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注文住宅のヌックで後悔しない!基本情報から活用アイデア、注意点までプロが解説

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注文住宅のヌックで後悔しない!基本情報から活用アイデア、注意点までプロが解説

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「ヌック」です。

注文住宅の計画中、Instagramや雑誌で見かける「ヌック」という空間に、「おしゃれで素敵だな」と心惹かれていませんか?こぢんまりとした特別な空間は、日々の暮らしを豊かにしてくれる魅力にあふれています。しかし同時に、「限られた予算とスペースの中で、本当にヌックは必要なんだろうか?」「作ってみたけど結局使わなかった、なんて後悔はしたくない」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、注文住宅におけるヌックの基本情報から、具体的な活用アイデア、そして後悔しないための注意点まで、家づくりのプロが徹底的に解説します。この記事を最後まで読めば、ヌックのメリット・デメリットを正しく理解し、ご自身のライフスタイルに本当に合っているのかを冷静に判断できるようになるはずです。

そもそも「ヌック」とは?意味や魅力をわかりやすく解説

「ヌック」という言葉を耳にしたことはあっても、正確な意味はよくわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。ヌック(Nook)とは、もともとスコットランド語の「neuk(ヌーク)」が語源で、「隅」や「奥まった場所」を意味します。

建築においては、部屋の隅や壁の一部をくぼませて作った、こぢんまりとした居心地の良い空間のことを指します。リビングの一角に設けられた小さなベンチスペースや、階段下の隠れ家のような空間をイメージすると分かりやすいでしょう。

近年、おうちで過ごす時間が増えたことで、家族とのつながりを感じつつも、ひとりで集中したりリラックスしたりできるパーソナルな空間の需要が高まりました。ヌックは、この「ちょうどいい距離感」を実現できるスペースとして、注文住宅を建てる方々から大きな注目を集めているのです。

注文住宅にヌックを作る3つのメリット【憧れの暮らしを実現】

ヌックを設けることで、ただスペースが増えるだけでなく、暮らしそのものが豊かになるメリットがあります。ここでは、ヌックがもたらす主な3つの魅力をご紹介します。多くの人が憧れる理由を、ご自身の理想の暮らしと重ね合わせてみてください。

① 家族とつながる「ちょうどいい距離感」の空間が生まれる

ヌック最大の魅力は、完全な個室とは違う「ゆるやかに区切られたプライベート空間」が生まれることです。例えば、リビングの一角にヌックがあれば、子どもたちが遊んでいる気配を感じながら、親は読書や趣味に没頭できます。

家族と同じ空間にいながらも、それぞれが思い思いの時間を過ごせる。この「つかず離れず」の絶妙な距離感が、家族間のコミュニケーションを円滑にし、日々の暮らしに心のゆとりをもたらしてくれるのです。

② デッドスペースが特別な場所に変わる

注文住宅で意外と生まれてしまうのが、階段下や廊下の突き当りといった「デッドスペース」です。これらの活用しにくい場所も、ヌックとして計画することで、価値ある特別な空間に生まれ変わらせることができます。

限られた床面積を最大限に有効活用できるのは、注文住宅ならではの大きなメリットです。収納にするには中途半端なスペースも、ヌックなら家族のお気に入りの場所になるかもしれません。

③ キッズスペースや書斎など多目的に活用できる

ヌックは特定の用途に縛られず、多目的に使える柔軟性の高さも魅力です。

<子どもの成長に合わせて>
・お昼寝スペース
・絵本を読むキッズコーナー
・宿題をするスタディスペース

<大人のための空間として>
・リモートワーク用の書斎
・趣味を楽しむホビースペース
・来客時のベンチ

<その他>
・ペットのお気に入りの居場所

このように、ライフステージの変化に合わせて使い方を変えていけるため、長く無駄なく活用し続けることができます。

後悔しないために知っておきたいヌックのデメリットと注意点

魅力あふれるヌックですが、計画なしに作ってしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔につながる可能性もあります。ここでは、事前に知っておくべきデメリットと、その対策を合わせて解説します。憧れだけで進めるのではなく、現実的な視点を持つことが成功の鍵です。

注意点①:「物置化」してしまい、結局使わなくなる

ヌックの失敗談で最も多いのが、「いつの間にか荷物置き場になってしまった」というケースです。この原因のほとんどは、計画段階で「何のために使うのか」という目的が曖昧だったことにあります。

<対策>
計画段階で「誰が」「いつ」「何をするため」に使うのか、具体的な利用シーンを家族で話し合いましょう。「夫が寝る前に30分読書をする場所」「子どもが帰宅後におやつを食べる場所」など、目的が明確であれば、自然と使う習慣がつき、物置化を防ぐことができます。

注意点②:温熱環境や採光が悪く、居心地の悪い空間になる

「おこもり感」を追求するあまり、奥まった場所に作ると、空調が効きにくく「夏は暑く、冬は寒い」空間になってしまうことがあります。また、窓がないと昼間でも薄暗く、せっかく作っても居心地が悪くて使われない、ということにもなりかねません。

<対策>
⚫︎温熱環境
小型エアコンの設置や、家全体の空気が循環するような換気計画を設計士に相談しましょう。断熱性能の高い窓や壁材を選ぶことも重要です。

⚫︎採光
小さなFIX窓(開閉できない窓)を設けたり、リビングからの光が届くように配置を工夫したりしましょう。温かみのあるダウンライトや間接照明を計画することも効果的です。

注意点③:居住スペースを圧迫し、コストがかかる

ヌックは建築基準法上の「床面積」に含まれます。そのため、ヌックを設ける分、リビングや収納などの他のスペースが狭くなる可能性があることを理解しておく必要があります。また、ベンチや棚を造作したり、内装にこだわったりすると、その分追加で費用が発生します。

<対策>
⚫︎スペース
階段下などのデッドスペースを活用すれば、居住スペースへの影響を最小限に抑えられます。家全体の間取りの中で、ヌックの優先順位を家族でしっかり話し合いましょう。

⚫︎コスト
予算が限られている場合は、造作にこだわらず、お気に入りの置き家具(一人掛けソファや小さなデスクなど)でヌックのような空間を作るのも一つの方法です。

【場所別】注文住宅ヌックの活用アイデア大全

デメリットと対策を理解した上で、次は「我が家なら、どこにどんなヌックを作ろう?」と具体的なイメージを膨らませていきましょう。ここでは、人気の設置場所別に、ヌックの活用アイデアと設計のポイントをご紹介します。

リビング:家族の気配を感じるコミュニケーションの場

家族が最も多くの時間を過ごすリビングは、ヌックを設ける場所として一番人気があります。リビングの一角に小上がりを設けたり、床や壁の素材を変えたりするだけで、空間にメリハリが生まれ、特別なコーナーを演出できます。ソファとは別にくつろげる場所があることで、家族が自然と集まり、思い思いの時間を過ごすコミュニケーションの場となるでしょう。

階段下:わくわくする「おこもり」空間

デッドスペースになりがちな階段下は、ヌックを作るのに最適な場所の一つです。あえて低くなった天井が、まるで「秘密基地」のようなワクワク感と心地よい「おこもり感」を生み出します。子どもにとっては絶好の遊び場になり、小さな書斎やペットの落ち着ける居場所としてもぴったりです。計画する際は、圧迫感を感じない程度の天井高を確保し、照明で明るさを補う工夫が大切です。

窓際:光と景色を楽しむ特等席(ウィンドウヌック)

窓辺にベンチを造作する「ウィンドウヌック」は、まるでカフェのようなおしゃれな空間です。窓から差し込む自然光を浴びながら読書をしたり、庭の緑を眺めながらコーヒーを飲んだりと、日々の暮らしに豊かな時間をもたらしてくれます。ベンチの下を収納スペースにすれば、機能性もアップします。快適に過ごすためには、断熱性の高い窓を選び、夏場の強い日差しを遮るブラインドやカーテンを合わせて計画すると良いでしょう。

キッチン横:家事の合間のカフェスペース

キッチンやダイニングの近くにヌックを設けると、家事動線の中に便利な休憩スペースが生まれます。

・料理の合間にレシピをチェックする
・子どもの宿題を見守りながら作業をする
・ちょっと一息つきたい時のカフェコーナー

など、多用途に活躍します。ダイニングテーブルとは別に、気軽に腰掛けられる場所があることで、日々の家事がぐっと楽になります。

Q&Aで解決!ヌックに関するよくある質問

ここでは、ヌックを検討する際によくいただく質問にお答えします。より具体的な疑問を解消して、計画の参考にしてください。

Q1. ヌックの広さはどれくらいがおすすめ?

A. 一般的に2〜3畳(畳2枚分程度)がおすすめです。 広すぎるとヌック特有の「おこもり感」が薄れてしまい、ただのフリースペースになってしまう可能性があります。一方で、狭すぎても窮屈でリラックスできません。寝転がってくつろぎたいのか、座って作業をしたいのかなど、主な使い方を想定して、心地よいと感じる「こぢんまり感」を大切に広さを決めましょう。

Q2. 費用はどれくらいかかりますか?

A. 費用は広さや仕様によって大きく変動するため一概には言えませんが、ベンチなどを造作する場合、数十万円程度の追加費用がかかるのが一般的です。

<費用が変動する要因>
・広さ(床面積)
・使用する床材や壁材
・造作する家具(ベンチ、カウンター、棚など)の有無
・照明やコンセントの追加工事

予算を抑えたい場合は、壁のくぼみだけを作ってもらい、そこに市販の一人掛けソファや小さなデスクを置くという方法もあります。まずは設計士に希望を伝え、予算内でどのようなプランが可能か相談してみましょう。

まとめ:理想のヌックで後悔しない家づくりを

この記事では、注文住宅におけるヌックの基本からメリット・デメリット、そして具体的な活用アイデアまで詳しく解説しました。ヌックは、ただのおしゃれな空間ではありません。綿密な計画に基づいて作れば、家族のコミュニケーションを育み、日々の暮らしに潤いを与えてくれる、かけがえのない場所になります。大切なのは、憧れだけで作るのではなく、

・目的を明確にすること
・デメリットと対策をしっかり理解すること
・自分たちのライフスタイルに合った場所と形を選ぶこと

の3点です。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<薪火に憩う土間リビングの家>>

✔️エリア:滋賀県犬上郡
✔️家族構成:ご夫婦+お子様
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2025年1月上旬~2025年6月上旬 約5ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】354.93㎡ /【建築面積】91.09㎡(建蔽率25.67% 許容70%)
    【延床面積】170.58㎡(容積率48.07% 許容200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO【厨房機器】Panasonic【照明】Panasonic

実例の詳細はこちら!

薪ストーブを取り入れた広い土間は、引き戸を開放するとリビングにつながる設計に。内装は木の温もりを感じられる雰囲気にデザインに仕上げました。冬には家族で炎を囲んで過ごせる時間が楽しみだそう。

お子さまが家の中でも思い切り遊べるようにアスレチックネットを設置。薪ストーブのある土間の真上の吹き抜け部分に設置したので、冬でも温かいのが◎。リビングにいても、子供の遊ぶ声や楽しそうな様子を感じられるのが嬉しいポイント。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

「住」のお悩みにワンストップで対応

新築・不動産仲介・リフォームの「三位一体体制」

新築、不動産仲介、リフォームの「三位一体体制」で、リフォーム会社として21年の実績を持ち、滋賀県リフォーム売上ランキングでNo.1をいただきました。土地のご紹介から住宅ローンの提案、資金計画の策定、修理・修繕、リフォームまで、住まいに関するさまざまな悩みに寄り添いサポートしています。お客様の「住まいコンシェルジュ」として、建築前から建築後までトータルにサポートします。

 

滋賀県全域に9店舗。迅速なアフター対応で不安にさせません

滋賀県全域に9店舗展開し、迅速なアフター対応で不安を取り除きます。施工エリアは県内全域で、各店舗から建築現場まで1~1.5時間で到着可能。定期点検やSOSにもスピーディーに対応し、施工管理の実績を持つスタッフが対応します。リフォームのプロフェッショナルが増改築の相談にも乗り、一生涯のパートナーとしてお付き合いしています。

 

Googleクチコミ評価★4.6以上!お客様満足度に自信があります

Googleクチコミ評価は★4.6以上で、お客様満足度に自信を持っています。お客様とその家族を幸せにすることを願い、正直かつ健全な組織づくりと情熱的な接客に全スタッフが取り組んでいます。建築業界・不動産業界をサービス業として進化させ、お客様との末長いお付き合いを目指しています。

性能もデザインもコストも。「あなたに、ぴったりな家」

1万件以上のリフォーム実績を活かしたロングライフ住宅

匠工房は1万件以上のリフォーム実績を誇り、家族の幸せを重視したロングライフ住宅を提供しています。性能とデザインに妥協せず、建築時から暮らし始めてからのコストパフォーマンスに優れた家を提供し、累計13000件のリフォーム案件の経験を活かして将来の不具合や劣化に備えたプランを提供しています。リフォーム会社としてのノウハウを生かし、トラブルや余計な出費の少ない安心な生活を実現し、一生モノの家を提案しています

 

予算・重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップ

予算や重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップを用意しており、「フルオーダー住宅/オーダーメイド」は素材にこだわった自由なデザイン住宅、「タクミセレクト」は高性能なコンセプト住宅として提供されています。土地探しから資金計画までサポートし、お客様にぴったりな家を一緒に考えます。

 

リフォームのノウハウを詰め込んだ強い家「タクミセレクト」

特に「タクミセレクト」はリフォームのノウハウを凝縮し、高い住宅性能を標準仕様として提供。初回打合せから着工まで最短6週間で土地ありのお客様、最短10週間で土地なしのお客様にもスピーディーな対応が可能で、コストダウンも実現しています

心が通うおもてなし接客でお届けする「感動」

お客様以上にお客様を想う心から生まれた「おもてなし接客」

匠工房は「おもてなし接客」を大切にし、家を売るのではなくお客様を幸せにすることを使命としています。ハウスエージェントやおもてなしスタッフがお客様に伴走し、「感動できる家づくり」を提供します。資金計画や土地探しに至るまで、お客様の希望や将来設計に基づき、無理なく支払える予算を提案します。また、近隣調査報告書を提供し、検討中の土地に関する判断材料を提供します。

 

おもてなし保育士が責任を持って大切なお子様をお預かりします

特に小さなお子様がいるお客様には、有資格のおもてなし保育士が専用託児室でお子様をお預かりし、お客様が打ち合わせやモデルハウス見学に集中できるようサポートします。安全管理に気を配り、託児中の様子を写真つきの「託児記録」でお伝えし、お子様に楽しいひとときを提供します

お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

注文住宅で後悔しない!自然素材の【種類・選び方・デザイン】完全ガイド

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注文住宅で後悔しない!自然素材の【種類・選び方・デザイン】完全ガイド

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「自然素材」です。

「子供のアレルギーが心配だから、できるだけ健康的な家を建てたい」
「木の温もりや自然の素材感に囲まれて、心からリラックスできる暮らしがしたい」

注文住宅を考え始めた方の多くが、一度は「自然素材の家」に憧れを抱くのではないでしょうか。しかし、同時に「どんな種類があるの?」「メンテナンスが大変そう」「費用は高いのでは?」といった漠然とした不安を感じることも少なくありません。

この記事では、そんなあなたのための「自然素材の家」完全ガイドです。素材の基本的な種類から、それぞれのメリット・デメリット、後悔しないための選び方のステップ、さらにはおしゃれなデザインアイデアまで、家づくりに必要な情報を網羅的に解説します。この記事を読み終える頃には、自然素材に関する不安が解消され、あなたとご家族にとって最高の家を建てるための、具体的で確かな知識が身についているはずです。

なぜ今、注文住宅で「自然素材の家」が選ばれるのか?

近年、注文住宅で「自然素材の家」を選ぶ方が増えています。それは単なる流行りやイメージだけではありません。健康への意識の高まりや、画一的ではない「自分たちらしい暮らし」を求める価値観の変化が背景にあります。

化学物質を極力使わず、木の香りや塗り壁の質感に癒される空間は、日々のストレスを和らげ、心身ともに健やかな暮らしをもたらしてくれます。自然素材の家は、これからの時代に求められる、豊かでサステナブルな暮らしを実現するための、とても合理的で賢い選択肢なのです。

【種類別に徹底比較】注文住宅で人気の自然素材パーフェクト一覧

「自然素材」と一言でいっても、その種類はさまざまです。ここでは、注文住宅で特に人気の高い自然素材を「木の素材」「壁の素材」「その他の素材」の3つのカテゴリに分けて、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。ご自身の理想のイメージに合う素材がきっと見つかります。

<木の素材> 温もりと香りに癒される「無垢材」

自然素材の代表格といえば、やはり「無垢材」でしょう。一本の木から切り出したそのままの板材で、フローリングや柱、梁、建具などに使われます。集成材とは異なり、接着剤をほとんど使わないため、木の本来の香りや調湿性を存分に感じられるのが魅力です。

◆杉・檜・パイン・オーク|代表的な木材の特徴・価格・選び方◆

無垢材には様々な樹種があり、それぞれに個性があります。代表的な4つの木材の特徴を知り、適材適所で使い分けましょう。

⚫︎杉(すぎ)
国産材として最もなじみ深い木材の一つです。足触りが柔らかく温かみがあり、調湿性に優れています。独特の木目と香りがリラックス効果をもたらします。比較的安価ですが傷がつきやすいため、寝室や子供部屋などにおすすめです。価格は1平方メートルあたり3,000円から8,000円が目安です。

⚫︎檜(ひのき)
美しい光沢と特有の芳香を持つ高級木材です。耐久性・耐水性が高く、古くから寺社仏閣にも使われてきました。防虫・防菌効果も期待できるため、土台や柱といった構造材のほか、湿気の多い脱衣所や浴室の壁・床にも適しています。価格は1平方メートルあたり5,000円から12,000円ほどです。

⚫︎パイン(松)
明るい色味と大きな節が特徴で、カントリー調や北欧ナチュラルのインテリアによく合います。比較的柔らかく加工しやすいため、家具にも多く使われます。経年変化で美しい飴色に変わっていくのも楽しめます。価格は1平方メートルあたり4,000円から9,000円程度が相場です。

⚫︎オーク(ナラ)
硬く重厚で、耐久性に非常に優れた木材です。美しい木目が特徴で、高級感のある空間を演出します。傷がつきにくいため、人が多く歩くリビングの床材に最適です。価格は1平方メートルあたり7,000円から15,000円が目安となります。

<壁の素材> 空気をきれいにする「塗り壁」

一般的な住宅で使われるビニールクロスとは異なり、職人が手作業で仕上げる「塗り壁」は、独特の風合いと質感が魅力です。また、多くの塗り壁材は「呼吸する壁」とも呼ばれ、室内の湿度を快適に保つ調湿効果や、生活臭を吸着・分解する消臭効果が期待できます。

◆日本の伝統「漆喰(しっくい)」の特徴・価格・メンテナンス◆

漆喰は、消石灰を主原料とする日本の伝統的な塗り壁材です。つるりとした滑らかな仕上がりが特徴で、上品で清潔感のある空間を演出します。

特徴:不燃性で火に強く、強アルカリ性のためカビや細菌の発生を抑制します。また、年月をかけて空気中の二酸化炭素と結合し、徐々に硬化していくため耐久性にも優れています。

価格:施工費込みで1平方メートルあたり5,000円から11,000円程度が目安です。

メンテナンス:軽い汚れは消しゴムやメラミンスポンジで落とせます。ひび割れが起きた場合は、専用の補修材で比較的簡単に補修が可能です。

◆高い調湿・消臭効果「珪藻土(けいそうど)」の特徴・価格・メンテナンス◆

珪藻土は、植物性プランクトンの化石を原料とする塗り壁材です。表面に無数の微細な孔(あな)があり、これが優れた調湿・消臭効果の秘密です。

特徴:特に湿気を吸い込む力が高く、結露の防止に効果を発揮します。また、ペットやタバコの臭いを吸着する効果も期待できます。漆喰に比べてザラっとした、温かみのあるマットな質感に仕上がります。

価格:施工費込みで1平方メートルあたり4,000円から9,000円程度が相場です。

メンテナンス:ホコリははたきで落とします。手垢などの汚れは消しゴムで軽くこすりましょう。水を吸収しやすいため、水拭きはシミの原因になるので避けるのが基本です。

<床・その他の素材> 個性を演出する注目の自然素材

床材や壁材以外にも、家づくりに取り入れたい魅力的な自然素材はたくさんあります。ここでは、デザイン性や機能性で注目されている素材を2つご紹介します。これらを取り入れることで、より個性的で快適な住まいを実現できるでしょう。

◆環境先進国生まれの床材「天然リノリウム」◆

天然リノリウムは、亜麻仁油や松樹脂、コルク、木粉といった天然の原料から作られる床材です。ヨーロッパでは古くから病院や学校などで使われてきました。

特徴:亜麻仁油が持つ天然の抗菌作用があり、衛生的です。耐久性や難燃性にも優れ、カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。施工直後は原料由来の特有の匂いがすることがありますが、時間とともに薄れていきます。

価格:1平方メートルあたり7,000円から15,000円が目安です。

◆空間を柔らかく彩る「和紙クロス」◆

和紙を原料とした壁紙(クロス)も、空間に温かみと上質さをもたらす自然素材です。ビニールクロスにはない独特の風合いと、光を柔らかく拡散する効果が特徴です。

特徴:通気性や調湿性に優れており、日本の気候に適した素材です。手漉き和紙ならではの優しい質感が、心を落ち着かせるリラックス空間を演出します。寝室や書斎、和室などでの使用がおすすめです。ただし、水に弱く、破れやすい側面もあります。

価格:1平方メートルあたり3,000円から7,000円程度が相場です。

後悔しない自然素材の選び方|プロが教える3つのステップ

たくさんの種類の自然素材を知ると、「どれを選べばいいかわからない」と迷ってしまうかもしれません。ここからは、情報に振り回されずに、あなたとご家族に本当に合った素材を選ぶための、シンプルな3つのステップをご紹介します。この手順で考えれば、きっと納得のいく選択ができます。

STEP1:理想の暮らしを明確に!価値観の優先順位を整理しよう

まずは、新しい家でどんな暮らしを送りたいか、家族で話し合ってみましょう。家づくりで何を一番大切にしたいのか、価値観の優先順位をはっきりさせることが、素材選びのブレない軸になります。

✔️健康・安全性:子供のアレルギー対策が最優先?化学物質は極力避けたい?
✔️デザイン・雰囲気:木の温もりを感じたい?モダンでシャープな空間が好き?
✔️快適性・機能性:夏涼しく冬暖かい家がいい?ジメジメしない空間が理想?
✔️コスト:初期費用はできるだけ抑えたい?長期的な視点で考えたい?
✔️メンテナンス:手入れはできるだけ楽な方がいい?自分で手入れして家に愛着を深めたい?

