査が必要です。また、抵当権の移動など登記簿謄本の変更や住宅ローンを借り換えするための初期費用も発生しますので、少なくない出費があることを覚えておいてください。

4-3.売却

 住宅ローンが苦しいと感じたら、延滞や任意売却、競売となる前に今より負担が減る家賃の賃貸に住み替えて、マイホームは売却するというのも1つの手です。ただし、一般的な売却ですと借入金額以上の金額でマイホームを売却する必要があります。築年数の浅いマイホームですと、市場価格より高い金額でしか販売できない可能性もあります。まずは不動産屋さんに相談し、査定額と住宅ローンの残債を確認してみましょう。

5. まとめ

・住宅ローンの支払いが苦しくなる可能性は誰にでもあります

・最悪の事態である競売となってしまう前に、金融機関や不動産屋さんに相談し最善の方法で行動するようにしましょう。

高気密・高断熱住宅のメリットとデメリット|失敗しない家づくり

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高気密・高断熱住宅のメリットとデメリット|失敗しない家づくり

 こんにちは!匠工房です。本日は近年特に注目されている「高気密」「高断熱」についてお話しします。高気密・高断熱のお家が何故重要であるのか、そしてそのような住宅で暮らすことにおいてのメリットについて解説していきます。

1. 高気密とは

 そもそも気密とはなんでしょうか?

 気密とは、外気から室内・室内から外気への空気や熱の漏出を防ぐために住宅などの内部空間を密閉することをいいます。

 つまり、気密性が高いということは内部空間が密閉されており熱や空気の出入りがないことを指します。住宅の壁や窓などの継ぎ目に隙間があると、空気や熱が出入りしてしまい、家の中のあたたかい空気や夏の冷たい空気が逃げてしまいます。そういった隙間をなくすことが気密性を高くすることにつながります。

2. 高断熱とは

 断熱とは、断熱材などを用いて熱を伝わりにくくすることをいいます。例えば夏の室内でクーラーを使っているとき、お家の壁が熱を伝えやすい状態になっていると外気の熱が家の中に侵入しクーラーの効き目を悪くしたり、冬のあたたかい空気が外壁を伝って外に漏れ出しお家の中が冷えてしまったりする状態は、断熱性がないといえます。

 高気密・高断熱の住宅を発泡スチロールの箱で例えてみましょう。発泡スチロールは熱を伝えにくい性質を持っています。発泡スチロールに保冷剤を入れて食材を入れておくとしばらくは食材の温度を保ってくれますよね。しかしその発泡スチロールに穴が開いてしまっていたらどうでしょうか?その穴から冷たい空気が漏れ出し、外気から熱が入ってきてしまいますので、食材は早く傷んでしまいます。

 この場合、発泡スチロールは断熱性、発泡スチロールの穴は気密性を指します。両方が備わって快適な住空間を実現できるというわけです。

3. 高気密・高断熱住宅のメリット

 それでは改めて高気密・高断熱住宅のメリットを見ていきましょう。

 

①光熱費を節約でき、省エネにつながる

 室内の温度を逃げにくく保つことができるため、冷暖房機の稼働を最小限に抑えることができます。光熱費を抑えることができ、結果的に省エネにもつながります。


②ヒートショックの予防

 特に寒い冬に起こりやすいヒートショック。ヒートショックとは、急な温度変化によって血圧の急上昇や急降下が起こることをいい、最悪の場合は死に至ります。

 例えば、あたたかなリビングから寒い廊下や脱衣所を移動し、さらに寒いお風呂から熱い湯舟に浸かった場合などに起こりやすくなります。大事なのは、廊下や脱衣所、お風呂をあたたかな空間にして、家中の温度差をなくすことなのです。

  高気密・高断熱にすることで、家中の温度差を小さくすることができます。これが、ヒートショック発生の予防につながるのです。


③防音性が高い

 お家の隙間がないということは、音も伝わりにくいといえます。家の中の生活音などが外に漏れにくいだけでなく、外の車などの騒音もお家の中に伝わりにくいです。音に関するストレスが軽減されるというのは、永く住む上で重要なポイントですよね。

4. 高気密・高断熱住宅のデメリット

 次に高気密・高断熱住宅のデメリットをご紹介します。

 

 ①コストがかかる

 高気密・高断熱の住宅を建てるためには、高グレードの断熱材や気密シートを使用しなければならず、施工にあたって手間もかかります。そのため、建築時のコストは高くなってしまいます。


②壁内結露が発生しやすい

 気密性が高いゆえに室内と外気の温度差で結露が発生してしまう恐れがあります。中でも壁内結露は厄介です。目に見えない壁の内部が結露し断熱材や壁の中が腐食してしまうのです。結露を防ぐためには、義務付けられている24時間換気を常に稼働させ、家の中の空気を動かすことが重要です。


③ハウスダストによる空気汚染

 空気が密閉されているということは家の中のハウスダストやアレルギー物質も家の中に留まり続けてしまうということになります。ハウスダストやアレルギー物質は人間の健康に被害を及ぼします。これを防ぐのも換気です。24時間換気を動かし続けることでハウスダストなどを家の外へ排出し、常にキレイな空気を家の中に取り入れることができます。

5.まとめ

・高気密・高断熱の住宅は快適な室内を実現するために重要です。

・一方で弊害も起こりうるため適切な換気を行なうなどの対策が必要であることも知っておいてください。

賃貸と持ち家、結局どっちが得?比較してみた!|マイホームの基礎知識

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賃貸と持ち家、結局どっちが得?比較してみた!|マイホームの基礎知識