これらの項目に優先順位をつけることで、選ぶべき素材の方向性が見えてきます。

STEP2:どこに何を使う?場所ごとに最適な素材を考える

家全体をすべて同じ素材で統一する必要はありません。むしろ、部屋の用途や過ごし方に合わせて「適材適所」で素材を使い分けるのが、賢い選び方です。

⚫︎リビング
家族が集まる場所だから、足触りの良い杉やパインの無垢床に。壁は消臭効果のある珪藻土で空気をきれいに。

⚫︎寝室
リラックスしたい空間なので、調湿性の高い珪藻土や漆喰の壁に。床は温かみのある無垢材がおすすめです。

⚫︎子供部屋
傷がつくことを前提に、柔らかく修復しやすい杉やパインの床を選ぶ。汚れても手入れしやすい漆喰の壁も良いでしょう。

⚫︎水回り(キッチン・洗面所)
水に強く耐久性のある檜やオークの床材、防カビ効果のある漆喰の壁などが適しています。

このように、場所ごとに最適な素材をパズルのように組み合わせていくことで、デザイン性と機能性を両立した家づくりができます。

STEP3:予算とメンテナンスの手間を天秤にかける

理想の素材が見つかったら、最後に現実的な予算と、将来のメンテナンスの手間を考慮して最終決定します。憧れの素材も、予算を大幅にオーバーしたり、ライフスタイルに合わないメンテナンスが必要だったりすると、後悔の原因になりかねません。

例えば、無垢材の床に憧れるけれど、定期的なオイル塗装が面倒に感じるなら、傷や汚れに強いUVコーティングが施された製品を選ぶという選択肢もあります。初期費用は高くても、耐久性が高くメンテナンスフリーに近い素材を選ぶことで、長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えられる場合もあります。理想と現実のバランスをうまく取ることが、満足度の高い家づくりの秘訣です。

自然素材で叶える!おしゃれな注文住宅デザインアイデア6選

自然素材は、組み合わせ方次第でさまざまなデザインスタイルを実現できます。ここでは、人気のデザインスタイルを6つ厳選し、それぞれの空間づくりのポイントを具体的なアイデアとともにご紹介します。あなたの理想のイメージを見つけるヒントにしてください。

和モダン:杉の床と漆喰壁でつくる凛とした空間

日本の伝統的な美しさと現代的なシンプルさを融合させたスタイルです。床には木目が美しい杉の無垢材や、い草の香りが心地よい畳を。壁は滑らかな漆喰で仕上げ、アクセントに和紙クロスを取り入れると、空間に奥行きが生まれます。家具は背の低いローテーブルや座椅子を選び、照明には和紙を使ったペンダントライトや間接照明を用いることで、落ち着きと品格のある、凛とした空間が完成します。

北欧ナチュラル:パイン材と白い壁が織りなす明るい空間

シンプルで機能的、そして温かみのある北欧スタイルは、自然素材との相性が抜群です。床にはパイン材やオーク材など明るい色の無垢材を使い、壁は白い漆喰や珪藻土でシンプルに仕上げましょう。大きな窓から光を取り込み、コットンやリネンなど自然素材のファブリックを使ったソファを置きます。アクセントに北欧デザインの名作照明を吊るせば、明るく開放的で、家族が自然と集まる居心地の良い空間になります。

カントリー:古材やパッチワークで温かみをプラス

どこか懐かしく、温かい家庭的な雰囲気が魅力のカントリースタイル。床には節のあるパイン材などを使い、壁は珪藻土の塗り壁や木製のパネルを組み合わせます。少し使い込んだような風合いの古材を梁に見せたり、パッチワークのソファやアンティーク調の小物を飾ったりするのも素敵です。自然素材の経年変化を楽しみながら、家族の歴史とともに味わいを深めていく暮らしが実現できます。

インダストリアル:無垢材とアイアンの無骨さが魅力

工場や倉庫のような、無骨でクールな雰囲気が特徴のインダストリアルスタイル。床には木目が力強いオーク材などの硬質な無垢材を使い、壁はコンクリート打ち放しやレンガなど、あえて無機質な素材を組み合わせます。アイアンの脚を持つテーブルやヴィンテージ感のあるレザーソファ、配管をむき出しにした照明など、異素材を大胆にミックスすることで、個性的で洗練された空間が生まれます。

ミニマル:素材感を活かしたシンプルで上質な空間

余計な装飾をそぎ落とし、素材そのものの美しさや質の高さを追求するミニマルスタイル。床にはメープルなど木目が控えめで明るい無垢材を、壁には真っ白な漆喰やニュアンスのあるグレーの珪藻土などを選び、上質な素材感で空間を構成します。家具はデザイン性の高いシンプルなものを厳選し、照明はダウンライトや間接照明を効果的に使って、静かで豊かな時間が流れる、ホテルのような空間を演出します。

エコハウス:環境にも家族にも優しいサステナブルな住まい

デザイン性だけでなく、住宅性能にもこだわりたい方におすすめなのがエコハウスです。地元の木材(県産材)や、断熱材に新聞紙をリサイクルしたセルロースファイバー、羊毛などを使うことで、環境負荷を低減します。さらに、太陽光発電システムや高性能なトリプルガラスサッシなどを組み合わせることで、エネルギー消費を抑えながら、夏は涼しく冬は暖かい、健康的で快適な暮らしを実現できます。

自然素材の家づくりでありがちな失敗と後悔しないための注意点

憧れの自然素材の家。しかし、その特性をよく理解せずに建ててしまうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔につながることもあります。ここでは、先輩たちの失敗談から学び、満足のいく家づくりを実現するための大切な注意点を解説します。

「思ったのと違う…」素材の色ムラや反り・ひび割れへの心構え

自然素材は、工業製品のように均一ではありません。無垢材には一枚一枚異なる木目や色ムラがあり、それこそが魅力です。また、湿度の変化によって多少の反りや隙間、塗り壁には細かなひび割れ(ヘアークラック)が生じることもあります。

これを「欠陥」と捉えるのではなく、呼吸し、生きている素材ならではの「個性」や「味わい」として受け入れる心構えが大切です。施工前に大きなサンプルを取り寄せ、色味や質感を確認したり、こうした変化が起こりうることを事前に工務店からしっかり説明してもらったりすることで、完成後のギャップを防ぐことができます。

「手入れが大変…」は誤解?メンテナンスとの上手な付き合い方

「自然素材はメンテナンスが大変そう」というイメージがあるかもしれません。確かに、何もしなくていいわけではありませんが、必要以上に怖がることはありません。むしろ、メンテナンスは「面倒な作業」ではなく、「家に愛着を深め、育てる楽しみ」と捉えることもできます。

例えば、無垢材の床のオイル塗装は、家族のイベントとして楽しみながらDIYで行うこともできます。漆喰の壁についた小さな傷や汚れも、専用の補修材を使えば自分で簡単に手直しが可能です。適切なメンテナンス方法を知り、暮らしの一部として上手に付き合っていくことが、自然素材の美しさを長く保つ秘訣です。

初期費用だけでなくランニングコストまで含めた資金計画を

自然素材の家は、一般的な建材を使った家に比べて初期費用が高くなる傾向があります。しかし、長い目で見ると必ずしも「高い買い物」とは限りません。

例えば、断熱性の高い無垢材や調湿効果のある塗り壁は、冷暖房の効率を高め、年間の光熱費を削減してくれる効果が期待できます。また、耐久性の高い素材を選べば、ビニールクロスのように10年~15年で張り替える必要がなく、メンテナンス費用を抑えることにも繋がります。家づくりにかかる費用は、目先の初期費用だけでなく、住んでからの光熱費やメンテナンス費まで含めた「ライフサイクルコスト」で考える視点が重要です。

まとめ:自然素材を正しく理解して、世界に一つの理想の家を建てよう

今回は、注文住宅で人気の自然素材について、種類から選び方、デザインアイデア、そして後悔しないための注意点まで、幅広く解説しました。自然素材の家は、ただ「おしゃれ」「健康的」というだけでなく、私たちの暮らしを本質的に豊かにしてくれる多くの魅力を持っています。大切なのは、一つ一つの素材が持つメリットとデメリットを正しく理解し、ご自身の価値観やライフスタイルに合ったものを見極めることです。そして、その想いを形にしてくれる、信頼できるパートナー(工務店・ハウスメーカー)と出会うこと。この2つが揃えば、きっとあなたとご家族にとって、愛着を持って長く住み続けられる、世界に一つの理想の家が実現できるはずです。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<共働き夫婦の子育てを支える、ゆとり設計の家>>

✔️エリア:滋賀県大津市
✔️家族構成:ご夫婦+お子様
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2025年3月上旬~2025年8月上旬 約5ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】133.07㎡ /【建築面積】 56.31㎡(建蔽率50.7% 許容60%)
    【延床面積】110.96㎡(容積率83.38% 許容200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO【厨房機器】クリナップ【照明】Panasonic

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匠工房ってどんな会社?

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匠工房は1万件以上のリフォーム実績を誇り、家族の幸せを重視したロングライフ住宅を提供しています。性能とデザインに妥協せず、建築時から暮らし始めてからのコストパフォーマンスに優れた家を提供し、累計13000件のリフォーム案件の経験を活かして将来の不具合や劣化に備えたプランを提供しています。リフォーム会社としてのノウハウを生かし、トラブルや余計な出費の少ない安心な生活を実現し、一生モノの家を提案しています

 

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予算や重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップを用意しており、「フルオーダー住宅/オーダーメイド」は素材にこだわった自由なデザイン住宅、「タクミセレクト」は高性能なコンセプト住宅として提供されています。土地探しから資金計画までサポートし、お客様にぴったりな家を一緒に考えます。

 

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特に「タクミセレクト」はリフォームのノウハウを凝縮し、高い住宅性能を標準仕様として提供。初回打合せから着工まで最短6週間で土地ありのお客様、最短10週間で土地なしのお客様にもスピーディーな対応が可能で、コストダウンも実現しています

心が通うおもてなし接客でお届けする「感動」

お客様以上にお客様を想う心から生まれた「おもてなし接客」

匠工房は「おもてなし接客」を大切にし、家を売るのではなくお客様を幸せにすることを使命としています。ハウスエージェントやおもてなしスタッフがお客様に伴走し、「感動できる家づくり」を提供します。資金計画や土地探しに至るまで、お客様の希望や将来設計に基づき、無理なく支払える予算を提案します。また、近隣調査報告書を提供し、検討中の土地に関する判断材料を提供します。

 

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お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

注文住宅で叶える自然素材の家|後悔しないためのメリット・デメリットと費用を徹底解説

By 家づくりコラム No Comments
スタッフブログ

注文住宅で叶える自然素材の家|後悔しないためのメリット・デメリットと費用を徹底解説

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「自然素材」です。

「自然素材の家っておしゃれで健康にも良さそうだな」と、注文住宅を考え始めた方の多くが一度は憧れを抱きます。木の香りに包まれ、家族が安心して深呼吸できる暮らしは、何にも代えがたい魅力があります。しかし同時に、「費用が高くなるのでは?」「傷や汚れがつきやすくて、後々のメンテナンスが大変そう…」といった不安がつきまとうのも事実です。一生に一度の大きな買い物だからこそ、建ててから後悔はしたくありません。

この記事では、そんなあなたの憧れと不安に寄り添います。自然素材の家のリアルなメリット・デメリットから、気になる費用相場、後悔しないための具体的なポイントまで、専門知識がない方にも分かりやすく徹底解説します。この記事を読み終える頃には、あなたの不安は解消され、家族にとって本当に心地よい家づくりへの確かな一歩を踏み出せるはずです。

そもそも「自然素材の家」とは?一般的な注文住宅との違い

まずは「自然素材の家」がどのようなものなのか、基本的な部分から理解を深めていきましょう。言葉のイメージだけでなく、その本質的な価値や一般的な住宅との違いを知ることが、後悔しない家づくりの第一歩となります。

自然素材の定義と、家族にもたらす本質的な価値

自然素材の家とは、その名の通り、化学物質を可能な限り使わずに建てられた家のことです。主な素材として、以下のようなものが挙げられます。

⚫︎木材(無垢材)
加工を最小限に抑えた、木そのものの温もりや香りを感じられる素材です。

⚫︎漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)
石灰や植物プランクトンの化石などを原料とする、古くから使われてきた塗り壁材です。

⚫︎和紙や天然石
壁紙やアクセントとして、空間に豊かな表情を与えます。

これらの素材は、単なる建材以上の価値を私たちにもたらしてくれます。それは、住む人の健康を守り、日々の暮らしに心の安らぎを与えてくれる「本質的な価値」です。

ビニールクロスや合板フローリングの家との根本的な違い

多くの住宅で使われているビニールクロスや、木材を薄くスライスして貼り合わせた複合フローリング。これら工業製品と自然素材との最も大きな違いは、「素材が呼吸しているかどうか」です。

例えば、無垢材や漆喰は室内の湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには水分を放出する「調湿効果」を持っています。これにより、一年を通して快適な室内環境を保ちやすくなります。また、化学接着剤を多用する建材と比べて、シックハウス症候群の原因となる化学物質の放散が極めて少ない点も、家族の健康を考える上で非常に重要な違いと言えるでしょう。

【メリット】自然素材の家が家族の暮らしにもたらす5つの恩恵

自然素材の家には、私たちの暮らしを豊かにしてくれる多くのメリットがあります。ここでは、特に子育て世代の家族にとって嬉しい「5つの恩恵」を具体的に見ていきましょう。漠然とした憧れが、きっと明確な「欲しい理由」に変わるはずです。

① 子どものアレルギー・シックハウス症候群のリスクを軽減

自然素材の家が選ばれる最大の理由の一つが、その健康への配慮です。一般的な建材に使われる接着剤や塗料には、ホルムアルデヒドなどの化学物質が含まれていることがあります。これらが原因で起こるシックハウス症候群は、アレルギーを持つお子様やご家族にとって大きな心配事です。

その点、自然素材は化学物質の放散がほとんどありません。家族みんなが安心して深呼吸できるクリーンな空気環境は、何よりの安心材料となるでしょう。

② 夏は涼しく冬は暖かい。調湿効果で年中快適な室内環境

無垢材や漆喰、珪藻土といった自然素材は、まるで生きているかのように呼吸し、室内の湿度を快適な状態に保ってくれます。

夏: ジメジメした湿気を吸収し、カラッとした過ごしやすい空間に。
冬: 乾燥した空気に水分を放出し、過度な乾燥やウイルスの活動を抑えます。

この「天然のエアコン」とも言える調湿効果により、結露やカビの発生を抑制できるだけでなく、冷暖房の効率もアップします。結果的に、年間の光熱費を抑えられるという嬉しいメリットにも繋がります。

③ 五感で感じる木の温もりと香りがもたらすリラックス効果

自然素材の家の魅力は、機能面だけではありません。素足で歩いた時の無垢材の心地よい肌触りや、部屋全体に広がる木の香り。これらは五感を通して、私たちに深いリラックス効果をもたらしてくれます。

科学的にも、木材の香り成分には人の心を落ち着かせ、ストレスを軽減する効果があることが分かっています。忙しい毎日の中で、我が家が心から安らげる癒やしの空間になるのです。

④ 経年変化を「味」として楽しめる、愛着のわく住まい

工業製品であるビニールクロスや複合フローリングは、新品の状態が最も美しく、時間と共に劣化していきます。一方、自然素材は時間と共にその風合いを深めていきます。

無垢材の床は、年月を経て美しい飴色に変化し、子どもがつけた小さな傷さえも家族の歴史を物語る「味」となります。このように、暮らしながら自分たちだけの風合いに育てていく楽しみは、自然素材の家ならではの醍醐味であり、住まいへの深い愛着に繋がります。

⑤ 耐久性・耐火性に優れ、長く安心して暮らせる

「自然素材は弱いのでは?」というイメージは誤解です。例えば、法隆寺などの歴史的建造物が証明するように、ヒノキなどの木材は非常に高い耐久性を誇ります。また、漆喰は建築基準法で「不燃材料」と認められているほど火に強い素材です。

適切な素材を選び、きちんとメンテナンスを行うことで、親から子、子から孫へと、世代を超えて受け継いでいける資産価値の高い住まいを実現できます。

【デメリット】知らないと後悔する?正直な注意点と賢い対策

魅力的なメリットがある一方で、自然素材の家には知っておくべき注意点も存在します。憧れだけで建ててしまい後悔することのないよう、デメリットとその対策を正直にお伝えします。これらを事前に理解し、受け入れられるかが、満足のいく家づくりへの鍵となります。

① 初期費用が割高に?コストの内訳と現実

正直なところ、自然素材の家は一般的な住宅に比べて初期費用が高くなる傾向にあります。その理由は主に2つです。

⚫︎材料費
無垢材や漆喰などの自然素材そのものが、工業製品である建材よりも高価です。

⚫︎施工費
自然素材の施工には専門的な技術が必要で、職人の手作業に頼る部分が多いため、人件費(施工費)も高くなります。

ただし、これは単に「高い」のではなく、「品質への投資」と考えることもできます。後の費用セクションで詳しく解説しますが、長期的な視点で見るとコストパフォーマンスは決して悪くありません。

② 傷や汚れがつきやすい?→暮らしながら育てるという発想

特にスギやパインなどの柔らかい無垢材は、おもちゃを落としたり、家具を引きずったりすると、比較的簡単に傷がついてしまいます。また、塗り壁も強くこすると表面が削れてしまうことがあります。

【対策】
このデメリットは、発想の転換で魅力にもなります。小さな傷は「家族の歴史の証」と捉え、経年変化として楽しむ心構えが大切です。また、多くの傷はサンドペーパーで削ったり、専用の補修材を使ったりすることで、ご自身で手軽にメンテナンスすることも可能です。「ピカピカの状態を維持する」のではなく、「自分たちらしい風合いに育てていく」という発想を持ちましょう。

③ 定期的なメンテナンスは必要?→具体的な手間と頻度

自然素材の美しさを長く保つためには、ある程度のメンテナンスが必要です。この「手間」が気になる方も多いでしょう。

⚫︎無垢材の床
年に1~2回、自然由来のオイルワックスを塗ることが推奨されます。

⚫︎漆喰や珪藻土の壁
軽い汚れは消しゴムで落とせます。ひび割れ(クラック)が発生することもありますが、これも味わいの一つです。

【対策】
「メンテナンス」と聞くと大変そうに感じますが、実際は家族のイベントとして楽しんでいる方も多くいます。また、最近ではメンテナンスフリーに近い塗装が施された無垢材や、汚れに強い漆喰なども開発されています。自分たちのライフスタイルに合った素材を選ぶことが重要です。

④ 素材の個体差(色ムラ・反り)を理解する必要がある

自然素材は工業製品ではないため、一つとして同じものはありません。無垢材は一枚一枚、木目や色合いが異なりますし、季節や湿度によってわずかに反ったり、隙間ができたりすることもあります。

【対策】
この不均一性を「自然の風合い」や「個性」として受け入れられるかどうかが、大きなポイントになります。完璧に均一な仕上がりを求める方には、自然素材は向いていないかもしれません。契約前にモデルハウスなどで、実際の施工例をたくさん見て、その風合いを好きになれるか確認しておきましょう。

【費用】注文住宅で自然素材の家を建てるリアルな総額と内訳

ここからは、皆さんが最も気になる「費用」について、具体的に掘り下げていきます。漠然とした「高い」というイメージを払拭し、現実的な資金計画を立てるための知識を身につけましょう。坪単価の相場から、予算別のシミュレーション、そしてコストを賢く抑える工夫まで、詳しく解説します。

坪単価の相場は?60万円〜100万円の価格差が生まれる理由

自然素材の家の坪単価は、一般的に60万円〜100万円程度が目安とされています。同じ自然素材の家でも、これほどの価格差が生まれるのはなぜでしょうか。主な理由は以下の通りです。

⚫︎素材のグレード
例えば、床材に国産の高級な無垢材を使うか、比較的安価なパイン材を使うかで価格は大きく変わります。

⚫︎施工範囲と方法
家全体を漆喰の塗り壁にするのか、アクセントとして一部だけにするのか。また、施工の難易度によっても職人の手間賃が変わります。

⚫︎依頼する会社
全国展開のハウスメーカーか、地域密着の工務店かによっても価格設定は異なります。

単に坪単価の安さだけで判断せず、どのような素材を使い、どのような施工をするのか、その中身をしっかりと確認することが重要です。

【予算3000万円でシミュレーション】本体工事費・諸費用・オプション費用の考え方

家づくりでよくある失敗が、「建物本体の費用しか考えていなかった」というケースです。例えば、予算が3,000万円の場合、そのすべてを建物の費用に充てられるわけではありません。総額は大きく分けて以下の3つで構成されます。

⚫︎本体工事費(総額の約70~80%)
建物そのものを建てるための費用です。予算3,000万円なら、約2,100万~2,400万円が目安となります。

⚫︎付帯工事費(総額の約15~20%)
古い家の解体、地盤改良、外構(庭や駐車場)、給排水管の引き込みなど、建物以外に必要な工事の費用です。

⚫︎諸費用(総額の約5~10%)
住宅ローンの手数料、登記費用、火災保険料、引っ越し代など、工事費以外にかかる様々な費用のことです。

自然素材の家を検討する際は、これらの費用をすべて含んだ「総額」で資金計画を立てることが、後悔しないための絶対条件です。

見落としがちな長期コスト|メンテナンス費用と光熱費

初期費用が高めな自然素材の家ですが、長期的な視点で見ると必ずしも「高い」とは言い切れません。

⚫︎光熱費
自然素材が持つ高い断熱性や調湿効果により、冷暖房の効率が良くなり、月々の光熱費を抑える効果が期待できます。

⚫︎メンテナンス費用
一般的な住宅で使われるビニールクロスは、10~15年で黄ばみや剥がれが目立ち、張替えが必要になるケースが多くあります。一方、漆喰や珪藻土の壁は耐久性が高く、全面的なリフォームの必要がほとんどありません。

このように、初期費用だけでなく、30年、50年と住み続ける間の「トータルコスト」で考えることが賢い選択と言えるでしょう。

費用を抑える4つの工夫|素材選び・デザイン・補助金活用

「やっぱり予算が厳しいかも…」と諦めるのはまだ早いです。少しの工夫で、コストを抑えながら自然素材の家を実現する方法はあります。

⚫︎素材にメリハリをつける
全てを最高級の素材にするのではなく、こだわりたい場所にコストを集中させましょう。例えば、「家族が一番長く過ごすLDKの床だけは無垢材にする」といった選択も賢い方法です。

⚫︎シンプルなデザインにする
凹凸の多い複雑な間取りは、材料も増え、施工の手間もかかります。できるだけシンプルな箱型のデザインにすると、コストを抑えることができます。

⚫︎施主支給やDIYを活用する
照明器具やカーテンレール、ポストなどを自分で購入して取り付けてもらう「施主支給」は、コストダウンに有効です。また、壁の一部を自分たちで塗装するなどのDIYに挑戦するのも良いでしょう。

⚫︎補助金制度を調べる
自治体によっては、地域材の使用を促進するための補助金制度を設けている場合があります。家を建てる地域の情報を確認してみましょう。

先輩たちの失敗談から学ぶ!後悔しないための5つのチェックリスト

自然素材の家づくりで成功するためには、先輩たちの経験から学ぶことが一番の近道です。ここでは、よくある失敗談をもとに、契約前に必ず確認しておきたい「5つのチェックリスト」を作成しました。これらを一つずつクリアしていくことで、後悔のリスクをぐっと減らすことができます。

① 理想だけで選んでしまった…ライフスタイルとの相性チェック

【失敗談】
「雑誌で見た傷一つない無垢材の床に憧れて採用したけれど、やんちゃな子どもが走り回るたびに傷がつき、毎日イライラ…。『傷も味』なんて思えませんでした。」

【チェック!】
✔️傷や色の変化を「家族の歴史」として大らかに楽しめるか?
✔️完璧な状態を維持したいという気持ちが強くないか?

自然素材の特性を正しく理解し、自分たちの性格や暮らし方と合っているかを見極めることが大切です。

② メンテナンス計画が甘かった…引き渡し後の暮らしを想像する

【失敗談】
「『年に一度のワックスがけくらい大丈夫』と軽く考えていましたが、共働きと育児で忙殺され、結局5年間も放置。床がカサカサになってしまいました。」

【チェック!】
✔️具体的なメンテナンスの方法と頻度を理解しているか?
✔️その手間をかける時間を、現実的に確保できるか?

引き渡し前に、工務店と具体的なメンテナンス計画について話し合い、自分たちに合った方法(より手軽なオイルなど)を検討しておきましょう。

③ サンプルだけで決めてしまった…完成見学会で実物を確認する重要性

【失敗談】
「小さなサンプルでは素敵に見えた木材。でも、リビング一面に張られたのを見たら、思ったより木目が派手で落ち着かない空間になってしまった。」

【チェック!】
✔️気になる素材が使われているモデルハウスや完成見学会に行ったか?
✔️小さなサンプルだけでなく、広い面積で施工された時の印象を確認したか?

素材は、光の当たり方や面積によって見え方が大きく変わります。必ず実際の建物で、その素材が持つ本来の雰囲気を確認しましょう。

④ 最も重要!信頼できる工務店・ハウスメーカー選び

【失敗談】
「価格の安さで工務店を選んだら、自然素材の扱いに不慣れだったようで、施工後に無垢材の反りや隙間がひどく出てしまった。」

【チェック!】
✔️その会社は自然素材の家の施工実績が豊富か?
✔️素材のメリットだけでなく、デメリットやメンテナンス方法まで丁寧に説明してくれるか?

自然素材のポテンシャルを最大限に引き出せるかどうかは、施工会社の知識と技術力にかかっています。会社のウェブサイトで施工事例をたくさん見たり、担当者と深く話し込んだりして、信頼できるパートナーを見つけることが成功の最大の鍵です。

自然素材の家に関するよくある質問(Q&A)

最後に、自然素材の家を検討する際によく寄せられる質問にお答えします。ここまで読んでまだ残っている疑問や不安を解消し、スッキリした気持ちで家づくりを進めましょう。

Q1. 自然素材なら、どんなアレルギーにも安心ですか?

化学物質が原因のシックハウス症候群やアレルギーに対しては、大きな改善が期待できます。ただし、アレルギーの原因は人それぞれです。ごく稀に、特定の木材(ヒノキなど)や、塗り壁の原料に含まれるものにアレルギー反応を示す方もいらっしゃいます。

もしアレルギーに関して強い不安がある場合は、使用を検討している素材のサンプルを取り寄せ、事前に肌に触れさせてみるなどのテストを行うことをお勧めします。

Q2. 無垢材の床の傷は、自分で補修できますか?

はい、浅いへこみ傷や擦り傷であれば、ご自身で簡単に補修することも可能です。これが自然素材の大きな魅力の一つです。

・へこみ傷: 傷の部分に少し水を含ませた布を置き、その上からアイロンを数秒当てると、木の繊維が水分を吸って膨らみ、傷が目立たなくなります。

・擦り傷: 目の細かいサンドペーパーで傷の部分を軽く研磨し、その後、自然塗料のオイルやワックスを布で擦り込めば、綺麗に馴染みます。

専門業者に頼まなくても手直しできる手軽さは、家に愛着を持つきっかけにもなります。

Q3. ローコスト住宅でも自然素材は使えますか?

家全体を高品質な自然素材で統一するのは難しいかもしれませんが、予算に合わせて「部分的」に取り入れることは十分に可能です。

例えば、以下のような方法が考えられます。

・家族が最も長く過ごすLDKの床だけを無垢材にする
・湿気がこもりやすい寝室やウォークインクローゼットの壁だけを珪藻土にする
・予算を抑えられるパイン材などを積極的に採用する

こだわりたい場所とコストを抑える場所のメリハリをつけることで、予算内で自然素材の心地よさを実感することができます。

まとめ|不安を解消し、家族と共に育てる理想の家づくりを始めよう

今回は、注文住宅における自然素材の家について、メリット・デメリットから費用、後悔しないためのポイントまで詳しく解説してきました。

自然素材の家は、ただの「箱」ではありません。化学物質の心配が少なく、夏は涼しく冬は暖かい快適な空間を提供してくれます。そして何より、傷や色の変化さえも愛おしい思い出として刻んでいける、「家族と共に成長し、時を重ねていく住まい」です。もちろん、初期費用やメンテナンスといった現実的な課題もあります。しかし、それらのデメリットを正しく理解し、ご自身のライフスタイルと照らし合わせることで、後悔のない選択ができるはずです。

この記事を読んで、自然素材の家に対する不安が少しでも解消されたなら、ぜひ理想の家づくりへの第一歩を踏み出してみてください。まずは気になる会社の資料を取り寄せたり、完成見学会に足を運んでみたりすることから始めてみてはいかがでしょうか。信頼できるパートナーと共に、家族の未来を育む、世界に一つだけの家づくりを楽しんでください。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<吹き抜けと無垢材が心地よい家>>

✔️エリア:滋賀県草津市
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2023年10月~2023年3月 約6ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】172.37㎡ /【建築面積】52.17㎡(建蔽率 30.27% 許容60%)
    【延床面積】99.16㎡(容積率 57.53% 許容200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO【厨房機器】クリナップ【照明】Panasonic

実例の詳細はこちら!

このLDKの最大の特徴は、天井まで抜ける吹き抜け。高い位置から差し込む自然光が室内全体を明るく照らし、時間帯によって変化する光の表情も楽しめます。開放感が生まれることで、実際の広さ以上にゆとりを感じられるのも魅力。さらに床にはあたたかみのある無垢材を採用。木の質感やぬくもりが、家族がリラックスして過ごせる心地よさを演出し、自然とリビングが「集まる場所」に。

住まいの使いやすさを考え、各居室はもちろん、キッチンや洗面所といった日常でよく使う場所にも収納を設けました。特にキッチン横のパントリーは、保存食品や調理器具、日用品をまとめて収納できる便利なスペース。見せない収納を実現することで、いつでもすっきりとした空間を保てます。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

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リフォームのノウハウを詰め込んだ強い家「タクミセレクト」

特に「タクミセレクト」はリフォームのノウハウを凝縮し、高い住宅性能を標準仕様として提供。初回打合せから着工まで最短6週間で土地ありのお客様、最短10週間で土地なしのお客様にもスピーディーな対応が可能で、コストダウンも実現しています

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注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

<番外編>スマートハウスのアイデア完全ガイド|おすすめ家電で叶える未来の暮らし

By 家づくりコラム No Comments
スタッフブログ

<番外編>スマートハウスのアイデア完全ガイド|おすすめ家電で叶える未来の暮らし

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「スマートハウス」です。

「スマートハウスって、なんだか設定が難しそう…」「最新技術に詳しい人向けの話で、自分には関係ないかも」そう感じていませんか?しかし、実はスマートハウスは、私たちの日常生活に潜む「ちょっとした面倒」や「漠然とした不安」を解決してくれる、とても身近なテクノロジーなのです。毎朝のカーテン開けや照明のオンオフ、外出時の「鍵、閉めたかな?」という不安、エアコンの消し忘れ。こうした日々の小さなストレスから解放され、もっと時間にゆとりが持てたら、あなたの生活はどう変わるでしょうか。

この記事では、スマートハウスで具体的に何ができるのか、初心者でも失敗しない始め方から、生活が劇的に便利になる活用アイデア、そして目的別のおすすめ製品まで、どこよりも分かりやすく解説します。読み終える頃には、あなたもきっと未来の暮らしを始めたくなっているはずです。

スマートハウスの基本|そもそも何ができて、何が変わるの?

スマートハウスと聞くと、SF映画のような全自動の家を想像するかもしれません。しかし、その本質はもっとシンプルです。ここでは、スマートハウスの基本的な仕組みと、導入することで私たちの生活がどのように変わるのか、そのメリット・デメリットを解説します。

スマートハウスとは?IoTで暮らしを自動化する仕組み

スマートハウスとは、ひとことで言えば「IoT技術を使って、暮らしをより便利で快適にする住まい」のことです。IoTは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳されます。テレビやエアコン、照明、鍵といった、これまでインターネットとは無関係だった家の中の様々なモノが、インターネットに接続される技術を指します。これにより、スマートフォンやスマートスピーカーが「家の司令塔」となり、声やアプリひとつで、家中の家電を操作したり、特定の条件で自動的に動かしたりすることが可能になるのです。

【メリット】時間と心にゆとりが生まれる4つのポイント

スマートハウスを導入することで、具体的に以下のようなメリットが生まれ、日々の生活に時間と心のゆとりをもたらします。

1. 家事からの解放(時短)
毎日のルーティンワークを自動化できます。「おはよう」の一言でカーテンが開き、コーヒーメーカーが動き出す。帰宅時間に合わせてお風呂が沸いている。ロボット掃除機が不在時に掃除を済ませてくれるなど、家事の負担を大幅に減らし、貴重な時間を生み出します。

2. 安心・安全な暮らし(防犯・見守り)
外出先からでもスマートフォンで玄関の鍵が閉まっているか確認でき、遠隔で施錠も可能です。窓やドアの開閉をセンサーが検知して通知を送ったり、カメラで留守中の子どもやペットの様子を見守ったりすることで、日々の暮らしに大きな安心感をもたらします。

3. 健康で快適な空間づくり(空調・照明)
センサーが部屋の温度や湿度を感知し、エアコンや加湿器を自動で最適な状態に調整します。また、時間帯や気分に合わせて照明の色や明るさを変えることで、リラックスできる空間や集中しやすい環境を演出し、心身ともに健康的な生活をサポートします。

4. 省エネ(電気代節約)
家の電力使用量をスマートフォンで可視化し、無駄な電力消費を把握できます。誰もいない部屋の照明やエアコンを自動でオフにしたり、スマートプラグで待機電力をカットしたりすることで、無理なく電気代を節約し、環境にも優しい暮らしを実現します。

【デメリット】導入前に知っておきたい注意点と「普及しない理由」

多くのメリットがある一方で、スマートハウスには導入前に知っておくべき注意点も存在します。これらが、スマートホームが「思ったより普及していない」と感じる理由にもなっています。

1.導入コストがかかる
スマート家電は通常の家電より高価な傾向があります。しかし、最近では1つの機器が数千円から購入できるなど、以前より手軽に始められるようになっています。

2.初期設定や連携が複雑な場合がある
機器によっては、Wi-Fiへの接続やアプリでの設定に手間がかかることがあります。メーカーごとにアプリが異なると、操作が煩雑になる可能性もあります。

3.セキュリティリスクへの対策が必要
インターネットに繋がる以上、不正アクセスやハッキングのリスクはゼロではありません。パスワードの管理など、基本的なセキュリティ対策が不可欠です。

4.インターネット環境への依存
Wi-Fiが不安定だったり、サーバーがダウンしたりすると、一部の機能が使えなくなる可能性があります。

【シーン別】明日から試せる!スマートハウス活用アイデア15選

スマートハウスの魅力は、なんといっても日々の生活シーンに溶け込む便利な機能です。ここでは、あなたの1日をより快適にする具体的な活用アイデアを、朝・昼・夜・外出時の4つのシーンに分けてご紹介します。「こんな面倒、あるある!」という悩みが、きっと解決するはずです。

忙しい朝が変わる!モーニングルーティン自動化アイデア

⚫︎太陽の光で自然な目覚め
設定時刻になると、寝室のカーテンが自動で開き、太陽の光が差し込みます。体内時計が整い、スッキリと一日をスタートできます。

⚫︎快適な室温と情報収集
起床時間に合わせてエアコンや床暖房が自動でONに。スマートスピーカーがその日の天気やニュース、スケジュールを読み上げてくれます。

⚫︎淹れたてコーヒーの香り
スマートプラグに接続したコーヒーメーカーが自動でスイッチON。リビングに行けば、淹れたてのコーヒーの香りがあなたを迎えてくれます。

日中の家事・在宅ワークが捗る!効率化アイデア

⚫︎不在時に家事を完了
ロボット掃除機が、あなたが外出している間に掃除を済ませてくれます。洗濯機の終了もスマートフォンに通知されるので、干し忘れを防げます。

⚫︎宅配便の受け取りもスムーズに
スマートロックと連携すれば、外出先からでも一時的に玄関の鍵を解錠し、宅配業者に荷物を置いてもらう「置き配」対応も可能になります。

⚫︎ワンタッチで「集中モード」へ
在宅ワーク中、スマートボタンを一度押すだけで、仕事部屋の照明が集中しやすい白色に切り替わり、スマートフォンの通知がオフになる、といった設定が可能です。

心地よい眠りを誘う。ナイトルーティン自動化アイデア

⚫︎「おやすみ」の一言ですべてをOFF
スマートスピーカーに「おやすみ」と話しかけるだけで、リビングのテレビや照明、エアコンが一斉にOFFになり、玄関の鍵が自動で施錠されます。

⚫︎リラックス空間を自動演出
就寝時刻が近づくと、照明が暖色系の落ち着いた光に自動で切り替わり、ヒーリング音楽が静かに流れ始めます。心と体をリラックスさせ、質の高い睡眠へと導きます。

⚫︎夜中のトイレも安全に
ベッドサイドや廊下に設置した人感センサーが夜中の動きを検知し、足元を照らすライトを優しい明るさで自動点灯。眩しすぎず、安全に移動できます。

外出時も安心!防犯・ペット見守りアイデア

⚫︎鍵の閉め忘れをゼロに
スマートロックなら、家から一定距離離れると自動で施錠する設定が可能です。外出先で「鍵、閉めたっけ?」と不安になることがなくなります。

⚫︎家の異常をすぐに察知
窓やドアに開閉センサーを設置すれば、もし不審な開閉があれば即座にスマートフォンに通知が届きます。防犯カメラと連携させれば、映像も確認できます。

⚫︎留守中のペットの様子を確認
見守りカメラを使えば、外出先からでもペットの様子をリアルタイムで確認できます。スマートスピーカーを通じて声をかけたり、室温を快適に保ったりすることも可能です。

目的別】何から始める?スマートハウスのおすすめ家電&ガジェット

「スマートハウスの便利なアイデアは分かったけど、具体的に何を買えばいいの?」そんな疑問をお持ちの方のために、ここでは目的やレベルに合わせたおすすめの製品をご紹介します。製品選びで失敗しないためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

まずはコレから!3万円以下で始める「はじめの一歩」セット

いきなり家全体をスマート化しようとすると、費用も手間もかかってしまいます。まずはスマートハウスの便利さを手軽に体験できる、必須アイテム2つから始めてみましょう。

① スマートスピーカー:声ですべてを操作する司令塔

スマートハウスの中心となるのが、スマートスピーカーです。声で指示を出すだけで、音楽をかけたり、天気を調べたり、そして連携させたスマート家電を操作したりできます。

代表的な製品
⚫︎Amazon Echoシリーズ: 「アレクサ」でおなじみ。対応デバイスが多く、始めやすいのが特徴です。画面付きの「Echo Show」なら、ビデオ通話や動画再生も可能。
⚫︎Google Nestシリーズ: 「OK, Google」で起動。Google検索との連携が強く、調べ物に便利です。

② スマートリモコン:今ある家電がスマート家電に早変わり

「スマート化のために、家電を全部買い替えるのは大変…」そんな悩みを解決するのがスマートリモコンです。テレビやエアコン、照明など、赤外線リモコンで操作する既存の家電を、スマートフォンやスマートスピーカーから操作できるようになります。

代表的な製品
⚫︎SwitchBot ハブ2: 多くの赤外線リモコンを一つにまとめられる人気の製品。温湿度センサーも内蔵しており、部屋の状態に合わせてエアコンを自動操作することも可能です。

生活を劇的に変える!目的別おすすめスマート家電

スマートスピーカーとスマートリモコンに慣れたら、次のステップとして、あなたの課題を解決する専門的なスマート家電を導入してみましょう。

【防犯・安心】スマートロック&見守りカメラ

⚫︎Qrio Lock (キュリオロック)
スマートフォンが鍵代わりになり、近づくだけで解錠、ドアが閉まれば自動で施錠します。合鍵もアプリで簡単に発行・削除できるため、セキュリティ面も安心です。

⚫︎SwitchBot 見守りカメラ
高画質で部屋の様子を隅々まで確認できます。動きを検知して自動で追尾する機能や、双方向通話機能を使えば、子どもやペットとのコミュニケーションも可能です。

【快適・健康】スマート照明&センサー付き家電

⚫︎Philips Hue (フィリップス ヒュー)
1600万色以上の色を表現できるスマート照明の代表格。気分に合わせて部屋の雰囲気を変えたり、起床時間に合わせて太陽光のような光で目覚めたりと、光を使った豊かな空間演出が可能です。

⚫︎スマート加湿器・サーモスタット
部屋の湿度や温度を自動で最適な状態に保ちます。乾燥や熱中症を防ぎ、一年中快適で健康的な室内環境を維持するのに役立ちます。

【家事ラク】ロボット掃除機&スマート調理家電

⚫︎ルンバ (Roomba)
ロボット掃除機の代名詞。部屋の間取りを学習し、効率的に掃除を行います。ゴミの自動収集機能付きモデルなら、面倒なゴミ捨ての手間も数ヶ月に一度で済みます。

⚫︎スマート調理家電
スマートフォンアプリと連携し、レシピの提案から火加減の自動調整まで行ってくれる自動調理鍋などがあります。料理の負担を減らし、レパートリーを増やす手助けをしてくれます。

失敗しない!スマートハウス導入の3ステップと費用相場

スマートハウスへの憧れはあるけれど、何から手をつけていいか分からず、結局先延ばしにしてしまう…。そんな方も多いのではないでしょうか。ここでは、誰でも失敗なくスマートハウスを導入するための具体的な3つのステップと、気になる費用感について解説します。

STEP1: 「何を自動化したいか」目的を明確にする

スマートハウス導入で最も重要なのが、この最初のステップです。「流行っているから」「便利そうだから」といった漠然とした理由で始めると、結局使わない機能にお金を払ってしまったり、設定が面倒で挫折したりする原因になります。まずは、あなたの現在の生活を振り返り、「面倒だと感じること」「不便なこと」「不安なこと」を具体的に書き出してみましょう。

(例)毎朝、複数のリモコンで照明やエアコンをつけるのが面倒
(例)外出中にペットが元気にしているか心配
(例)帰宅したとき、暗くて寒い部屋に入るのが嫌だ

このように課題を明確にすることで、あなたにとって本当に必要な機能や製品が見えてきます。

STEP2: 予算と機器の互換性(プラットフォーム)をチェックする

解決したい目的が決まったら、次は予算と機器の互換性を考えます。

<予算の考え方>
⚫︎初期費用
まずは「はじめの一歩」セットとして、スマートスピーカーとスマートリモコンで1万円~2万円程度から始めるのがおすすめです。

⚫︎月額料金
基本的にスマート家電の利用に月額料金はかかりません。ただし、見守りカメラの録画データをクラウドに保存する場合など、一部サービスで月額費用が発生することがあります。

<互換性の重要性>
スマート家電は、Amazonの「Alexa」、Googleの「Googleアシスタント」、Appleの「HomeKit」といったプラットフォーム(司令塔)を通じて連携します。
将来的に機器を増やしていくことを考えると、できるだけ同じプラットフォームに対応した製品で揃えるのがおすすめです。購入前に製品パッケージや説明書で「Alexa対応」などの記載を確認しましょう。これにより、1つのアプリや声でスムーズに連携操作ができます。

STEP3: 実際に導入し、少しずつ自動化ルールを設定する

必要な製品を購入したら、いよいよ導入です。まずは各製品の説明書に従って、一つずつWi-Fiへの接続とアプリでの初期設定を行いましょう。最初は、声で照明をつけたり、アプリでエアコンを操作したりといった基本的な使い方から試してみてください。それだけでも十分に便利さを実感できるはずです。慣れてきたら、「午前7時にカーテンを開ける」「家から100メートル離れたら鍵を閉める」といった「自動化ルール(ルーティンやオートメーションと呼ばれます)」を設定してみましょう。試行錯誤しながら、自分だけの最適なルールを見つけていく過程もスマートハウスの醍醐味の一つです。

意外と知らない?スマートホームのセキュリティリスクと対策

スマートハウスがもたらす利便性は非常に大きいですが、すべてのデバイスがインターネットに接続されるということは、サイバー攻撃のリスクと常に隣り合わせであることも意味します。しかし、過度に恐れる必要はありません。具体的なリスクを理解し、基本的な対策を講じることで、安全にスマートホームの恩恵を受けることができます。

自分ですぐできる!セキュリティ対策4つの鉄則

専門的な知識がなくても、以下の4つの対策を実践するだけで、セキュリティレベルは格段に向上します。あなたと家族のプライバシーを守るために、必ず設定を見直しましょう。

1.Wi-Fiルーターのパスワードを複雑にする
スマートホームの入口となるのがWi-Fiルーターです。初期設定の簡単なパスワードのまま使わず、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた、推測されにくい複雑なパスワードに変更しましょう。

2.スマート家電の初期パスワードを変更する
見守りカメラなどの一部のスマート家電には、ログイン用の初期パスワードが設定されている場合があります。これもWi-Fiルーター同様、必ず自分だけの複雑なパスワードに変更してください。

3.ファームウェア(機器のソフトウェア)を常に最新の状態に保つ
スマート家電のメーカーは、セキュリティ上の弱点(脆弱性)が見つかると、それを修正するための更新プログラム(ファームウェア)を配信します。アプリに更新通知が来たら、面倒がらずに必ずアップデートを行いましょう。

4.二段階認証を設定する
アプリやサービスにログインする際に、パスワードに加えて、スマートフォンに送られる確認コードの入力を求めるのが二段階認証です。万が一パスワードが漏洩しても、第三者の不正ログインを防ぐ非常に有効な手段です。

まとめ:スマートハウスで、もっと自由な毎日を手に入れよう

スマートハウスは、もはや一部のガジェット好きのためだけのものではありません。日々の面倒な作業から私たちを解放し、安全・安心な暮らしを守り、心と時間にゆとりをもたらしてくれる、これからの時代のスタンダードな住まいの形です。

この記事でご紹介したように、数千円から始められる手軽なデバイスから、あなたの生活を劇的に変える便利なアイデアまで、その可能性は無限に広がっています。難しく考えすぎず、まずはあなたの生活の中の「小さな不満」を一つ解決することから始めてみませんか?スマートスピーカーに話しかけて照明を消す。その小さな一歩が、きっとあなたの毎日をより豊かで自由なものに変えてくれるはずです。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<愛猫と一緒にくつろぐ住まい>>

✔️エリア:滋賀県甲賀市
✔️家族構成:ご夫婦
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2024年10月~2025年3月 約5ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】140.02㎡ /【建築面積】52.17㎡(建蔽率 37.26% 許容60%)
    【延床面積】104.34㎡(容積率 74.52% 許容200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO【厨房機器】クリナップ【照明】Panasonic

実例の詳細はこちら!