 こんにちは、匠工房です。今回は持ち家か賃貸か、どちらがお得なのかを見ていきましょう。それぞれにメリットとデメリットがありますので、比較してどちらがいいのかを判断していただければと思います。

1. 持ち家のメリット

1-1.資産になる

 持ち家の最大のメリットと言えるのが「資産になる」という点です。住宅ローンを全額返済させることができれば、その後住居費がかかることはありません。将来的にお金が必要になったときに売却したり融資のための担保にしたりすることが可能です。

 また、住宅ローンの契約者が亡くなってしまった場合は団体信用生命保険による保険金で住宅ローンを完済することになります。家族に「衣・食・住」のうち「住」を残してあげることができるということです。

1-2.リフォームを自由にすることができる

 自身の名義のお家ですので、自由にお家をカスタマイズすることができます。内装を変えたり間取りをリノベーションで変更したりと、ライフスタイルに合わせたリフォームを施すことができます。また、お家が古くなってきたら建て替えを自由にすることができるのもポイントです。自分好みのお家を作り上げられる点が持ち家のメリットの1つです。

1-3.内装や住設備が賃貸よりグレードが高め

 賃貸は利益を出さなければならない面から、クロスや住設備は必要最低限のランクのものが使われていることが多いです。一方で持ち家なら間取りや住設備が自由に決められ、ランクアップしたものを選ぶこともできます。また、注文住宅はもちろん、建売であっても賃貸より性能の高い住設備が採用されていることが多いです。

2. 持ち家のデメリット

2-1.簡単に引っ越しができない

 持ち家は簡単に手放すことが難しいです。売りたいときでも簡単に売れる場合もあれば、年単位で時間がかかる場合もあります。土地や建物に不満があり、引っ越す場合でも住宅ローンがあれば返済は続けなければなりません。家賃と住宅ローンの二重支払いをしなければならないということです。ただし、もし急な引っ越しをせざるを得ない場合は賃貸に出して住宅ローンの支払い分を家賃でまかなうことができる可能性はあります。例えば、夫婦のどちらかの転勤が決まってしまった場合、賃貸に出すか単身赴任をしてもらうかの二択を迫られることになります。

2-2.メンテナンス費用がかかる

 持ち家では住宅ローンの支払いが毎月一定額発生します。しかし支払いが終われば住居費がかかることはありません。しかし、建物そのものの維持費は発生し続けます。例えば住設備の交換や外壁・屋根の修繕費などです。だいたい10年や20年ごとにメンテナンスが必要になる上、高額なメンテナンス費用がかかります。メンテナンスのための貯金をしっかりとしておくことが大切です。

2-3.税金がかかる

 自らが所有する土地や建物には税金がかかります。固定資産税や都市計画税という税金です。年に1度行政から請求が来る上に、土地建物を所有している限りは請求され続けるお金です。

3. 賃貸のメリット

3-1.フットワークの軽さ

 賃貸のメリットはフットワークの軽さです。契約や解約時期など契約上の制約はあるものの、引っ越したいタイミングに住み替えることができます。持ち家のように、引っ越したくても簡単に引っ越せないということがないので、引っ越しに対するハードルが低いので、家族が増えたり転勤することになったりしてもライフスタイルに合った賃貸に移り住むことが可能です。

3-2.住設備の故障などの負担は貸主

 賃貸住宅は、貸主の所有物のため住設備の経年劣化による故障などは貸主が負担してくれます。お家のことで困ったことがあれば、ひとまず貸主に相談し解決してくれることが多いです。持ち家のように急な出費がかからない点も助かりますね。ただし、重大な過失による住設備の故障や内装の汚れなどは負担しなければならないので、気を付けて住む必要があります。

3-3.税金もかからない

 賃貸は自身の所有物ではありませんので、当然固定資産税や都市計画税も支払う義務はありません。年に1度まとまったお金を払う必要がないのも、賃貸の大きなメリットですね。

4. 賃貸のデメリット

4-1.住み続ける限り家賃がかかる

 持ち家は住宅ローンを完済したら、固定資産税等の税金とメンテナンス費用以外お金を払うタイミングはありません。月々払っていた数万円や十数万円を老後支払う必要がないのです。しかし、賃貸はそうはいきません。どれだけ月々の賃料を払っても将来的に自分のものになることはありません。そこに住み続ける限り、毎月家賃が発生します。

4-2.内装や住設備を勝手に変えられない

 賃貸は持ち家のように自分の所有物になることはありませんので、内装や住設備を勝手に変えることはできません。流行りのDIYも許可されているところと許可されていないところがあるので、事前に確認しておく必要があります。万が一壁に穴を開けたりクロスを破ったりしてしまったときは、退去時に原状回復をしなければなりません。

4-3.家族向けの間取りの賃貸が少なく、高額

 賃貸はワンルームから3LDKくらいまでの広さのお部屋が多く、4人以上の家族にとっては手狭に感じるかもしれません。4LDK以上のお部屋はそもそも少なく、あっても家賃は高いので、かえって持ち家を住宅ローンで購入する方が安いパターンもあります。

4.まとめ

・家族が多い人や収入が安定している人、家という資産を持ちたい人には持ち家がオススメ

・転勤が多い人やライフスタイルに合った暮らしを都度都度していきたい人には賃貸がオススメ