シンプルモダンで落ち着く雰囲気がオシャレなリビング。猫が自由に動けるようにキャットウォークをつけました。家族がくつろぐ空間で、キャットウォークを歩く愛猫を眺められる癒しの時間が誕生。

2階の主寝室にはペットドアをつけて、猫が行き来がしやすいように工夫。壁紙もこだわっていて、傷がつきにくい耐久性の高いクロスを選びました。部屋の奥にはウォークインクローゼットを設けたので、収納面もバッチリ!。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

「住」のお悩みにワンストップで対応

新築・不動産仲介・リフォームの「三位一体体制」

新築、不動産仲介、リフォームの「三位一体体制」で、リフォーム会社として21年の実績を持ち、滋賀県リフォーム売上ランキングでNo.1をいただきました。土地のご紹介から住宅ローンの提案、資金計画の策定、修理・修繕、リフォームまで、住まいに関するさまざまな悩みに寄り添いサポートしています。お客様の「住まいコンシェルジュ」として、建築前から建築後までトータルにサポートします。

 

滋賀県全域に9店舗。迅速なアフター対応で不安にさせません

滋賀県全域に9店舗展開し、迅速なアフター対応で不安を取り除きます。施工エリアは県内全域で、各店舗から建築現場まで1~1.5時間で到着可能。定期点検やSOSにもスピーディーに対応し、施工管理の実績を持つスタッフが対応します。リフォームのプロフェッショナルが増改築の相談にも乗り、一生涯のパートナーとしてお付き合いしています。

 

Googleクチコミ評価★4.6以上!お客様満足度に自信があります

Googleクチコミ評価は★4.6以上で、お客様満足度に自信を持っています。お客様とその家族を幸せにすることを願い、正直かつ健全な組織づくりと情熱的な接客に全スタッフが取り組んでいます。建築業界・不動産業界をサービス業として進化させ、お客様との末長いお付き合いを目指しています。

性能もデザインもコストも。「あなたに、ぴったりな家」

1万件以上のリフォーム実績を活かしたロングライフ住宅

匠工房は1万件以上のリフォーム実績を誇り、家族の幸せを重視したロングライフ住宅を提供しています。性能とデザインに妥協せず、建築時から暮らし始めてからのコストパフォーマンスに優れた家を提供し、累計13000件のリフォーム案件の経験を活かして将来の不具合や劣化に備えたプランを提供しています。リフォーム会社としてのノウハウを生かし、トラブルや余計な出費の少ない安心な生活を実現し、一生モノの家を提案しています

 

予算・重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップ

予算や重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップを用意しており、「フルオーダー住宅/オーダーメイド」は素材にこだわった自由なデザイン住宅、「タクミセレクト」は高性能なコンセプト住宅として提供されています。土地探しから資金計画までサポートし、お客様にぴったりな家を一緒に考えます。

 

リフォームのノウハウを詰め込んだ強い家「タクミセレクト」

特に「タクミセレクト」はリフォームのノウハウを凝縮し、高い住宅性能を標準仕様として提供。初回打合せから着工まで最短6週間で土地ありのお客様、最短10週間で土地なしのお客様にもスピーディーな対応が可能で、コストダウンも実現しています

心が通うおもてなし接客でお届けする「感動」

お客様以上にお客様を想う心から生まれた「おもてなし接客」

匠工房は「おもてなし接客」を大切にし、家を売るのではなくお客様を幸せにすることを使命としています。ハウスエージェントやおもてなしスタッフがお客様に伴走し、「感動できる家づくり」を提供します。資金計画や土地探しに至るまで、お客様の希望や将来設計に基づき、無理なく支払える予算を提案します。また、近隣調査報告書を提供し、検討中の土地に関する判断材料を提供します。

 

おもてなし保育士が責任を持って大切なお子様をお預かりします

特に小さなお子様がいるお客様には、有資格のおもてなし保育士が専用託児室でお子様をお預かりし、お客様が打ち合わせやモデルハウス見学に集中できるようサポートします。安全管理に気を配り、託児中の様子を写真つきの「託児記録」でお伝えし、お子様に楽しいひとときを提供します

お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

【2025年最新】後悔しない注文住宅のトレンド徹底解説!プロが教えるデザイン・間取り・設備の賢いアイデア集

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スタッフブログ

【2025年最新】後悔しない注文住宅のトレンド徹底解説!プロが教えるデザイン・間取り・設備の賢いアイデア集

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「2025年最新トレンド」です。

「2025年は、どんな家が流行ってるんだろう?」「一生に一度の買い物だから、絶対に後悔したくない…」マイホームの夢を膨らませながらも、いざ注文住宅を建てようとすると、膨大な情報の中から何を選べば良いのか分からなくなってしまいますよね。デザイン、間取り、設備と、考えることは山積みです。

この記事では、そんなお悩みを持つあなたのために、2025年の注文住宅における最新トレンドを徹底解説します。単に流行を追いかけるだけでなく、その背景にある価値観や、先輩たちのリアルな失敗談も交えながら、長期的に満足できる家づくりのヒントをお届けします。この記事を読み終える頃には、情報に振り回されることなく、あなたのご家族にとっての「理想の暮らし」を形にするための、確かな一歩を踏み出せるはずです。

なぜ今トレンドを知るべき?2025年の家づくりで押さえるべき3つの価値観

具体的なトレンドを見る前に、まず「なぜ今、そのような家が求められているのか」という背景を知ることが大切です。2025年の家づくりは、大きく分けて以下の3つの価値観がキーワードになります。

⚫︎持続可能性と環境への配慮
地球環境への意識の高まりは、家づくりにも大きな影響を与えています。省エネ性能の高い住宅や、自然素材の活用は、環境に優しいだけでなく、光熱費の削減といった家計へのメリットにも直結します。

⚫︎暮らしの効率化(タイパ・スペパ)
共働き世帯が主流となり、家事や移動にかかる時間を短縮する「タイムパフォーマンス(タイパ)」や、限られた空間を有効活用する「スペースパフォーマンス(スペパ)」が重視されるようになりました。効率的な動線や多機能な空間づくりが、豊かな暮らしを実現します。

⚫︎多様化するライフスタイルへの対応
在宅ワークの定着や趣味の多様化により、家で過ごす時間の質が問われるようになりました。仕事に集中できる空間、家族と心地よく過ごせる場所、そして一人になれる時間。家に求められる役割は、これまで以上に多岐にわたっています。

これらの価値観を理解することで、表面的なデザインだけでなく、本当に自分たちの暮らしに合った、長く愛せる家を選ぶことができるようになります。

【分野別】マネしたい!2025年注文住宅の最新トレンド&アイデア10選

それでは、ここから「外観・デザイン」「間取り・空間づくり」「性能・設備」の3つの分野に分けて、2025年の最新トレンドを具体的なアイデアとともにご紹介します。なぜそのトレンドが注目されているのか、どんなメリットがあるのかも解説しますので、ぜひご自身の家づくりの参考にしてください。

外観・デザイン編:長く愛せる普遍的な美しさ

家の第一印象を決める外観やインテリアは、飽きのこない普遍的な美しさが求められています。2025年は、見た目のおしゃれさだけでなく、心からリラックスできるような心地よさを重視する傾向が強まっています。自然の温もりを感じられる素材や、落ち着いた色合いが人気を集めています。

<トレンド1:自然素材で安らぐ「バイオフィリックデザイン」>

「バイオフィリックデザイン」とは、自然とのつながりを感じられる空間設計のことです。植物や自然光、自然素材を積極的に取り入れることで、心身ともにリラックスできる効果が期待できます。

⚫︎ウッドデッキ
リビングと庭をつなぐウッドデッキは、アウトドアリビングとして大活躍します。LIXILの「樹ら楽ステージ」のような人工木デッキ(1平方メートルあたり約3万円から)なら、天然木のような風合いを楽しみつつ、メンテナンスの手間を省けます。

⚫︎グリーンウォール
壁面緑化は、空間に潤いと癒やしを与えてくれます。タカショーのシステム(初期費用約5万円から)などを利用すれば、室内でも手軽に緑を取り入れることが可能です。

⚫︎自然素材の内装
朝日ウッドテックの「Live Natural Premium」シリーズ(1平方メートルあたり約1万円から)のような無垢材フローリングは、足触りが心地よく、木の温もりを感じられます。

<トレンド2:洗練された空間を演出する「ミニマルデザイン」>

シンプルで機能的な「ミニマルデザイン」の人気も継続しています。不要な装飾をそぎ落とし、直線的なラインで構成された空間は、洗練された印象を与え、実際の面積以上に広く感じさせます。

⚫︎壁面収納
パナソニックの「キュビオス」(1メートルあたり約10万円から)のような壁面収納は、収納力を確保しながら生活感を隠せるため、ミニマルな空間づくりに不可欠です。

⚫︎ニュートラルカラー
内装は白やグレー、グレージュといった落ち着いた色を基調にするのが主流です。単調にならないよう、黒や木目をアクセントに加えることで、空間に深みが生まれます。

間取り・空間づくり編:家族の暮らしやすさを最大化する工夫

共働きや子育てで忙しい毎日を送る家族にとって、間取りの工夫は暮らしの質を大きく左右します。家事の負担を減らし、家族とのコミュニケーションを育み、そして一人ひとりの時間も大切にできる、そんな機能的な空間づくりが2025年のトレンドです。

<トレンド3:家事の時短が叶う「回遊・ショートカット動線」>

家の中を行き止まりなくスムーズに移動できる「回遊動線」は、家事の効率を劇的に向上させます。

⚫︎キッチン中心の動線
アイランドキッチンを中心に、パントリー、洗面所、ランドリールームをぐるりと回れるように配置します。

⚫︎洗濯動線の集約
「洗う→干す→しまう」という洗濯の一連の流れを、ランドリールームとファミリークローゼットを隣接させることで一か所で完結させることができます。

⚫︎帰宅後のショートカット動線
玄関からシューズクロークを通り、パントリーやキッチンへ直接アクセスできる動線は、買い物帰りの荷物運びを楽にしてくれます。

<トレンド4:集中とリラックスを両立「多機能ワークスペース&ヌック」>

在宅ワークが当たり前になった今、仕事に集中できる環境は必須です。一方で、家族の気配を感じながらリラックスできる小さな「おこもり空間」も人気を集めています。

⚫︎個室書斎
2〜3畳ほどのコンパクトな書斎は、オンライン会議などでも周りを気にせず集中できる空間です。

⚫︎スタディカウンター
リビングやダイニングの一角にカウンターを設ければ、親が家事をしながら子供の勉強を見守ることができます。

⚫︎ヌック
階段下やリビングの隅など、少し窪んだスペースを活用した「ヌック」。ベンチを置いて読書をしたり、ごろんと横になったり、家族それぞれの居場所として活用できます。

<トレンド5:「ただいま手洗い」の定着と進化する玄関収納>

帰宅後すぐに手洗い・うがいができる「玄関手洗い」は、感染症対策としてすっかり定着しました。

⚫︎おしゃれな造作手洗い
TOTOのコンパクトな手洗い器(約3万円から)などを使い、タイルや照明にこだわることで、玄関のアクセントにもなります。

⚫︎大容量シューズクローク
玄関脇に設ける土間収納「シューズクローク」も定番化。靴だけでなく、ベビーカーやアウトドア用品、コートなども収納でき、玄関を常にすっきりと保てます。

性能・設備編:未来のスタンダードを賢く先取り

目に見えるデザインや間取りだけでなく、住宅そのものの「性能」も非常に重要な要素です。光熱費の高騰や自然災害への備え、そして日々の暮らしの快適性を考えると、住宅性能への投資は将来の安心につながります。

<トレンド6:光熱費を抑える「ZEH(ゼッチ)基準」の高性能住宅>

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、高い断熱性能をベースに、省エネ設備と太陽光発電などを組み合わせ、年間のエネルギー消費量をおおむねゼロ以下にする住宅のことです。2025年からはすべての新築住宅に省エネ基準への適合が義務付けられ、ZEHは未来のスタンダードになります。

⚫︎高い断熱性能
高性能な断熱材や樹脂サッシの窓を採用することで、夏は涼しく冬は暖かい、魔法瓶のような家になります。これにより冷暖房費を大幅に削減でき、ヒートショックのリスクも軽減します。

⚫︎補助金制度の活用
ZEH住宅の建築には、国から最大100万円程度の補助金が支給される制度があります。初期費用はかかりますが、こうした制度を賢く利用しましょう。

<トレンド7:AIで暮らしを最適化する「スマートホーム」>

AIやIoT技術を活用して、暮らしをより安全・快適・省エネにする「スマートホーム」の導入も進んでいます。

⚫︎HEMS(ヘムス)
家庭で使うエネルギーを管理・見える化するシステムです。パナソニックの「AiSEG2」(約10万円から)などを導入すれば、電気の使いすぎを自動で制御し、節約をサポートしてくれます。

⚫︎スマートロック・スマートリモコン
スマートフォンで玄関の鍵を開け閉めしたり、外出先からエアコンや照明を操作したりできます。これにより、セキュリティ向上や消し忘れ防止に役立ちます。

先輩たちの失敗談から学ぶ!トレンドの落とし穴と後悔しないためのポイント

最新トレンドには魅力的なものがたくさんありますが、よく考えずに取り入れると「こんなはずじゃなかった…」と後悔につながることも。ここでは、先輩たちのリアルな失敗談から、トレンドを上手に取り入れるための注意点を学びましょう。

⚫︎失敗談1:開放的な吹き抜けで光熱費が急上昇
「おしゃれなリビングに憧れて大きな吹き抜けを作ったけれど、冬は暖房が効きにくく、夏は2階が暑すぎて光熱費が予想以上にかかってしまった。」

⚫︎失敗談2:広すぎるウッドデッキが物置に…
「バーベキューや子供の遊び場に…と夢見て広いウッドデッキを設置。しかし、定期的な塗装などのメンテナンスが追いつかず、結局は使わない物置スペースになってしまった。」

⚫︎失敗談3:見た目重視の造作家具が使いにくい
「インスタグラムで見たおしゃれな造作棚を真似したけれど、収納したい物のサイズと合わなかったり、奥行きが深すぎて奥の物が取り出しにくかったりして不便を感じている。」

これらの失敗を避けるためには、以下のポイントを意識することが大切です。

✔️見た目や憧れだけで決めない
そのトレンドが、本当に自分たちのライフスタイルに合っているか、家族全員で話し合いましょう。

✔️将来の変化を想像する
子供の成長や自分たちの年齢の変化など、10年後、20年後の暮らしをイメージしてみましょう。

✔️メンテナンスの手間とコストを確認する
設置にかかる初期費用だけでなく、維持していくための手間や費用も事前に確認しておくことが重要です。

【年収700万円なら?】予算内で理想を叶える!賢いコスト配分の方法

「トレンドを色々取り入れたいけど、予算が心配…」という方も多いでしょう。ここでは、想定読者に近い「世帯年収700万円」のケースを例に、予算内で理想の家を建てるための賢いお金のかけ方について考えてみましょう。

一般的に、年収700万円の場合、無理のない住宅ローンの借入額は3,500万円〜4,200万円程度が目安とされます。ここに自己資金を加え、土地代や諸経費を差し引いたものが、建物にかけられる予算となります。限られた予算の中で満足度を最大化するには、「かけるべき所」と「削れる所」のメリハリをつけることが重要です。

ココはお金をかけるべき!満足度を高める投資ポイント

長期的に見て「ここにお金をかけて良かった」と感じやすいのは、後から変更するのが難しい、あるいは暮らしの快適性に直結する部分です。

⚫︎住宅性能(断熱・気密・耐震)
家の骨格となる性能部分は、まさに「家の土台」。高い断熱・気密性は日々の光熱費を削減し、快適な室温を保ちます。また、万が一の地震に備える耐震性も家族の安全を守る上で妥協できません。

⚫︎窓の性能
窓は家の中で最も熱が出入りしやすい場所です。性能の高い樹脂サッシや複層ガラスを選ぶことで、断熱効果が大きく向上し、結露の防止にもつながります。

⚫︎毎日使う水回り設備
キッチンやお風呂、トイレなど、毎日何度も使う場所の設備は、少しグレードを上げるだけで日々の家事の満足度や快適性が大きく変わります。

賢くコストダウン!妥協しても後悔しにくい節約アイデア

一方で、工夫次第でコストを抑えられるポイントもあります。

⚫︎内装材のメリハリ
リビングなど人目に付く場所にはこだわりの素材を使い、寝室や子供部屋などプライベートな空間は標準仕様のクロスにするなど、場所によってグレードを変えることでコストを調整できます。

⚫︎設備のシンプル化
多機能で高価な設備も魅力的ですが、本当に自分たちに必要な機能かを見極めましょう。例えば、浴室乾燥機は使わない家庭であれば、その分を他に回せます。

⚫︎施主支給の活用
照明器具やカーテンレール、タオルハンガーなどを自分で購入して、施工会社に取り付けだけを依頼する「施主支給」。デザインにこだわりつつ、コストを抑えることができる場合があります。ただし、対応可能か事前に施工会社への確認が必要です。

⚫︎外構工事は後回しに
駐車場やフェンスなどの外構工事は、建物が完成してから、生活しながら少しずつ自分たちでDIYしたり、改めて専門業者に依頼したりすることも可能です。

まとめ:2025年の家づくりは「あなただけの正解」を見つける旅

ここまで、2025年の注文住宅における最新トレンドを様々な角度からご紹介してきました。自然との調和、効率的な家事動線、そして省エネで快適な暮らし。これらは多くの人にとって魅力的なキーワードでしょう。しかし、最も大切なのは、これらのトレンドを鵜呑みにするのではなく、「自分たち家族がどんな暮らしを送りたいか」という原点に立ち返ることです。

トレンドは、あくまで理想の家を形にするためのヒントや選択肢の一つにすぎません。ぜひ、ご家族でじっくりと話し合い、この記事で得た知識を活用しながら、10年後、20年後も「この家を建てて本当に良かった」と思える、あなただけの最高の住まいを創り上げてください。後悔のない家づくりが実現できるよう、心から応援しています。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<こだわりが詰まった子育てしやすい家>>

✔️エリア:滋賀県野洲市
✔️家族構成:ご夫婦+お子様
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2024年7月~2024年11月 約4ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】165.64㎡ /【建築面積】56.72㎡(建蔽率 34.25% 許容70%)
     【延床面積】106.98㎡(容積率64.59% 許容200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO/ 【厨房機器】クリナップ/ 【照明】Panasonic

実例の詳細はこちら!

モダンな雰囲気に仕上げたLDK。リビングには、お子様のイベントや書類を整理しやすいマグネットボードを設置。子育て世代に是非マネしてほしいアイデアだ。キッチンには収納スペースを充実させたので、散らかる心配もなく、ご友人家族を招く際も安心。

お子様が2人いらっしゃることを考慮し、キッチンから家事をしながらお子様を見守ることができる和室を取り入れました。また、家全体で収納を充実させるとともに、使いやすい回遊動線を採用。ご趣味を楽しめるヌックを取り入れ、ご主人専用のスペースもお家の中に組み込んだのもこだわりポイント。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

「住」のお悩みにワンストップで対応

新築・不動産仲介・リフォームの「三位一体体制」

新築、不動産仲介、リフォームの「三位一体体制」で、リフォーム会社として21年の実績を持ち、滋賀県リフォーム売上ランキングでNo.1をいただきました。土地のご紹介から住宅ローンの提案、資金計画の策定、修理・修繕、リフォームまで、住まいに関するさまざまな悩みに寄り添いサポートしています。お客様の「住まいコンシェルジュ」として、建築前から建築後までトータルにサポートします。

 

滋賀県全域に9店舗。迅速なアフター対応で不安にさせません

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心が通うおもてなし接客でお届けする「感動」

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匠工房は「おもてなし接客」を大切にし、家を売るのではなくお客様を幸せにすることを使命としています。ハウスエージェントやおもてなしスタッフがお客様に伴走し、「感動できる家づくり」を提供します。資金計画や土地探しに至るまで、お客様の希望や将来設計に基づき、無理なく支払える予算を提案します。また、近隣調査報告書を提供し、検討中の土地に関する判断材料を提供します。

 

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お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

注文住宅の家事動線はコレで解決!家事が楽になる間取りのおすすめアイデアと後悔しないポイント

By 家づくりコラム No Comments
スタッフブログ

注文住宅の家事動線はコレで解決!家事が楽になる間取りのおすすめアイデアと後悔しないポイント

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「家事動線」です。

「洗濯物を抱えて1階と2階を何度も往復…」「料理中に子どもに呼ばれて、火を止めてリビングへ…」そんな毎日の家事に、時間と労力を奪われていませんか。共働きや子育てで忙しい世代にとって、家事の負担は切実な悩みです。注文住宅は、そんな日々のストレスを間取りの工夫で解消できる絶好のチャンスです。そして、その鍵を握るのが「家事動線」。家事動線を意識した家は、毎日の家事を驚くほどスムーズにし、暮らしにゆとりをもたらしてくれます。しかし、ただ「家事動線を良くしたい」と思っても、具体的にどうすれば良いのか分からない方も多いでしょう。

この記事では、注文住宅で家事動線を良くするための基本的な考え方から、洗濯や料理といったシーン別の具体的な間取りアイデア、さらには後悔しないための注意点まで、専門家でなくても分かりやすく解説します。読み終える頃には、あなたの理想の暮らしを叶える家事動線のヒントがきっと見つかるはずです。

そもそも「家事動線の良い家」とは?注文住宅で考えるべき3つの基本

「家事動線」という言葉をよく耳にしますが、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。簡単に言えば、家事をする際の「人の動きの流れ」がスムーズで、無駄がない状態のことです。例えば、キッチンと洗濯機置き場が家の両端にあると、料理をしながら洗濯機を回す「ながら家事」のたびに長い距離を移動しなければなりません。これが家事動線の悪い状態です。注文住宅で快適な家事動線を実現するためには、まず以下の3つの基本ポイントを理解しておくことが重要です。

ポイント1:移動距離は短く「まとめる」

家事効率を上げる最もシンプルな方法は、関連する作業場所を近くにまとめることです。特に、毎日使うキッチン、洗面所、浴室といった水回りを一箇所に集約すると、料理・洗濯・掃除といった家事の移動距離が格段に短くなります。

例えば、キッチンのすぐ隣に洗面脱衣室(洗濯機置き場)があれば、料理の合間に洗濯物を回すのもスムーズです。また、水回りを集中させると配管工事がまとめられるため、建築コストや将来のメンテナンス費用を抑えられるという現実的なメリットもあります。

ポイント2:行き止まりのない「回遊動線」

家の中を行き止まりなく、ぐるりと回れる間取りを「回遊動線」と呼びます。例えば、キッチンからパントリーを通り、そのまま洗面所へ抜けられるような間取りです。

この動線があると、朝の忙しい時間帯に家族の動きが重なっても、スムーズにすれ違うことができます。また、料理をしながら洗濯物を干しに行く、掃除機をかけながら部屋を移動するなど、「ながら家事」が非常にしやすくなります。実際に回遊動線を取り入れたことで、1日の家事時間が1時間以上短縮されたという例もあるほど、効果的な工夫です。

ポイント3:使う場所にしまう「適材適所の収納」

スムーズな動線があっても、モノが散らかっていては意味がありません。効率的な家事動線は、適切な「収納計画」とセットで考えることが不可欠です。

ポイントは、「使う場所のすぐ近くに、使うモノをしまう」こと。例えば、洗った洗濯物をしまうファミリークローゼットが洗濯機から遠ければ、結局移動の手間がかかってしまいます。動線の流れに沿って、必要な場所に適切な量の収納を設けることで、初めて家事動線は真価を発揮するのです。

【家事別】注文住宅で後悔しない!家事動線が劇的に変わる間取りアイデア8選

ここからは、より具体的に、家事が楽になる間取りのアイデアを「洗濯」「料理」「掃除・その他」のシーン別に8つご紹介します。ご自身のライフスタイルで、どの家事の負担を一番減らしたいか考えながら読み進めてみてください。

【洗濯編】「洗う→干す→たたむ→しまう」が最短になる神動線

家事の中でも特に工程が多く、負担に感じやすいのが洗濯です。「洗う・干す・たたむ・しまう」という一連の作業が、家のあちこちに分散していると、時間も労力もかかってしまいます。この一連の動作を最短距離で完結させるアイデアを見ていきましょう。

<アイデア1:ランドリールームとファミリークローゼットを直結させる>

洗濯動線の究極の形とも言えるのが、洗濯に関する全てを一部屋で完結させる間取りです。洗面脱衣室に室内干しスペースと乾燥機を設けた「ランドリールーム」を作り、そのすぐ隣に家族全員の衣類を収納する「ファミリークローゼット」を配置します。

この間取りなら、洗濯機から取り出した洗濯物をその場で干し、乾いたらすぐに隣のクローゼットへ。たたむ作業もランドリールーム内のカウンターで行えば、移動距離はほぼゼロです。雨の日や花粉の季節も天候を気にせず洗濯ができ、乾いた洗濯物がリビングに山積みになることもありません。

【料理編】毎日の調理と片付けを効率化するアイデア

料理は、調理そのものだけでなく、食材の準備、配膳、後片付け、そして買い出し後の収納まで、多くの工程を含んでいます。これらの流れをスムーズにするキッチン周りの動線アイデアをご紹介します。

<アイデア2:回遊できるアイランドキッチン・ペニンシュラキッチン>

キッチン本体が壁から独立している「アイランドキッチン」や、片側が壁についている「ペニンシュラキッチン」は、キッチンの周りをぐるりと回遊できるのが大きな特徴です。

複数人でキッチンに立っても動きやすく、夫が調理をしている間に妻が冷蔵庫から食材を取り出す、といった動きもスムーズ。子どもがお手伝いする際にも邪魔になりません。リビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションを取りながら料理ができるため、孤立感なく家事ができるのも魅力です。

<アイデア3:「おかえり動線」にもなる玄関直結パントリー>

買い物から帰宅した際、重いお米や飲み物のペットボトルをキッチンまで運ぶのは一苦労です。そこでおすすめなのが、玄関のシューズクロークから直接入れる「パントリー(食品庫)」を設ける間取りです。

帰宅後すぐに荷物をパントリーに置けるため、重い荷物を持って家の中を歩き回る必要がありません。この動線を確保するために約50万円ほどの追加費用がかかる場合もありますが、日々の負担を考えれば検討する価値は大きいでしょう。

<アイデア4:配膳・片付けが楽なダイニング横並びキッチン>

キッチンのカウンターとダイニングテーブルを横並びに配置するレイアウトも、食事の準備と片付けを劇的に楽にします。

カウンターで出来上がった料理を、振り返ることなく横にスライドさせるだけで配膳が完了。食事が終わった後の食器も、同じようにスムーズにシンクまで運べます。子どもも手伝いやすく、家族みんなで協力する習慣が自然と身につくかもしれません。

【掃除・その他】”名もなき家事”を減らすアイデア

掃除やゴミ出し、脱いだ服の片付けなど、一つひとつは小さくても積み重なると大きな負担になるのが「名もなき家事」。こうした日々の細々とした家事を楽にするアイデアをご紹介します。

<アイデア5:家族が自分で片付ける「ファミリークローゼット」中心の帰宅動線>

リビングに上着やカバンが散らかりっぱなし…というお悩みはありませんか。それは、帰宅後の動線が整っていないからかもしれません。

玄関→シューズクローク(コートやカバンを置く)→ファミリークローゼット(部屋着に着替える)→洗面所(手を洗う)→リビング、という一連の「帰宅動線」を作ってみましょう。リビングに入る前に身支度を整える流れを習慣化することで、家族が自然と自分のものを片付けるようになり、ママの片付けの手間を減らすことができます。

<アイデア6:ゴミ出しが楽になる勝手口の配置>

意外と見落としがちですが、毎日のゴミ出しも重要な家事動線の一つです。キッチンから直接外に出られる勝手口があると、生ゴミの臭いが室内にこもる前にすぐ外に出せます。

また、勝手口の外に屋根付きのスペースを設ければ、缶やペットボトルなどの分別ゴミを収集日まで一時的に保管する場所としても活用でき、キッチンをすっきりと保つことができます。

<アイデア7:集中できる「家事室(ママコーナー)」の設置>

アイロンがけやミシン、家計簿の記入など、リビングのテーブルで作業をすると、食事のたびに片付けなければならず面倒ですよね。そんな時に活躍するのが、2〜3畳ほどの小さな「家事室」です。

独立したスペースがあれば、作業を途中で中断してもそのままにしておけますし、集中して家事に取り組むことができます。家事室の設置には広さや設備に応じて約100万円ほどの費用がかかることもありますが、自分だけの空間を持つことで、家事のモチベーションアップにも繋がるでしょう。

<アイデア8:家事効率を加速させるスマートホーム技術の活用>

間取りの工夫だけでなく、最新の技術を取り入れることで、家事はさらに楽になります。ビルトイン食洗機や浴室換気乾燥機といった定番設備はもちろん、最近ではスマートホーム技術の導入もおすすめです。

スマートスピーカーに話しかけるだけで照明やエアコンを操作したり、スマートフォンで外出先からお風呂のお湯はりや洗濯機の予約をしたり。物理的な動線だけでなく、こうした技術を活用することで、家事の負担をさらに軽減することができます。

家事動線の良い間取りの落とし穴は?知っておくべきデメリットと対策

家事動線の良さを追求するあまり、思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。メリットばかりに目を向けるのではなく、考えられるデメリットと対策を事前に知っておくことで、後悔のない家づくりができます。

デメリット1:プライバシーの確保が難しいケースも

家事効率を優先して回遊動線を取り入れたり、LDKと洗面所を近づけすぎたりすると、プライバシーの確保が難しくなることがあります。例えば、友人が遊びに来ている時に、洗面所や脱衣所が丸見えになってしまう、家族が入浴中に気を使って洗面所が使いにくい、といった問題です。

対策としては、急な来客時にサッと隠せるよう、洗面所の入り口に引き戸やロールスクリーンを設置するのがおすすめです。また、設計段階で来客が通る動線と家族が使う家事動線をなるべく分けるように計画することも重要です。

デメリット2:家族の生活音が気になる場合がある

水回りを寝室の近くに配置すると、夜間に洗濯機や食洗機を回す音が気になって眠れない、という問題が起こる可能性があります。また、オープンな間取りは家族の気配を感じやすい反面、テレビの音や話し声が家中に響きやすいというデメリットもあります。

対策としては、寝室と水回りの間にクローゼットなどの収納スペースを挟むことで、音の伝わりを和らげることができます。また、壁の中に断熱材や防音材を入れる、気密性の高いドアを選ぶといった工夫も効果的です。

注文住宅で理想の家事動線を実現するための3ステップ

理想の家事動線を実現するためには、情報収集だけでなく、自分たちの暮らしに合わせた計画を立て、それをプロに的確に伝えることが重要です。ここからは、具体的なアクションプランを3つのステップでご紹介します。

STEP1:今の家事の不満と理想の暮らしを書き出す

まずは、現状の住まいでの家事に対する不満をすべて書き出してみましょう。「朝の準備で洗面所が混雑する」「洗濯物を干す場所まで遠い」「キッチンの収納が足りない」など、具体的であればあるほど良いです。

次に、その不満が解消されたら「どんな暮らしがしたいか」を想像して書き出します。「朝、子どもをスムーズに送り出したい」「週末にまとめてアイロンがけをしたい」「洗濯物をたたむ時間を短縮して、コーヒーを飲む時間が欲しい」など、あなたの理想の暮らしを言語化することが、家づくりの第一歩です。

STEP2:楽にしたい家事の「優先順位」を決める

予算や土地の広さには限りがあるため、書き出した理想をすべて叶えるのは難しいかもしれません。そこで重要になるのが、「優先順位」を決めることです。

あなたやあなたの家族にとって、最も負担に感じている家事は何でしょうか。「洗濯だけは絶対に楽にしたい」「料理が好きだからキッチンにはこだわりたい」「とにかく掃除がしやすい家がいい」など、譲れないポイントを家族で話し合って決めましょう。この優先順位が明確であれば、間取り決めで迷った際の判断基準になります。

STEP3:プロに相談!ライフスタイルを正直に伝える

STEP1と2でまとめたリストを持って、ハウスメーカーや工務店の設計担当者など、家づくりのプロに相談しましょう。その際に最も大切なのは、「見栄を張らずに、ありのままの暮らしを正直に伝える」ことです。

例えば、「実はズボラで掃除は苦手」「週末にまとめ洗いをするので、一度にたくさん干せる場所が欲しい」「平日の朝食はパンとコーヒーだけ」といったリアルな情報こそ、あなたに最適な間取りを提案してもらうための重要なヒントになります。プロは多くの家族の家づくりを手掛けてきた専門家です。あなたのライフスタイルに合わせた最適な解決策をきっと見つけてくれるはずです。

家事動線に関するよくある質問(Q&A)

最後に、家事動線についてお客様からよくいただく質問にお答えします。

Q. 家事動線の幅はどのくらいが理想ですか?

通路の幅は、家事のしやすさを大きく左右します。一般的に、人が一人で作業したり通ったりするだけなら、通路幅は80cmから90cm程度あれば十分です。しかし、キッチンなどで二人ですれ違ったり、冷蔵庫のドアや収納の引き出しを開けたりする動作を考慮すると、120cm程度の幅があると、より快適に作業ができます。

Q. 家事動線を良くすると、費用はどれくらい上がりますか?

間取りの工夫自体で、建築費用が大幅に上がることは多くありません。しかし、パントリーや家事室を新たに設ける場合は、その分の面積と内装工事の費用が必要になります。目安として、パントリーの新設で約50万円から、2〜3畳の家事室の新設で約100万円からの追加費用がかかる場合があります。また、食洗機や乾燥機といった設備を追加する場合も、その分の費用がかかります。どこにコストをかけるか、優先順位と照らし合わせて検討することが大切です。

まとめ:最適な家事動線で、ゆとりある毎日を手に入れよう

今回は、注文住宅で家事を楽にする「家事動線」について、基本の考え方から具体的な間取りのアイデア、後悔しないためのポイントまで詳しく解説しました。

・家事動線の基本は「まとめる」「回遊」「適材適所の収納」
・洗濯・料理などシーン別に最適な間取りアイデアがある
・メリットだけでなくデメリットも理解し、対策を立てることが重要
・理想の実現には「現状分析」「優先順位付け」「プロへの相談」が不可欠

家事動線を考え抜いた住まいは、単に家事の時間を短縮するだけではありません。そこで生まれた時間と心のゆとりは、家族とのコミュニケーションを豊かにし、あなた自身の趣味や休息の時間となり、日々の暮らしをより充実させてくれるはずです。この記事が、あなたの理想の家づくりへの第一歩となれば幸いです。まずは、ご家族の「今」の暮らしを見つめ直し、どんな「未来」を望むのかを話し合うことから始めてみてはいかがでしょうか。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<自然と調和する長期優良住宅の家>>

✔️エリア:滋賀県甲賀市
✔️家族構成:ご夫婦+お子様
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2024年7月~2024年12月 約5ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】198.74 ㎡ /【建築面積】76.18㎡(建蔽率38.34% 許容 70%)
    【延床面積】110.95㎡(容積率58.83% 許容 200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO/ 【厨房機器】クリナップ/ 【照明】Panasonic

実例の詳細はこちら!

お施主様が特にこだわったポイントの一つが、家事動線を考慮した間取りづくり。家事に費やす時間を少しでも効率化し、家族みんなが快適に過ごせるよう、回遊動線を意識した間取りに。また、1階にはファミリークローゼット(FCL)を設けることで、洗濯から片づけまでの一連の作業を1階で完結できるようにしました。さらに、FCLを家族全員がアクセスしやすい場所に配置することで、衣類の出し入れがスムーズに。

家の至る所に収納スペースを設けたのもこだわりポイント。「使う場所のすぐ近くに、使うモノをしまう」という家事動線の良い間取りの”基本”を再現。片付けのハードルを下げることで、いつも整理整頓が行き届いた、綺麗な家を保つことができる。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

「住」のお悩みにワンストップで対応

新築・不動産仲介・リフォームの「三位一体体制」

新築、不動産仲介、リフォームの「三位一体体制」で、リフォーム会社として21年の実績を持ち、滋賀県リフォーム売上ランキングでNo.1をいただきました。土地のご紹介から住宅ローンの提案、資金計画の策定、修理・修繕、リフォームまで、住まいに関するさまざまな悩みに寄り添いサポートしています。お客様の「住まいコンシェルジュ」として、建築前から建築後までトータルにサポートします。

 

滋賀県全域に9店舗。迅速なアフター対応で不安にさせません

滋賀県全域に9店舗展開し、迅速なアフター対応で不安を取り除きます。施工エリアは県内全域で、各店舗から建築現場まで1~1.5時間で到着可能。定期点検やSOSにもスピーディーに対応し、施工管理の実績を持つスタッフが対応します。リフォームのプロフェッショナルが増改築の相談にも乗り、一生涯のパートナーとしてお付き合いしています。

 

Googleクチコミ評価★4.6以上!お客様満足度に自信があります

Googleクチコミ評価は★4.6以上で、お客様満足度に自信を持っています。お客様とその家族を幸せにすることを願い、正直かつ健全な組織づくりと情熱的な接客に全スタッフが取り組んでいます。建築業界・不動産業界をサービス業として進化させ、お客様との末長いお付き合いを目指しています。

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1万件以上のリフォーム実績を活かしたロングライフ住宅

匠工房は1万件以上のリフォーム実績を誇り、家族の幸せを重視したロングライフ住宅を提供しています。性能とデザインに妥協せず、建築時から暮らし始めてからのコストパフォーマンスに優れた家を提供し、累計13000件のリフォーム案件の経験を活かして将来の不具合や劣化に備えたプランを提供しています。リフォーム会社としてのノウハウを生かし、トラブルや余計な出費の少ない安心な生活を実現し、一生モノの家を提案しています

 

予算・重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップ

予算や重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップを用意しており、「フルオーダー住宅/オーダーメイド」は素材にこだわった自由なデザイン住宅、「タクミセレクト」は高性能なコンセプト住宅として提供されています。土地探しから資金計画までサポートし、お客様にぴったりな家を一緒に考えます。

 

リフォームのノウハウを詰め込んだ強い家「タクミセレクト」

特に「タクミセレクト」はリフォームのノウハウを凝縮し、高い住宅性能を標準仕様として提供。初回打合せから着工まで最短6週間で土地ありのお客様、最短10週間で土地なしのお客様にもスピーディーな対応が可能で、コストダウンも実現しています

心が通うおもてなし接客でお届けする「感動」

お客様以上にお客様を想う心から生まれた「おもてなし接客」

匠工房は「おもてなし接客」を大切にし、家を売るのではなくお客様を幸せにすることを使命としています。ハウスエージェントやおもてなしスタッフがお客様に伴走し、「感動できる家づくり」を提供します。資金計画や土地探しに至るまで、お客様の希望や将来設計に基づき、無理なく支払える予算を提案します。また、近隣調査報告書を提供し、検討中の土地に関する判断材料を提供します。

 

おもてなし保育士が責任を持って大切なお子様をお預かりします

特に小さなお子様がいるお客様には、有資格のおもてなし保育士が専用託児室でお子様をお預かりし、お客様が打ち合わせやモデルハウス見学に集中できるようサポートします。安全管理に気を配り、託児中の様子を写真つきの「託児記録」でお伝えし、お子様に楽しいひとときを提供します

お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

【注文住宅】ランドリールーム間取り完全ガイド|後悔しないための広さ・動線・費用をプロが徹底解説

By 家づくりコラム No Comments
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【注文住宅】ランドリールーム間取り完全ガイド|後悔しないための広さ・動線・費用をプロが徹底解説

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「ランドリールーム」です。

「毎日の洗濯、本当に大変…」「共働きで洗濯物を干す時間がなかなか取れない」
注文住宅を考える多くの方が、このような洗濯に関する悩みを抱えています。そんな家事の負担を劇的に軽くすると注目されているのが「ランドリールーム」です。しかし、「本当に便利なの?」「作って後悔しないかな?」といった不安もつきもの。ランドリールームは、ただの洗濯スペースではありません。間取りや動線、広さをしっかり計画しないと、かえって使いにくい物置になってしまう可能性もあるのです。

この記事では、ランドリールームで後悔しないための全てを徹底解説します。失敗しないための広さの決め方から、家事効率を最大化する動線のポイント、気になる費用や湿気対策まで、この記事を読めば、あなたの家族にぴったりのランドリールームの形が見つかります。

そもそもランドリールームとは?基本を理解して最適な選択を

ランドリールームという言葉はよく聞くけれど、具体的にどんな部屋かご存じでしょうか。単に洗濯機を置くスペースとは少し違います。注文住宅におけるランドリールームとは、一般的に「洗う・干す・畳む・アイロンをかける・しまう」という洗濯に関する一連の作業を、1つの部屋で完結できるように設計された空間のことを指します。家事の効率を格段に上げ、快適な暮らしを実現するための心強い味方なのです。

「ランドリースペース」「サンルーム」との違いは?目的別に徹底比較

ランドリールームを検討する際、「ランドリースペース」や「サンルーム」といった似た言葉との違いが気になる方も多いでしょう。それぞれの特徴を理解し、ご自身の目的やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

<ランドリールーム>

⚫︎目的: 洗濯家事全般の効率化。「洗う〜しまう」までを1か所で完結させることが主目的です。
⚫︎特徴: 洗濯機、乾燥機、物干し、作業台、収納などを集約します。家事動線を最優先に設計されることが多いです。
⚫︎おすすめな人: 家事の時短を最優先に考えたい共働き世帯や、洗濯物が多い子育て世帯。

<ランドリースペース>

⚫︎目的: 洗濯物を「干す」ことに特化した場所。
⚫︎特徴: 洗面脱衣室の一角や廊下、2階ホールなどに物干し竿を設置する簡易的な空間を指します。独立した部屋ではないため、省スペースで実現できます。
⚫︎おすすめな人: 独立した部屋を設けるほどの広さはないけれど、室内干しの場所は確保したい方。

<サンルーム>

⚫︎目的: 日光浴やリラックス空間としての活用が主目的。洗濯物を干す機能も持ち合わせます。
⚫︎特徴: ガラス張りで屋根があり、自然光をたっぷりと取り込める空間です。リビングの延長として設置されることも多く、物干し以外の多目的な使い方ができます。
⚫︎おすすめな人: 洗濯物を干すだけでなく、開放的な空間で趣味やリラックスの時間を楽しみたい方。

後悔しないために知っておきたい!ランドリールームのメリット・デメリット

ランドリールームは多くの魅力がある一方で、知っておくべき注意点も存在します。導入を決める前に、メリットとデメリットの両方をしっかりと把握し、ご自身の家族にとって本当に必要かどうかを判断することが、後悔しない家づくりの第一歩です。ここでは、それぞれの側面を詳しく見ていきましょう。

【メリット】家事時間が半分に?驚きの時短効果と快適な暮らし

ランドリールームを導入することで得られるメリットは、単に「便利」という言葉だけでは表せません。日々の暮らしが豊かになる、具体的な利点をご紹介します。

⚫︎圧倒的な家事の時短が実現する
重い洗濯カゴを持って階段を往復する必要がなくなり、洗濯動線が劇的に短縮されます。ある調査では、ランドリールームの導入で週あたりの洗濯時間が平均3時間も削減できたというデータもあり、忙しい毎日の中に貴重なゆとりを生み出します。

⚫︎天候や時間を気にせず洗濯できる
雨の日や雪の日、花粉やPM2.5が気になる季節でも、いつでも安心して洗濯物を干せます。夜間に洗濯を済ませたい共働き世帯にとっても、天候や時間に縛られないストレスフリーな環境は大きな魅力です。

⚫︎生活感を隠し、リビングを美しく保てる
リビングに室内干し用のハンガーラックが常設されている、といった光景とは無縁になります。急な来客時でも、洗濯物を見られる心配がなく、スッキリとした居住空間を常にキープできます。

⚫︎衣類をきれいに保てる
外干しによる色あせや、排気ガスなどの汚れが付着する心配がありません。大切な衣類を、より良い状態で長く保つことができます。

【デメリット】「作らなきゃよかった…」を避けるための注意点

魅力的なランドリールームですが、計画不足が原因で「作らなければよかった」という後悔につながるケースもあります。事前にデメリットと、その対策を理解しておくことが重要です。

⚫︎建築コストが増加する
独立した部屋を1つ増やすことになるため、当然ながら建築費用は上がります。床面積が増える分のコストに加え、換気扇や物干しユニットなどの設備費用も考慮する必要があります。

⚫︎他の居住スペースが狭くなる可能性がある
特に建坪が限られている場合、ランドリールームにスペースを割いた分、リビングや寝室などの居住空間が狭くなってしまうことがあります。家全体のバランスを考えた間取り計画が不可欠です。

⚫︎湿気やカビ対策が必須になる
洗濯物を干す空間は、家の中で最も湿気がこもりやすい場所の一つです。十分な換気計画や除湿対策を怠ると、カビの発生源となり、健康に影響を及ぼす恐れもあります。

⚫︎使わなくなるとただの物置になる
ライフスタイルの変化(子供の独立など)で洗濯物の量が減ったり、動線計画に失敗して使い勝手が悪かったりすると、次第に使われなくなり、ただの物置部屋になってしまうリスクがあります。

【最重要】失敗しないランドリールーム間取り5つの鉄則

ランドリールームの成功は、間取り計画で9割決まると言っても過言ではありません。見た目のおしゃれさや憧れだけで作ってしまうと、後悔の原因になりかねません。「こんなはずじゃなかった…」を防ぐために、家づくりのプロが実践している「5つの鉄則」をご紹介します。このポイントを押さえておけば、ハウスメーカーや工務店との打ち合わせもスムーズに進み、あなたの家族に本当にフィットする理想の空間を実現できるはずです。

鉄則① 広さ:家族の洗濯物量で決める!最適な広さ(2畳・3畳・4畳〜)の考え方

「ランドリールームって、何畳くらい必要?」これは非常によくいただく質問です。最適な広さは、家族の人数や洗濯物の量、そしてランドリールームでどこまでの作業を行いたいかによって変わります。

⚫︎2畳(約3.3平方メートル)
できること: 洗濯機を置き、2〜3人分の洗濯物を干す最小限のスペース。洗面脱衣室と兼用するケースが多いです。
ポイント: 作業スペースは限られるため、畳んだりアイロンがけをしたりするのは別の場所で行う想定になります。

⚫︎3畳(約5.0平方メートル)
できること: 4人家族の洗濯物にも対応可能。物干しスペースに加え、畳んだりアイロンがけをしたりする簡単な作業カウンターを設けることができます。最も標準的で人気の広さです。
ポイント: 洗濯機、乾燥機、物干し、作業台、収納をバランス良く配置できます。

⚫︎4畳以上(約6.6平方メートル〜)
できること: ゆとりある空間で、全ての洗濯家事をストレスなく行えます。大型のファミリークローゼットを隣接させたり、スロップシンクを設置したりと、自由度の高い設計が可能です。
ポイント: 家族全員の衣類をまとめて管理するなど、家事室としての多機能な役割を持たせることができます。

鉄則② 動線:家事効率を最大化する「回遊動線」と「隣接配置」

ランドリールームを最大限に活用するためには、他の部屋との「つながり」を意識した動線計画が鍵となります。重い洗濯物を持って家の中を何度も行き来するのは大変です。代表的な2つの動線パターンをご紹介します。

⚫︎隣接配置(直線動線)
パターン: 「浴室 → 脱衣所 → ランドリールーム」を一直線につなぐ配置です。
メリット: 入浴時に脱いだ服をすぐに洗濯機に入れ、洗濯から乾燥までがスムーズに完結します。水回りが集約されるため、配管コストを抑えやすいのも魅力です。

⚫︎回遊動線
パターン: 「キッチン ⇔ パントリー ⇔ ランドリールーム ⇔ ファミリークローゼット」のように、行き止まりなく室内をぐるりと回れる動線です。
メリット: 料理をしながら洗濯機の様子を見に行ったり、干し終わった服をすぐにクローゼットにしまったりと、複数の家事を同時並行しやすくなります。家事全体の効率が飛躍的にアップします。

どちらの動線が最適かは、あなたのライフスタイル次第です。「料理と洗濯は同時に進めたい」「お風呂のついでに洗濯を済ませたい」など、ご自身の家事のスタイルをイメージしながら計画しましょう。

鉄則③ 湿気・カビ対策:プロが教える換気扇の配置と調湿建材の選び方

ランドリールームで最も注意すべき点が「湿気」です。対策を怠ると、カビが発生し、せっかくの快適な空間が台無しになってしまいます。プロが実践する湿気・カビ対策のポイントは以下の通りです。

⚫︎窓と換気扇のダブル対策
自然の風を取り入れるための「窓」と、強制的に空気を入れ替える「換気扇」の両方を設置するのが基本です。特に、空気の流れを作るために、給気口と排気口(換気扇)を対角線上に配置すると換気効率が上がります。

⚫︎24時間換気システムの活用
現在の住宅では義務化されている24時間換気システムを正しく利用し、常に室内の空気を循環させることが重要です。

⚫︎除湿機やサーキュレーターの併用
梅雨の時期や洗濯物が多い日は、除湿機やサーキュレーターを併用すると、より早く効率的に乾かすことができます。そのためのコンセントも忘れずに計画しましょう。

⚫︎調湿効果のある内装材を選ぶ
壁材に「珪藻土」や「エコカラット」のような、湿度を吸収・放出する機能を持つ建材を採用するのも非常に効果的です。初期コストはかかりますが、カビの発生を根本から抑制し、快適な環境を長く保つことができます。

鉄則④ 収納:「しまう」までが洗濯!ファミリークローゼットとの連携術

「洗濯は、衣類をタンスにしまうまで」です。せっかくランドリールームで洗濯物を乾かしても、そこから各部屋のクローゼットに運ぶのが面倒、という声は少なくありません。この最後のひと手間をなくすのが、「ファミリークローゼット(ファミクロ)」との連携です。

⚫︎ランドリールームとファミクロを隣接させる
これが最も効果的な解決策です。乾いた衣類をハンガーにかけたまま、数歩移動するだけでファミクロに収納できます。畳む手間さえ省けるため、家事の負担が大幅に軽減されます。

⚫︎必要な収納を計画する
ランドリールーム内にも、洗剤や柔軟剤のストック、ハンガー、洗濯ネットなどを置くための収納棚は必須です。棚は、高さを自由に変えられる「可動棚」にすると、収納する物に合わせて調整できるため非常に便利です。また、アイロンをかけたYシャツなどを一時的に掛けておくハンガーパイプもあると重宝します。収納は「しまう物」と「使う場所」を具体的にイメージして計画することが成功の秘訣です。

鉄則⑤ 設備:意外な落とし穴!コンセント位置とスロップシンクの要否

間取りや動線といった大きな計画に目が行きがちですが、コンセントなどの細かい設備計画も、ランドリールームの使い勝手を大きく左右します。後から「ここに欲しかった!」と後悔しないように、以下の点をチェックしましょう。

⚫︎コンセントの数と位置
「洗濯機用の一つで十分」と考えてはいけません。実際に暮らしてみると、アイロン、除湿機、サーキュレーター、冬場のヒーターなど、意外と多くの家電を使います。

・最低でも2〜3か所は設けるようにしましょう。
・アイロンがけをする作業台の近くや、サーキュレーターを置く予定の場所など、使うシーンを具体的に想定して位置を決めることが重要です。
・水がかかる可能性を考慮し、防水コンセントやアース付きコンセントを選ぶとより安心です。

⚫︎スロップシンクの要否
スロップシンクとは、泥汚れのついた靴や衣類を洗ったり、つけ置き洗いをしたりするのに便利な、深くて大きい流しのことです。

・必要性が高い家庭: 小さなお子さんがいる、部活動で衣類が泥だらけになる、ペットがいる、ガーデニングが趣味といったご家庭では大活躍します。
・判断基準: 洗面台で代用できるか、お風呂場で洗うかなど、現在の洗い方を振り返り、本当に独立した流しが必要かどうかを検討しましょう。

気になる費用は?ランドリールームの初期コストと維持費(固定資産税)

理想のランドリールームを実現するためには、金銭的な計画も欠かせません。「いったい、いくらかかるの?」という疑問は、家づくりを進める上で非常に重要です。ここでは、ランドリールームを設ける際の初期コストと、見落としがちな維持費(固定資産税)について、分かりやすく解説します。事前にコスト感を把握しておくことで、無理のない資金計画を立てることができます。

設置にかかる費用の内訳と相場(追加坪数・設備費用)

ランドリールームの設置費用は、大きく「スペースを増やす費用」と「設備を追加する費用」に分けられます。

⚫︎スペースを増やす費用(建築費)
例えば、坪単価60万円の住宅で3畳(1.5坪)のランドリールームを増やす場合、単純計算で「60万円 × 1.5坪 = 90万円」が追加の建築費の目安となります。もちろん、これはあくまで概算であり、住宅の仕様によって変動します。

⚫︎設備を追加する費用
スペースだけでなく、快適に使うための設備にも費用がかかります。以下は一般的な設備費用の相場です。

・換気扇: 2万円~5万円
・室内物干しユニット(天井付けなど): 3万円~10万円
・造作の収納棚やカウンター: 5万円~20万円
・スロップシンク: 5万円~15万円

これらの費用を合計すると、3畳のランドリールームを設ける場合、一般的に100万円~150万円程度の追加費用を見ておくと良いでしょう。

意外と知らない?固定資産税への影響と計算シミュレーション

家を建てると毎年かかるのが「固定資産税」です。ランドリールームを設けることで床面積や設備の評価額が上がるため、固定資産税もその分増加します。

専門的な計算は複雑ですが、大まかな目安として、ランドリールームを設けたことによる固定資産税の増加額は、年間で15,000円〜20,000円程度と考えておくと良いでしょう。

例えば、固定資産税評価額が50万円分アップしたと仮定すると、
50万円(評価額)× 1.4%(標準税率)= 7,000円
となり、年間の税負担が7,000円増える計算になります。これはあくまで一例ですが、家を維持していくためのコストとして、事前に把握しておくことが大切です。

もっと快適に!ランドリールームに採用したい人気設備&アイデア

基本的な機能を押さえたら、次はあなたの暮らしをさらに豊かにするプラスアルファの設備やアイデアを取り入れてみましょう。毎日の洗濯がもっと楽しく、快適になる人気のアイテムをご紹介します。「せっかく注文住宅で建てるなら、とことんこだわりたい!」という方はぜひ参考にしてください。

作業効率が劇的に変わる!ガス乾燥機「乾太くん」・室内物干し「ホシ姫サマ」

共働き世帯や子育て世帯から絶大な支持を得ているのが、時短を叶えるハイスペックな設備です。

⚫︎ガス衣類乾燥機「乾太くん」
電気式に比べて乾燥時間が大幅に短く、タオルなどがふんわり仕上がるのが最大の魅力です。洗濯物を干す手間そのものがなくなるため、家事効率は劇的に向上します。パワフルな分、設置にはガス栓が必要になるため、設計段階での計画が必須です。

⚫︎電動昇降物干し「ホシ姫サマ」
スイッチひとつで物干し竿が天井から降りてくる便利なアイテムです。使わない時は天井にスッキリ収納できるため、空間を有効活用できます。洗濯物を干す際に無理な姿勢になる必要がなく、腰への負担も軽減できるため、幅広い世代におすすめです。

おしゃれと実用を両立!造作カウンターやインテリアの工夫

ランドリールームは毎日使う場所だからこそ、気分が上がるお気に入りの空間にしたいものです。少しの工夫で、単なる作業場からおしゃれな空間へと生まれ変わります。

⚫︎造作カウンター
アイロンがけや洗濯物を畳むための作業台として、家の雰囲気に合わせた造作カウンターを設置するのが人気です。既製品にはないフィット感と、温かみのある空間を演出できます。カウンター下を収納スペースとして活用するのも良いでしょう。

⚫︎こだわりの内装
壁の一面だけアクセントクロスを使ったり、お気に入りのタイルを貼ったりするだけで、空間の印象は大きく変わります。耐水性や掃除のしやすさも考慮しつつ、自分らしいインテリアを楽しむことで、面倒な洗濯の時間も楽しいひとときに変わるかもしれません。

Q&A|注文住宅のランドリールームでよくある質問

ここでは、ランドリールームを検討中のお客様から特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。家づくりを進める上での細かな疑問や不安を解消するのにお役立てください。

Q1. 30坪の家でもランドリールームは作れますか?

A. はい、工夫次第で十分に可能です。

30坪程度の限られた広さの住宅で独立したランドリールームを設けるのは難しい場合もありますが、諦める必要はありません。以下のような方法で、省スペースでも機能的なランドリースペースを実現できます。

⚫︎洗面脱衣室と兼用する: 洗面脱衣室を少し広め(3畳程度)に設計し、物干しスペースやカウンターを設けるのが最も一般的な方法です。
⚫︎通路を兼用する: 2階のホールや廊下など、日常的に人が通るスペースの一部に物干しユニットを設置する方法もあります。
⚫︎縦の空間を活かす: 電動昇降物干しなどを活用し、使わない時は天井に収納することで、床面積を圧迫せずに干す場所を確保できます。

Q2. 将来、子供が独立したら物置になりませんか?

A. 事前に多目的な使い方を計画しておくことで、無駄なスペースになるのを防げます。

これは非常に重要な視点です。ライフステージの変化を見越して、ランドリールームの「第二の人生」を考えておきましょう。

⚫︎書斎や趣味のスペースとして: カウンターを設けておけば、アイロン台としてだけでなく、パソコン作業やミシンなど、趣味を楽しむデスクとしても活用できます。
⚫︎室内グリーンを楽しむサンルームとして: 日当たりの良い場所に設計しておけば、観葉植物を育てるインナーガーデンにすることも可能です。
⚫︎収納力の高い納戸として: 可動棚などを充実させておけば、家族の共有の収納スペースとして長く活用できます。

将来の暮らしをイメージしながら設計することで、ランドリールームは長く愛せる価値ある空間になります。

まとめ:理想のランドリールームで、ゆとりある暮らしを実現しよう

注文住宅におけるランドリールームの間取りについて、基本的な知識から後悔しないためのポイント、具体的な実例までご紹介してきました。ランドリールームは、単に洗濯作業を楽にするだけの場所ではありません。動線を短縮し、家事の時間を減らすことで生まれた「ゆとりの時間」は、家族とのコミュニケーションや、あなた自身の趣味の時間にあてることができます。つまり、ランドリールームは、より豊かな暮らしを実現するための価値ある投資なのです。大切なのは、ご自身の家族構成やライフスタイルをじっくりと見つめ直し、「我が家にとって最適な形」を見つけ出すことです。この記事で解説した「5つの鉄則」を参考に、ぜひあなただけの理想のランドリールームを計画してみてください。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<デザインと機能が融合する至高のリビングと洗面>>

✔️エリア:滋賀県蒲生郡日野町
✔️家族構成:ご夫婦+お子様
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2024年7月~2024年11月 約4.5ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】253 ㎡ /【建築面積】78.91㎡(建蔽率31.19% 許容70%)
    【延床面積】120.89㎡(容積率47.79% 許容200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO、ミラタップ/ 【厨房機器】クリナップ
      【照明】Panasonic

実例の詳細はこちら!

シンプルモダンな雰囲気が目を惹くLDK。23帖を超える広さがあり、天井の梁を見せたり、キッチンの天井を少し下げたりする工夫で、空間に立体感が生まれ、より広く感じられるデザインに仕上げました。また、間接照明のおかげで雰囲気が◎。

洗練されたホテルライクなデザインの洗面スペース。こちらは扉がなく開放的で、造作のおかげでおしゃれで無駄のない、清潔感のある空間に。たくさんの方に見ていただきたくなるような、施主様お気に入りの空間に仕上がりました。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

「住」のお悩みにワンストップで対応

新築・不動産仲介・リフォームの「三位一体体制」

新築、不動産仲介、リフォームの「三位一体体制」で、リフォーム会社として21年の実績を持ち、滋賀県リフォーム売上ランキングでNo.1をいただきました。土地のご紹介から住宅ローンの提案、資金計画の策定、修理・修繕、リフォームまで、住まいに関するさまざまな悩みに寄り添いサポートしています。お客様の「住まいコンシェルジュ」として、建築前から建築後までトータルにサポートします。

 

滋賀県全域に9店舗。迅速なアフター対応で不安にさせません

滋賀県全域に9店舗展開し、迅速なアフター対応で不安を取り除きます。施工エリアは県内全域で、各店舗から建築現場まで1~1.5時間で到着可能。定期点検やSOSにもスピーディーに対応し、施工管理の実績を持つスタッフが対応します。リフォームのプロフェッショナルが増改築の相談にも乗り、一生涯のパートナーとしてお付き合いしています。

 

Googleクチコミ評価★4.6以上!お客様満足度に自信があります

Googleクチコミ評価は★4.6以上で、お客様満足度に自信を持っています。お客様とその家族を幸せにすることを願い、正直かつ健全な組織づくりと情熱的な接客に全スタッフが取り組んでいます。建築業界・不動産業界をサービス業として進化させ、お客様との末長いお付き合いを目指しています。

性能もデザインもコストも。「あなたに、ぴったりな家」

1万件以上のリフォーム実績を活かしたロングライフ住宅

匠工房は1万件以上のリフォーム実績を誇り、家族の幸せを重視したロングライフ住宅を提供しています。性能とデザインに妥協せず、建築時から暮らし始めてからのコストパフォーマンスに優れた家を提供し、累計13000件のリフォーム案件の経験を活かして将来の不具合や劣化に備えたプランを提供しています。リフォーム会社としてのノウハウを生かし、トラブルや余計な出費の少ない安心な生活を実現し、一生モノの家を提案しています

 

予算・重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップ

予算や重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップを用意しており、「フルオーダー住宅/オーダーメイド」は素材にこだわった自由なデザイン住宅、「タクミセレクト」は高性能なコンセプト住宅として提供されています。土地探しから資金計画までサポートし、お客様にぴったりな家を一緒に考えます。

 

リフォームのノウハウを詰め込んだ強い家「タクミセレクト」

特に「タクミセレクト」はリフォームのノウハウを凝縮し、高い住宅性能を標準仕様として提供。初回打合せから着工まで最短6週間で土地ありのお客様、最短10週間で土地なしのお客様にもスピーディーな対応が可能で、コストダウンも実現しています

心が通うおもてなし接客でお届けする「感動」

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匠工房は「おもてなし接客」を大切にし、家を売るのではなくお客様を幸せにすることを使命としています。ハウスエージェントやおもてなしスタッフがお客様に伴走し、「感動できる家づくり」を提供します。資金計画や土地探しに至るまで、お客様の希望や将来設計に基づき、無理なく支払える予算を提案します。また、近隣調査報告書を提供し、検討中の土地に関する判断材料を提供します。

 

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特に小さなお子様がいるお客様には、有資格のおもてなし保育士が専用託児室でお子様をお預かりし、お客様が打ち合わせやモデルハウス見学に集中できるようサポートします。安全管理に気を配り、託児中の様子を写真つきの「託児記録」でお伝えし、お子様に楽しいひとときを提供します

お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

注文住宅のサンルームで後悔しない!費用・税金から賢い活用法まで専門家が徹底解説

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注文住宅のサンルームで後悔しない!費用・税金から賢い活用法まで専門家が徹底解説

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「サンルーム」です。

「注文住宅を建てるなら、太陽の光がたっぷり入るおしゃれなサンルームが欲しい…」
多くの方が、一度はそんな素敵な暮らしを思い描くのではないでしょうか。しかし、実際に設置するとなると、「費用はいくらかかるの?」「夏は暑くて冬は寒いって聞くけど本当?」「固定資産税って上がるの?」といった現実的な疑問や不安が次々と浮かんでくるものです。「憧れだけで設置して、結局使わない物置になったらどうしよう」と悩んでいる方も少なくないでしょう。

この記事を最後まで読めば、あなたとご家族にとってサンルームが本当に必要なのか、そして後悔しないための最適なプランが見えてくるはずです。

そもそもサンルームとは?テラスやランドリールームとの違い

サンルームの検討を始める前に、まずは言葉の定義を整理しておきましょう。似たような設備と比較することで、ご自身の希望がより明確になります。

サンルームとは、その名の通り「太陽の光(サン)を多く取り入れるための部屋(ルーム)」のことです。屋根や壁をガラス張りにして、屋内でありながら屋外のような開放感を得られる空間を指します。建築基準法上「居室」として扱われることが多く、気密性や水密性が高いのが特徴です。

⚫︎テラス囲いとの違い

テラス囲いは、既存のテラスを簡易的な屋根やパネルで囲ったものです。サンルームに比べて気密性・水密性が低く、居室としては扱われないことがほとんどです。比較的安価に設置できますが、あくまで「屋外」の延長線上にある空間です。

⚫︎インナーテラスとの違い

インナーテラスは、建物の内側にあるテラス状の空間です。屋根があり床はタイル貼りなどが多いですが、壁はガラス張りとは限らず、外に面した部分が大きな窓になっているなど、デザインは多様です。サンルームほど完全に独立した「部屋」というより、リビングなどと一体化した半屋外的な空間を指します。

⚫︎ランドリールームとの違い

ランドリールームは、「洗濯」に関わる家事を集約した部屋です。洗濯機、乾燥機、アイロンスペース、収納などをまとめて配置し、家事効率を最優先に考えます。採光よりも換気や除湿機能が重視される点で、多目的に使われるサンルームとは目的が異なります。

【一番知りたい】注文住宅のサンルーム、費用はいくら?

読者の皆様が最も気になるのは、やはり費用のことでしょう。サンルームの設置費用は、タイプや広さ、仕様によって大きく変動します。ここでは、費用の相場観と、賢い資金計画について解説します。

タイプ別・広さ別の費用相場とコスト内訳

サンルームの費用は、主に「本体価格」「工事費」「その他諸経費」で構成されます。一概には言えませんが、一般的なタイプ別の費用相場は以下の通りです。

⚫︎テラス囲いタイプ(簡易的)
費用相場: 35万円~90万円程度
特徴: 最も手軽に設置できるタイプ。物干しスペースが主目的の場合におすすめです。

⚫︎ガーデンルームタイプ(デザイン性重視)
費用相場: 60万円~170万円程度
特徴: デザイン性が高く、折れ戸などでフルオープンにできるものも。セカンドリビングなど多目的に活用できます。

⚫︎ハイグレードタイプ(居室仕様)
費用相場: 170万円~310万円以上
特徴: 断熱性や気密性が高く、完全に一つの部屋として機能します。注文住宅の設計段階から組み込む「ビルトイン」型もこのタイプに含まれます。

もちろん、広さ(2畳、3畳など)や、使用するガラスの種類(複層ガラス、Low-Eガラスなど)、床や内装の仕様によって価格は変動します。見積もりを取る際は、以下のコスト内訳を確認すると良いでしょう。

・本体価格: サンルームのフレーム、ガラス、屋根材など
・基礎工事費: 地面を固め、サンルームの土台を作る費用
・組立・設置費: 職人による施工費用
・電気工事費: 照明やコンセントを設置する場合の費用

住宅ローンに組み込める?賢い資金計画の立て方

注文住宅の新築時にサンルームを設置する場合、その費用を住宅ローンに含めて借り入れできるケースがほとんどです。住宅ローンに組み込むことには、リフォームローンなどに比べて「金利が低い」「返済期間を長く設定できる」といったメリットがあります。月々の返済負担を抑えながら、憧れの空間を実現できるのは大きな魅力です。

ただし、借入額が増えるとその分審査が厳しくなる可能性や、総返済額は増えるという点も理解しておく必要があります。サンルームの設置を検討し始めたら、早い段階でハウスメーカーや金融機関に相談し、無理のない資金計画を立てることが重要です。

知らないと損する!サンルームと固定資産税の関係

初期費用だけでなく、長期的なコストとして見落とせないのが「固定資産税」です。

結論から言うと、【屋根と三方向以上の壁で囲まれ、基礎が地面に固定されているサンルームは、建築基準法上の「家屋」と見なされ、原則として固定資産税の課税対象になります。】これは、後付けで設置した場合も同様です。税額が具体的にいくら上がるかは、建物の構造や素材、自治体の評価額によって異なるため一概には言えませんが、「床面積が増える分、固定資産税は上がる」と認識しておきましょう。

また、床面積が10平方メートルを超えるサンルームを設置(増築)する際は、原則として「建築確認申請」が必要です。これらの法的な手続きも含め、計画段階で必ず施工業者や自治体に確認することが、後々のトラブルを防ぐ上で不可欠です。

メリットだけじゃない!設置前に知るべき7つの後悔ポイント(デメリット)

憧れのサンルームですが、勢いで設置して「こんなはずじゃなかった…」と後悔するケースも少なくありません。ここでは、先輩たちのリアルな失敗談をもとに、設置前に必ず知っておくべきデメリットを7つご紹介します。

【温度】夏は蒸し風呂、冬は極寒…快適に過ごせない

最も多い後悔が、この温度管理の問題です。「夏は日差しが強すぎてサウナ状態になり、とても過ごせない」「冬は窓からの冷気で冷蔵庫のように寒く、暖房が効かない」という声は後を絶ちません。ガラス張りの空間は、外気の影響を直接受けやすいことを理解しておく必要があります。

【手入れ】ガラスの汚れや結露…掃除が想像以上に大変

開放感のある大きなガラス面は、同時に掃除の手間も増えることを意味します。雨だれや黄砂、鳥のフンなどで外側はすぐに汚れ、内側は結露によるカビが発生することも。特に屋根部分や手の届きにくい場所の掃除は、想像以上に重労働です。

【プライバシー】外からの視線が気になる

リビングなどに隣接して設けた場合、「外の道路や隣家からの視線が気になって、結局カーテンを閉めっぱなし」というケースもよくあります。せっかくの開放感が台無しになり、くつろぎの空間にならないのでは本末転倒です。

【費用】固定資産税やメンテナンス費用がかさむ

初期費用に目が行きがちですが、前述の固定資産税の増加や、将来的なメンテナンス費用も考慮しなければなりません。防水のためのコーキングの打ち替えや、可動部の修理など、長期的に見ると維持費がかかることを忘れてはいけません。

【活用度】結局、物置になってしまった

「洗濯物を干したり、お茶を飲んだり…」と夢は膨らみますが、明確な利用目的がないまま設置すると、いつの間にか使わない季節用品や子どものおもちゃが置かれ、ただの物置になってしまう失敗例は非常に多いです。

【家事動線】洗濯物を運ぶのが面倒

天候を気にせず洗濯物を干せるのは大きなメリットですが、洗濯機のある場所(洗面脱衣室など)からサンルームまで距離が遠いと、毎日重い洗濯カゴを運ぶのが負担になることがあります。家事動線を考えずに設置すると、かえってストレスが増える可能性もあります。

【強度・防犯】台風や防犯面が心配

ガラスで囲まれているため、「台風の時に飛来物でガラスが割れないか心配」「夜、大きな窓から誰か侵入してこないか不安」といった、強度や防犯面での不安を感じる方もいます。

後悔を回避!快適なサンルームを実現する5つの設計ポイント

前章で挙げたような後悔ポイントは、実は計画段階での工夫によってその多くを回避できます。ここでは、快適なサンルームを実現するための重要な設計ポイントを5つご紹介します。ハウスメーカーとの打ち合わせ前に、ぜひご確認ください。

ポイント1:【断熱・遮熱】快適な室温を保つガラスと屋根の選び方

「夏は暑く、冬は寒い」という最大の問題を解決するには、建材選びが最も重要です。

⚫︎ガラスの選択
通常の1枚ガラスではなく、断熱性の高い「Low-E複層ガラス」を選びましょう。特殊な金属膜が夏の強い日差しを反射し、冬は室内の暖かい空気を逃がしにくくします。

⚫︎屋根材の選択
屋根は最も日差しを受ける部分です。熱を通しにくい断熱材入りの屋根材を選ぶことが重要です。

⚫︎日よけ対策
内側にロールスクリーンやブラインド、外側にオーニング(可動式の日よけ)などを設置すると、季節や時間帯に応じて日差しをコントロールでき、さらに快適性がアップします。

ポイント2:【換気】湿気と熱気を逃がす効果的な方法

洗濯物を干した際の湿気や、夏場にこもる熱気を効率的に排出するためには、換気計画が欠かせません。

⚫︎窓の配置
風の通り道ができるように、対角線上に窓を配置するのが効果的です。

⚫︎天窓(トップライト)の設置
暖かい空気は上に昇る性質があるため、屋根に開閉式の天窓を設けると、効率良く熱気を外に逃がせます。

⚫︎換気扇の設置
自然換気だけでは不十分な場合も。強制的に空気を入れ替える換気扇の設置も検討しましょう。

ポイント3:【場所・間取り】家事ラク&快適リビングを実現する配置

「どこに」「何と繋げるか」で、サンルームの使い勝手は大きく変わります。

⚫︎洗濯目的なら
洗濯機のある洗面脱衣室と直接行き来できる動線にすると、家事負担が劇的に減ります。ファミリークローゼットを隣接させるのも良いでしょう。

⚫︎セカンドリビング目的なら
リビングやダイニングに隣接させると、空間に広がりが生まれ、気軽に行き来できます。

⚫︎日当たり
一般的に南向きが好まれますが、夏場の暑さを考慮すると、午前中の光が入る東向きも選択肢の一つです。ライフスタイルに合わせて方角を検討しましょう。

ポイント4:【プライバシー・防犯】視線と安全を守る工夫

安心して過ごせる空間にするためには、プライバシーと防犯への配慮が必要です。

⚫︎ガラスの種類
全面を透明ガラスにするのではなく、必要に応じて「すりガラス」や「型板ガラス」を使い分けることで、外からの視線を遮ることができます。

⚫︎カーテン・ブラインド
道路や隣家に面した部分には、調光できるブラインドや、夜間も透けにくいカーテンを設置しましょう。

⚫︎防犯対策
防犯ガラス(合わせガラス)を採用したり、窓に補助錠を取り付けたりすることで、セキュリティを高めることができます。

ポイント5:【素材】メンテナンスしやすい床材・壁材

日々の掃除の手間を少しでも減らすために、内装の素材選びも重要です。

⚫︎床材
水拭きしやすく、汚れがつきにくいタイルやクッションフロアがおすすめです。裸足で過ごすことが多いなら、ウッドデッキ調の樹脂製タイルなども良いでしょう。

⚫︎壁材
結露が発生しやすいことを考慮し、湿気に強く、カビが生えにくい内装パネルや調湿機能のある壁材を選ぶと安心です。

洗濯物干しだけじゃない!暮らしが豊かになるサンルーム活用アイデア5選

サンルームの本当の魅力は、その多目的な活用法にあります。「ただの物干し場」で終わらせないために、あなたの暮らしを豊かにする素敵な活用アイデアを5つご紹介します。

<光あふれるセカンドリビング>
ソファやテーブルを置いて、読書やティータイムを楽しむくつろぎの空間に。休日には、友人を招いてカフェのような時間を過ごすのも素敵です。

<雨の日も安心のキッズスペース>
天候を気にせず、子どもたちがのびのびと遊べる場所に。床に柔らかいマットを敷けば、安全なプレイルームとして活躍します。室内なので、親の目も届きやすく安心です。

<趣味を楽しむインドアガーデン>
日光が好きな観葉植物を育てたり、ハーブやミニトマトなどの家庭菜園を楽しんだり。天候に左右されずに、一年中緑と触れ合える癒やしの空間になります。

<ペットのための日向ぼっこスペース>
ワンちゃんやネコちゃんが、安全な場所で心地よく日向ぼっこできる特等席に。外の景色を眺めながらくつろぐ姿は、飼い主にとっても癒やしになるはずです。

<集中できる趣味の部屋>
ヨガやストレッチをするウェルネススペース、絵を描くアトリエ、DIYの作業場など、集中したい趣味の空間としても最適。リビングとは少し離れた「特別な場所」として活用できます。

サンルームは本当に必要?後悔しないための代替案も検討しよう

ここまでサンルームの魅力や設計ポイントをお伝えしてきましたが、一度立ち止まって「本当に我が家にはサンルームが最適だろうか?」と考えてみることも大切です。サンルームが持つメリットは、他の間取りの工夫で実現できる場合もあります。

【代替案1】インナーテラス/土間リビング

リビングと一体になったタイル張りの土間や、屋根のあるインナーテラスも、開放感と多目的な活用が可能です。サンルームほどの気密性はありませんが、その分コストを抑えやすく、屋外とのつながりをより感じられる空間になります。「アウトドアリビングを楽しみたい」「自転車やベビーカーを気兼ねなく置きたい」という方におすすめです。

【代替案2】高機能なランドリールーム

サンルームを検討する最大の理由が「洗濯」なら、ランドリールームに特化するのも賢い選択です。除湿乾燥機やサーキュレーターを設置し、換気計画をしっかり行えば、天候に左右されず効率的に洗濯物を乾かせます。「洗う→干す→畳む→しまう」の動線を最短にできるため、共働きで家事効率を最優先したいご家庭に最適です。

ご自身の家族が「何を一番大切にしたいのか」を考えることが、後悔しない家づくりの第一歩です。

まとめ:理想の暮らしを叶えるために、まずは専門家に相談を

注文住宅におけるサンルームは、暮らしに光と開放感をもたらしてくれる非常に魅力的な空間です。しかし、その一方で、快適な空間を実現するためには、費用や税金、断熱、換気、間取りなど、慎重に検討すべきポイントが多いこともご理解いただけたかと思います。

・サンルームは多目的に使える魅力的な空間
・費用や固定資産税など長期的なコストも考慮が必要
・「夏暑く冬寒い」「手入れが大変」などの後悔は設計の工夫で回避できる
・目的を明確にし、ライフスタイルに合った間取りや代替案も検討することが重要

大切なのは、カタログのイメージだけで判断せず、ご家族のライフスタイルに本当に合っているかを見極めることです。そして、その理想を実現するためには、経験豊富なプロの視点が不可欠です。この記事があなたの理想の住まいの実現の助けになれば幸いです。
ご自身の家族が「何を一番大切にしたいのか」を考えることが、後悔しない家づくりの第一歩です。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<光と木の温もりに包まれる平屋の暮らし>>

✔️エリア:滋賀県米原市
✔️家族構成:ご夫婦+お子様
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2024年4月~2024年8月 約5ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】333.86 ㎡ /【建築面積】55.89㎡(建蔽率 16.75% 許容70%)
    【延床面積】50.51㎡(容積率 15.13% 許容200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO 【厨房機器】クリナップ 【照明】Panasonic

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シンプルながらも洗練されたデザインが魅力のリビングダイニング。天井には木の梁を見せることで、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出。高さに変化をつけることで、空間に奥行きを生み出し、より開放的な印象に仕上げました。大きな掃き出し窓を採用し、日中はたっぷりの自然光が差し込む明るい空間に。外の景色との一体感を感じられ、四季の移ろいを楽しめる設計です。

無駄を省いたミニマルなフォルムと、グリーン×ウッドの落ち着いた配色が、上質でモダンな雰囲気を演出。直線的でモダンなデザイン、シンプルながらも存在感のある外観は、流行に左右されず、長く愛されるデザインに仕上げました。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

「住」のお悩みにワンストップで対応

新築・不動産仲介・リフォームの「三位一体体制」

新築、不動産仲介、リフォームの「三位一体体制」で、リフォーム会社として21年の実績を持ち、滋賀県リフォーム売上ランキングでNo.1をいただきました。土地のご紹介から住宅ローンの提案、資金計画の策定、修理・修繕、リフォームまで、住まいに関するさまざまな悩みに寄り添いサポートしています。お客様の「住まいコンシェルジュ」として、建築前から建築後までトータルにサポートします。

 

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滋賀県全域に9店舗展開し、迅速なアフター対応で不安を取り除きます。施工エリアは県内全域で、各店舗から建築現場まで1~1.5時間で到着可能。定期点検やSOSにもスピーディーに対応し、施工管理の実績を持つスタッフが対応します。リフォームのプロフェッショナルが増改築の相談にも乗り、一生涯のパートナーとしてお付き合いしています。

 

Googleクチコミ評価★4.6以上!お客様満足度に自信があります

Googleクチコミ評価は★4.6以上で、お客様満足度に自信を持っています。お客様とその家族を幸せにすることを願い、正直かつ健全な組織づくりと情熱的な接客に全スタッフが取り組んでいます。建築業界・不動産業界をサービス業として進化させ、お客様との末長いお付き合いを目指しています。

性能もデザインもコストも。「あなたに、ぴったりな家」

1万件以上のリフォーム実績を活かしたロングライフ住宅

匠工房は1万件以上のリフォーム実績を誇り、家族の幸せを重視したロングライフ住宅を提供しています。性能とデザインに妥協せず、建築時から暮らし始めてからのコストパフォーマンスに優れた家を提供し、累計13000件のリフォーム案件の経験を活かして将来の不具合や劣化に備えたプランを提供しています。リフォーム会社としてのノウハウを生かし、トラブルや余計な出費の少ない安心な生活を実現し、一生モノの家を提案しています

 

予算・重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップ

予算や重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップを用意しており、「フルオーダー住宅/オーダーメイド」は素材にこだわった自由なデザイン住宅、「タクミセレクト」は高性能なコンセプト住宅として提供されています。土地探しから資金計画までサポートし、お客様にぴったりな家を一緒に考えます。

 

リフォームのノウハウを詰め込んだ強い家「タクミセレクト」

特に「タクミセレクト」はリフォームのノウハウを凝縮し、高い住宅性能を標準仕様として提供。初回打合せから着工まで最短6週間で土地ありのお客様、最短10週間で土地なしのお客様にもスピーディーな対応が可能で、コストダウンも実現しています

心が通うおもてなし接客でお届けする「感動」

お客様以上にお客様を想う心から生まれた「おもてなし接客」

匠工房は「おもてなし接客」を大切にし、家を売るのではなくお客様を幸せにすることを使命としています。ハウスエージェントやおもてなしスタッフがお客様に伴走し、「感動できる家づくり」を提供します。資金計画や土地探しに至るまで、お客様の希望や将来設計に基づき、無理なく支払える予算を提案します。また、近隣調査報告書を提供し、検討中の土地に関する判断材料を提供します。

 

おもてなし保育士が責任を持って大切なお子様をお預かりします

特に小さなお子様がいるお客様には、有資格のおもてなし保育士が専用託児室でお子様をお預かりし、お客様が打ち合わせやモデルハウス見学に集中できるようサポートします。安全管理に気を配り、託児中の様子を写真つきの「託児記録」でお伝えし、お子様に楽しいひとときを提供します

お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

注文住宅のウッドデッキで後悔しない!費用相場・失敗例から学ぶ成功のコツ

By 家づくりコラム No Comments
スタッフブログ

注文住宅のウッドデッキで後悔しない!費用相場・失敗例から学ぶ成功のコツ

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「ウッドデッキ」です。

「注文住宅を建てるなら、おしゃれなウッドデッキが欲しいな」と憧れを抱く方は多いのではないでしょうか。リビングから続く開放的な空間で、子供を遊ばせたり、家族でBBQを楽しんだり…想像するだけで夢が膨らみますよね。しかしその一方で、「設置費用はどれくらいかかるの?」「メンテナンスが大変そう」「作ったけど結局使わなかったらどうしよう」といった不安もつきものです。せっかくの注文住宅、ウッドデッキで後悔はしたくありません

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消します。ウッドデッキのメリット・デメリットからリアルな費用相場、そして失敗しないための具体的なポイントまで、家づくりのプロが分かりやすく解説します。理想のウッドデッキライフを実現するためのヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。

なぜ注文住宅にウッドデッキ?叶う暮らしと5つのメリット

そもそも、なぜ多くの人が注文住宅にウッドデッキを求めるのでしょうか。それは、ウッドデッキが単なる「屋外スペース」ではなく、暮らしを豊かにするたくさんの可能性を秘めているからです。ここでは、ウッドデッキがもたらす5つのメリットをご紹介します。

1. リビングが広がる開放的な空間づくり

ウッドデッキの最大の魅力は、リビングとの一体感です。リビングの床とウッドデッキの高さを揃え、大きな掃き出し窓でつなぐことで、室内空間が屋外へと自然に広がります。

窓を開け放てば、内と外が一体化した広大な「アウトドアリビング」が誕生。帖数以上の広さと開放感が得られ、家族がゆったりとくつろげる心地よい空間が実現します。

2. 子供やペットが安全に遊べるプライベートな遊び場に

小さなお子様やペットがいるご家庭にとって、ウッドデッキは最高の遊び場になります。フェンスで囲えば道路への飛び出しの心配もなく、親の目が届く安全な環境で、のびのびと遊ばせてあげられます。

夏にはビニールプールを出して水遊びをしたり、おもちゃを広げて遊んだり。天気の良い日には、裸足で駆け回る子供たちの元気な声が響く、家族にとってかけがえのない場所になるでしょう。

3. アウトドアリビングでBBQや趣味を満喫

ウッドデッキは、家族や友人が集うコミュニケーションの場としても大活躍します。週末には気軽にBBQパーティーを開いたり、テーブルセットを置いておしゃれなカフェテラスのように使ったりと、楽しみ方は無限大です。

また、ハンモックを吊るして読書をしたり、ヨガやガーデニングを楽しんだりと、自分だけの趣味の時間を満喫するスペースにもなります。「おうち時間」の質を格段に向上させてくれる特別な空間です。

4. 洗濯物干しなど家事効率もアップ

ウッドデッキは、暮らしを楽しくするだけでなく、日々の家事を楽にしてくれる実用的な側面も持っています。リビングや洗面脱衣室から直接出られる動線上に設ければ、重たい洗濯物の移動が格段に楽になります。

広々としたスペースがあるので、シーツや布団といった大きなものも手軽に干せます。日当たりと風通しの良いウッドデッキは、最高の物干しスペースとなり、家事の時短にも貢献してくれます。

5. 家の外観デザインのアクセントになる

機能面だけでなく、ウッドデッキは家の外観をおしゃれに演出するデザイン要素としても重要です。建物に木の温もりと立体感を加え、洗練された印象を与えてくれます。

モダンな住宅にはシャープな印象の人工木を、ナチュラルな住宅には温かみのある天然木を合わせるなど、建物のスタイルと調和させることで、家全体のデザイン性を高め、オリジナリティあふれる住まいを実現できます。

作ってからでは遅い!知っておくべきウッドデッキの4大デメリットと対策

魅力あふれるウッドデッキですが、計画段階で知っておくべきデメリットも存在します。後悔しないためには、メリットだけでなくデメリットも正しく理解し、事前に対策を講じることが重要です。ここでは、4つの代表的なデメリットとその対策をご紹介します。

1. 定期的なメンテナンスの手間と費用

ウッドデッキを美しく長持ちさせるためには、メンテナンスが欠かせません。特に天然木の場合、数年に一度の再塗装が必要となり、手間と費用がかかります。これを怠ると、色褪せや腐食、ささくれの原因になります。

<対策>
⚫︎メンテナンスが楽な素材を選ぶ
人工木(樹脂木)を選べば、基本的に塗装は不要です。日常的な掃除だけで美観を保てます。

⚫︎耐久性の高い天然木を選ぶ
初期費用は高くなりますが、ウリンやイペといった「ハードウッド」は非常に硬く、耐久性が高いためメンテナンスの頻度を減らせます。

2. 夏は暑く、冬は寒い?天候の影響

屋外にあるウッドデッキは、当然ながら天候の影響を直接受けます。特に夏場は、直射日光でデッキ表面が高温になり、裸足で歩けないほど熱くなることがあります。逆に、雨の日や冬場は利用頻度が減ってしまうことも考えられます。

<対策>
⚫︎日よけを設置する
オーニング(可動式の日よけ)やパーゴラ(藤棚)、シェードなどを設置すれば、夏の日差しを和らげ快適に過ごせます。

⚫︎屋根を設ける
リビングの軒を深くしたり、ウッドデッキ専用の屋根を設けたりすることで、雨の日でも活用できるスペースになります。

3. 虫の発生やデッキ下の掃除問題

ウッドデッキの下は湿気が溜まりやすく、落ち葉やゴミが吹き込むと、蚊や害虫の発生源になることがあります。また、デッキ下の雑草処理や掃除がしにくい点もデメリットとして挙げられます。

<対策>
⚫︎施工前に防草・防湿対策
ウッドデッキを設置する前に、地面に防草シートを敷いたり、コンクリートを打設したりすることで、雑草と湿気を効果的に防げます。

⚫︎点検口を設ける
デッキの一部を取り外せるようにしておく、あるいは床下収納を兼ねた点検口を設けておくと、デッキ下の掃除やメンテナンスがしやすくなります。

4. プライバシーの確保が難しいケースも

リビングから直接出られる開放感が魅力のウッドデッキですが、その開放感が仇となることも。道路や隣家に面していると、通行人やご近所さんの視線が気になって、心からリラックスできないという失敗は少なくありません。

<対策>
⚫︎目隠しフェンスを計画する
設計段階から、視線を遮りたい場所に合わせた高さやデザインの目隠しフェンスを計画しましょう。格子状のフェンスや、住宅の外壁とデザインを合わせたものにすると圧迫感を軽減できます。

⚫︎植栽をうまく活用する
フェンスだけでなく、シンボルツリーや生垣などの植栽を組み合わせることで、より自然に、そしておしゃれにプライバシーを確保できます。

【相場を徹底比較】注文住宅のウッドデッキ、費用はいくら?

ウッドデッキを検討する上で、最も気になるのが費用ではないでしょうか。ここでは、ウッドデッキの費用が何によって決まるのか、そして素材ごとの具体的な価格相場について詳しく解説します。これを知っておけば、ハウスメーカーや工務店から提示された見積もりが適正かどうかを判断する助けになります。

ウッドデッキの費用を決める3つの要素(広さ・素材・オプション)

⚫︎広さ(面積)
当然ながら、ウッドデッキが広くなるほど材料費と施工費は高くなります。まずは、どれくらいの広さが必要かを考えるのが第一歩です。

⚫︎素材
「天然木」か「人工木」か、さらにその中でもどの種類の木材を選ぶかによって、価格は大きく変動します。

⚫︎オプション
屋根やフェンス、ステップ(階段)、照明、水栓などを追加すると、その分の費用が加算されます。

これらの要素を理解し、自分たちの希望と予算のバランスを取ることが重要です。

素材別の費用相場と特徴を比較|天然木 vs 人工木

ウッドデッキの印象と費用、メンテナンス性を大きく左右するのが「素材選び」です。ここでは、代表的な「天然木」と「人工木」それぞれの特徴と費用相場を見ていきましょう。

【天然木(ハードウッド/ソフトウッド):自然な風合いと温かみ】

天然木の魅力は、何といっても本物だけが持つ自然な風合いと温かみです。木の香りに癒され、経年変化を楽しむことができます。天然木は大きく2種類に分けられます。

<ハードウッド>
イペ、ウリン、セランガンバツなど。非常に硬く密度が高いため、耐久性・耐候性に優れ、シロアリにも強いのが特徴です。その分、価格は高価になります。

費用相場: 1平方メートルあたり 約 2万5000円 〜 5万円
耐久年数: 20年以上

<ソフトウッド>
スギ、ヒノキ、ウエスタンレッドシダーなど。比較的柔らかく加工しやすいため、価格は安価です。ただし、腐食や害虫に弱いため、防腐・防蟻処理や定期的な塗装が必須です。

費用相場: 1平方メートルあたり 約 1万5000円 〜 3万円
耐久年数: 5年〜10年(メンテナンス状況による)

【人工木(樹脂木):メンテナンスフリーで高耐久】

人工木は、木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られた工業製品です。最大のメリットは、メンテナンスの手軽さ。天然木のような定期的な塗装が不要で、水拭きなどの簡単な掃除で美しさを保てます。

<特徴>
・腐食やシロアリの心配がない
・色褪せしにくく、ささくれや割れも起きにくい
・カラーやデザインのバリエーションが豊富
・費用相場: 1平方メートルあたり 約 2万円 〜 4万円

<デメリット>
・天然木に比べると風合いが人工的
・夏場に表面温度が高くなりやすい
・初期費用は高めになる傾向

意外と見落としがちな諸費用(基礎工事費・オプション費・メンテナンス費)

ウッドデッキの見積もりでは、本体の材料費と施工費に目が行きがちですが、それ以外にも必要な費用があります。予算オーバーを防ぐためにも、以下の諸費用を念頭に置いておきましょう。

⚫︎基礎工事費
ウッドデッキを支えるための基礎(束石やコンクリート)を作る費用です。地面の状態によって費用は変わります。

⚫︎オプション費用
フェンスや階段、パーゴラ(屋根)などを追加する場合の費用です。特に、デザイン性の高いフェンスは高額になることがあります。

⚫︎メンテナンス費用
天然木を選んだ場合、数年ごとに必要となる再塗装用の塗料代や、業者に依頼する場合の作業費も長期的な視点で見込んでおく必要があります。

【失敗談から学ぶ】ウッドデッキで後悔しないための7つの重要ポイント

ここまでの情報を踏まえ、最後にウッドデッキづくりで失敗しないための実践的なポイントを7つにまとめました。家づくりの計画段階でこれらのポイントをしっかり押さえておけば、「こんなはずじゃなかった…」という後悔を未然に防ぐことができます。

利用目的を明確にする(「作ったけど使わない」を防ぐ)

最も重要なのが「何のためにウッドデッキが欲しいのか」を家族でしっかり話し合うことです。目的が曖昧なまま何となく作ってしまうと、結局使わない「物置スペース」になってしまう可能性があります。

⚫︎子供の遊び場にしたい: リビングから目が届く場所に、安全なフェンスを付けて。
⚫︎BBQを楽しみたい: キッチンからの動線が良い場所に、テーブルや椅子が置ける十分な広さを確保。水栓やコンセントも近くにあると便利。
⚫︎洗濯物を干したい: 洗面所からのアクセスを最優先に。日当たりが良いことも重要。

リビングとの繋がりを考えた間取り設計

ウッドデッキの使いやすさは、間取りとの連携で大きく変わります。室内との一体感を高めるには、リビングの床とウッドデッキの高さをフラットにつなぐのがおすすめです。段差がないことで、空間が広く見えるだけでなく、子供がつまずく心配もありません。大きな窓でつなぎ、カーテンを開ければ、いつでも庭の緑を感じられる開放的な空間になります。

素材選びはメンテナンス性と長期コストで判断する

初期費用だけで素材を選ぶのは危険です。天然木の美しい風合いは魅力的ですが、定期的なメンテナンスを面倒に感じる性格なら、手軽な人工木の方が向いているかもしれません。
「初期費用は高くても、10年、20年後の塗り替え費用まで考えれば人工木の方がお得」というケースもあります。自分たちのライフスタイルや価値観に合った素材を選びましょう。

周囲の視線を遮るプライバシー対策

せっかく作ったウッドデッキも、周囲からの視線が気になってはくつろげません。設計の段階で、敷地のどこにウッドデッキを配置すれば視線が気になりにくいか、建築士と相談しましょう。
目隠しフェンスは、完全に視線を遮る壁のようなタイプだけでなく、光や風を通すルーバータイプや、植栽と組み合わせることで圧迫感を和らげることができます。住宅のデザインと合わせてトータルで計画することがおしゃれに見せるコツです。

水栓・コンセント・照明計画は忘れずに

「ウッドデッキで高圧洗浄機を使いたい」「ホットプレートでBBQがしたい」「夜も雰囲気を楽しみたい」。そんな希望を叶えるのが、水栓・屋外コンセント・照明です。これらは後から設置すると工事が大掛かりになり、費用も高くなりがち。家づくりの計画段階で、どこに、いくつ必要かを具体的にシミュレーションして、忘れずに盛り込んでおきましょう。

デッキ下の雑草・湿気対策を万全に

ウッドデッキ本体ばかりに気を取られ、見過ごしがちなのがデッキ下です。デッキ下の雑草処理は非常に手間がかかります。施工前に地面をコンクリートで固めるか、防草シートをしっかりと敷く対策は必須です。これにより、雑草だけでなく、地面からの湿気を防ぎ、害虫の発生を抑制する効果も期待できます。建物の土台を守る意味でも重要なポイントです。

【要注意】2025年建築基準法改正の影響を知っておく

少し専門的な話になりますが、2025年4月から建築基準法が改正され、これまで建築確認申請が不要だった小規模な建物にも申請が必要になるケースが増えます。
これに伴い、屋根付きのウッドデッキや、一定以上の広さ・高さを持つウッドデッキが建築確認申請の対象となる可能性が高まります。法規制に関わることなので、計画段階で必ずハウスメーカーや工務店、建築士などの専門家に確認するようにしましょう。

まとめ:ウッドデッキは「どんな暮らしがしたいか」で考えるのが成功の鍵

注文住宅におけるウッドデッキづくりについて、メリット・デメリットから費用、後悔しないためのポイントまで解説してきました。ウッドデッキで後悔しないための最大の秘訣は、単に「モノ」として設置するのではなく、「その空間で、家族とどんな時間を過ごしたいか」という具体的な暮らしのイメージを持つことです。

・子供の笑い声が響く遊び場がほしい
・友人を招いてBBQパーティーを開きたい
・一人で静かに本を読むリラックススペースがほしい

この「目的」が明確になれば、必要な広さ、最適な設置場所、ふさわしい素材が自ずと見えてきます。今回の記事で得た知識をもとに、ぜひご家族で理想の暮らしについて話し合ってみてください。そうすれば、きっと「作って良かった」と心から思える、満足度の高いウッドデッキが実現するはずです。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<3世帯同居を見据えた和モダンの家>>

✔️エリア:滋賀県愛知郡
✔️家族構成:ご夫婦
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2024年5月~2024年10月 約6ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】252.04 ㎡ /【建築面積】77.84㎡(建蔽率 30.89% 許容70%)
     【延床面積】118.0㎡(容積率 49.28% 許容200%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO 【厨房機器】クリナップ 【照明】Panasonic

実例の詳細はこちら!

和風なデザインと現代的で洋風なデザインを掛け合わせた和モダンスタイルのLDK。心が和むような落ち着きと、スマートでお洒落な印象が魅力的。カーテンの代わりに内障子を採用し、柔らかな光が差し込む心地よい空間を実現しました。家事をする空間として、客間としてなど様々な用途に使えそう。

和モダンを感じさせる「黒×木目」の美しいコントラストが魅力の外観。建物のメインカラーは、深みのあるブラックの外壁。この落ち着いた色味が洗練された印象を与えつつ、玄関周りの木目のアクセントが温かみをプラスしています。モダンでありながら、どこか和の趣も感じられるデザイン。玄関アプローチには、木目調のデザインが施された門柱を採用。郵便受けや表札も一体化させることで、統一感のある美しいエントランスに仕上げました。さらに、シンボルツリーが植えられ、季節ごとの変化を楽しめるようになっています。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

「住」のお悩みにワンストップで対応

新築・不動産仲介・リフォームの「三位一体体制」

新築、不動産仲介、リフォームの「三位一体体制」で、リフォーム会社として21年の実績を持ち、滋賀県リフォーム売上ランキングでNo.1をいただきました。土地のご紹介から住宅ローンの提案、資金計画の策定、修理・修繕、リフォームまで、住まいに関するさまざまな悩みに寄り添いサポートしています。お客様の「住まいコンシェルジュ」として、建築前から建築後までトータルにサポートします。

 

滋賀県全域に9店舗。迅速なアフター対応で不安にさせません

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1万件以上のリフォーム実績を活かしたロングライフ住宅

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おもてなし保育士が責任を持って大切なお子様をお預かりします

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お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

ガレージハウスの注文住宅【完全ガイド】後悔しないための全知識&おすすめアイデア30選

By 家づくりコラム No Comments
スタッフブログ

ガレージハウスの注文住宅【完全ガイド】後悔しないための全知識&おすすめアイデア30選

こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

本日のテーマは、「ガレージハウス」です。

「車やバイクが好きで、趣味と暮らしを融合させたガレージハウスに憧れる…」
「でも、費用は一体どれくらいかかるのだろう?建ててから後悔するようなことはないか不安…」

愛車を身近に感じられるガレージハウスは、多くの人の夢をかき立てる特別な空間です。しかし、その一方で費用や間取り、デメリットなど、考えなければならないことも多く、何から手をつければ良いか分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めば、もう迷う必要はありません。予算内で理想のガレージハウスを建てるための具体的なデザインアイデアから、気になる費用相場、そして建築前に必ず知っておきたいデメリットとその対策まで、必要な情報を網羅的に解説します。漠然とした憧れを、実現可能な計画へと変えるための知識がここにあります。ぜひ最後までお読みいただき、後悔のない家づくりの第一歩を踏み出してください。

まずは知りたい!ガレージハウスが叶える3つの大きな魅力

ガレージハウスが多くの人を惹きつけるのは、単に車を置くスペースがあるからだけではありません。そこには、日々の暮らしを豊かにする本質的な価値が隠されています。具体的なアイデアを見る前に、まずはガレージハウスがもたらす3つの大きな魅力について見ていきましょう。

愛車と暮らす「究極の趣味空間」

ガレージハウス最大の魅力は、何と言っても愛車を生活の一部として取り込めることです。リビングのソファからガラス越しに愛車を眺めたり、休日に天候を気にすることなくメンテナンスに没頭したりと、まさに「大人の秘密基地」を手に入れることができます。好きなものに囲まれて過ごす時間は、日々の生活に潤いと活力を与えてくれるでしょう。

天候に左右されない「快適な生活動線」

趣味の側面だけでなく、ガレージハウスは日常生活においても大きなメリットをもたらします。例えば、雨や雪の日でも濡れることなく車に乗り降りできるため、小さなお子様連れのお出かけや、買い物帰りの荷物運びが格段に楽になります。ガレージから直接室内に入れる動線は、日々の暮らしにおける小さなストレスを解消し、生活の質そのものを向上させてくれます。

高い防犯性と大切な愛車の保護

大切な愛車を屋外の駐車場に置くのは、盗難やいたずら、さらには紫外線や風雨による劣化が心配です。その点、シャッター付きの屋内ガレージであれば、これらのリスクから愛車をしっかりと守ることができます。特に、高級車や希少なバイクをお持ちの方にとって、この安心感は他の何にも代えがたい価値を持つはずです。

注文住宅で真似したい!ガレージハウスのおすすめアイデア15選

ガレージハウスの魅力を理解したところで、次は具体的なアイデアを見ていきましょう。ここでは、注文住宅でぜひ真似したい、おしゃれで機能的なガレージハウスのアイデアを「デザイン」「間取り」「設備・収納」の3つのテーマに分けて15個ご紹介します。あなたの理想のイメージを膨らませてみてください。

《デザイン編》心惹かれる外観スタイル5選

ガレージハウスは、外観デザインによってその印象が大きく変わります。ここでは人気のスタイルを5つご紹介します。

<モダンスタイル>

直線的なラインとモノトーンの色使いが特徴の、洗練された都会的なデザインです。大きなガラス窓や金属素材を取り入れることで、シンプルながらも存在感のある外観になります。

<インダストリアルスタイル>

コンクリート打ちっぱなしの壁や、むき出しの鉄骨梁など、工業的な要素をあえて見せる無骨でクールなデザインです。使い込むほどに味が出る素材感を楽しみたい方におすすめです。

<アメリカンスタイル>

ラップサイディングの外壁やカバードポーチが特徴的な、開放感あふれるスタイルです。広々とした敷地に芝生の庭を合わせれば、映画のワンシーンのような暮らしが実現します。

<和風スタイル>

焼き杉の板張りや格子戸など、日本の伝統的な美しさを取り入れた落ち着きのあるデザインです。周囲の自然環境とも調和しやすく、趣のあるたたずまいを演出します。

<地中海風スタイル>

白い塗り壁にオレンジ色の瓦屋根、アイアンの装飾などを組み合わせた、明るくリゾート感あふれるデザインです。オリーブなどの植栽を合わせれば、異国情緒豊かな雰囲気を楽しめます。

《間取り編》暮らしが豊かになる空間活用術5選

ガレージをどう配置し、居住空間とどう繋げるかが暮らしやすさの鍵を握ります。ここでは暮らしを豊かにする間取りのアイデアを5つご紹介します。

<リビングから愛車を眺める間取り>

ガレージとリビングの間を大きなガラス窓で仕切るアイデアです。ソファに座りながら、いつでもお気に入りの愛車をギャラリーのように鑑賞できます。

<書斎やDJブースを併設する趣味空間>

ガレージの一角に書斎や作業スペースを設けることで、車いじりだけでなく、読書や音楽など他の趣味も楽しめる空間に。まさに自分だけの城が完成します。

<玄関に直結する便利な動線>

ガレージからシューズクロークや玄関に直接アクセスできる間取りです。雨の日の乗り降りや、アウトドア用品の片付けがスムーズになります。

<パントリーに繋がる家事ラク動線>

ガレージから直接キッチン横のパントリーへ入れるようにすれば、買い物帰りの重い荷物をすぐに収納できます。日々の家事負担を軽減する賢いアイデアです。

<スキップフロアで空間を有効活用>

ガレージの上に中2階を設けるなど、床の高さを変えるスキップフロアも有効です。視線が抜けて開放感が生まれるだけでなく、収納スペースなども確保しやすくなります。

《設備・収納編》快適性を高める便利アイデア5選

快適で使いやすいガレージにするためには、設備や収納計画も重要です。ワンランク上のガレージライフを実現するアイデアを5つご紹介します。

<静かでスムーズな電動シャッター>

リモコン一つで開閉できる電動シャッターは、雨の日の乗り降りなどで非常に便利です。静音性の高いモデルを選べば、早朝や深夜の開閉も気兼ねなく行えます。

<EV(電気自動車)充電設備の設置>

将来的に電気自動車の購入を考えているなら、新築時に充電用コンセントを設置しておくのがおすすめです。後付けよりも費用を抑えられ、見た目もすっきりと仕上がります。

<愛車を照らすスポットライト照明>

ガレージ内の照明を工夫すれば、愛車をより美しく演出できます。調光機能付きのスポットライトで、まるでショールームのような雰囲気を楽しむのも良いでしょう。

<見せる収納ですっきりとおしゃれに>

工具やタイヤ、アウトドア用品などを整理整頓するための収納計画は必須です。有孔ボードを活用した壁面収納や、造作の棚を設けることで、使いやすくおしゃれな空間になります。

<スマホで操作できるスマートホーム化>

ガレージのシャッターや照明、空調などをスマートフォンで操作できるようにするアイデアです。外出先からシャッターの閉め忘れを確認したり、帰宅前に空調を入れたりでき、快適性と防犯性が向上します。

【建築前に必読】ガレージハウスで後悔しがちな5つのデメリットと完全対策

憧れのガレージハウスで後悔しないためには、そのデメリットを建築前に正しく理解し、対策を講じることが不可欠です。「こんなはずじゃなかった…」を防ぐため、起こりがちな5つの問題点とその解決策を詳しく見ていきましょう。

騒音・振動・排気ガスの対策

車のエンジン音やシャッターの開閉音、排気ガスの臭いは、想像以上に居住スペースやご近所に影響を与える可能性があります。

<対策>
・寝室や子供部屋はガレージから離れた場所に配置する。
・ガレージと居住空間の間の壁には、断熱材を充填したり、遮音シートを追加したりする。
・窓を二重窓や防音サッシにする。
・パワフルな換気扇を設置し、排気ガスがこもらないようにする。

間取りの制約と居住スペースの確保

特に都市部の限られた敷地では、1階の大部分をガレージが占めるため、居住スペースが狭くなりがちです。

<対策>
・日当たりや眺望の良い2階にLDKを配置する。
・吹き抜けやスキップフロアを採用し、縦の空間を活かして開放感を演出する。
・デッドスペースになりがちな階段下などを収納として有効活用する。

湿気・結露問題と換気計画

雨や雪で濡れた車をそのままガレージに入れると、内部の湿度が上がり、結露が発生しやすくなります。これを放置すると、大切な愛車や工具に錆が発生したり、壁にカビが生えたりする原因になります。

<対策>
・24時間換気システムや大型の換気扇を導入し、常に空気が流れる状態を保つ。
・壁材に、湿度を調整する効果のある珪藻土やエコカラットなどを採用する。
・床に水が溜まりにくいよう、緩やかな勾配をつけて排水口を設ける。

耐震性低下のリスクと構造計算の重要性

ガレージは車が出入りするために大きな開口部が必要となり、壁の量が少なくなるため、建物の耐震性にとっては弱点になり得ます。

<対策>
・木造だけでなく、より強度のある鉄骨造や鉄筋コンクリート(RC)造を検討する。
・木造の場合は、梁を太くしたり、耐力壁をバランス良く配置したりするなど、構造を補強する。
・経験豊富な設計士に依頼し、必ず精密な構造計算を行ってもらう。

想定外のコスト(建築費・固定資産税)

ガレージ部分は、一般的な居室よりも構造補強などで建築コストが割高になる傾向があります。また、ガレージも建物の一部と見なされるため、固定資産税の課税対象となります。

<対策>
・事前に複数の会社から見積もりを取り、費用の内訳をしっかりと比較検討する。
・一定の条件を満たせば、ガレージ部分の面積を延床面積から除外できる「容積率の緩和措置」が適用される場合があるため、自治体の条例を確認する。

予算3,000万円台から!ガレージハウスの費用相場とコスト削減術

「理想は膨らむけれど、実際どのくらいの費用がかかるの?」というのは、誰もが抱く疑問です。ここでは、読者の皆様が最も気になるであろう費用について、具体的な相場と、限られた予算内で満足度を最大限に高めるための賢いコスト削減術をご紹介します。

ガレージハウスの費用内訳と坪単価の目安

注文住宅の費用は、大きく分けて「建物本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3つで構成されます。ガレージハウスの場合、一般的な住宅に比べて構造補強などが必要になるため、坪単価は高くなる傾向にあります。

<坪単価の目安>
一般的な木造住宅:坪単価60万円~100万円
ガレージハウス:坪単価70万円~120万円

<ガレージ部分の費用の目安>
車1台分(約5坪):約300万円~600万円
車2台分(約10坪):約600万円~1,200万円

例えば、30坪で1台分のガレージハウスを建てる場合、総額は2,500万円~4,000万円程度が一つの目安となります。ただし、これはあくまで目安であり、仕様や設備のグレードによって大きく変動します。

 

【必見】コストを抑えつつ満足度を高める5つの賢い工夫

予算には限りがあるもの。しかし、ただ諦めるのではなく「賢く選択する」ことで、満足度を下げずにコストを調整することは可能です。

⚫︎建物の形はシンプルに
凹凸の多い複雑なデザインは、材料費も工事の手間も増え、コストアップに繋がります。総2階建てのようなシンプルな箱型の形状は、コストを抑えつつ耐震性も高めやすいというメリットがあります。

⚫︎内装の一部をDIYする
壁の塗装や棚の取り付けなど、専門技術が不要な部分は自分でDIYに挑戦するのも一つの手です。コスト削減になるだけでなく、家への愛着も一層深まるでしょう。

⚫︎設備や建材のグレードにメリハリをつける
「キッチンはこだわりたいけど、寝室の壁紙は標準仕様で良い」というように、お金をかける部分とかけない部分に優先順位をつけましょう。全てを最高級グレードにする必要はありません。

⚫︎水回りの設備を集中させる
キッチン、浴室、トイレなどの水回り設備を1階と2階で同じ位置に配置するなど、なるべく一箇所にまとめることで、配管工事の費用を抑えることができます。

⚫︎複数の会社から相見積もりを取る
必ず3社以上の会社から詳細な見積もりを取り、内容を比較検討しましょう。単に総額の安さだけでなく、費用の内訳や仕様が明確で、信頼できる会社を見極めることが重要です。

頼れるパートナーはどこ?ガレージハウスが得意な会社の選び方

理想のガレージハウスを実現できるかどうかは、依頼する会社選びで9割決まると言っても過言ではありません。「どこに頼めば良いのかわからない」という方のために、後悔しないためのパートナー探しの方法を解説します。

ハウスメーカー vs 工務店 メリット・デメリットと選び方のポイント

ガレージハウスを依頼できる会社は、大きく分けて「ハウスメーカー」と「工務店」があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った会社を選びましょう。

<ハウスメーカー>
メリット: 商品ラインナップが豊富、品質が安定している、ブランド力と倒産リスクの低さによる安心感がある。
デメリット: 仕様やデザインの自由度が低い場合がある、広告費などが上乗せされているため価格は高めになる傾向。
向いている人: デザインに強いこだわりがなく、品質の安定や保証を重視する方。

<工務店>
メリット: 設計の自由度が高く、こだわりのデザインを実現しやすい、地域密着型で柔軟な対応が期待できる、比較的コストを抑えやすい。
デメリット: 会社によって技術力やデザイン力に差がある、経営規模が小さく保証面で不安が残る場合も。
向いている人: 趣味やライフスタイルに合わせた唯一無二の家を建てたい方。

失敗しない会社選びの3つのチェックポイント

良いパートナーを見つけるためには、以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。

⚫︎ガレージハウスの施工実績は豊富か
会社のウェブサイトやカタログで、ガレージハウスの施工事例を確認しましょう。デザインの好みだけでなく、どのような工夫がされているか、デメリットへの対策が考えられているかなど、プロの視点でチェックすることが重要です。

⚫︎趣味やライフスタイルを理解した提案力があるか
ただ家を建てるだけでなく、あなたの趣味や「どんな暮らしがしたいか」を深く理解し、プラスアルファの提案をしてくれる会社を選びましょう。最初の相談会などで、担当者が親身に話を聞いてくれるかどうかが一つの判断基準になります。

⚫︎担当者との相性が良いか
家づくりは、担当者と長い期間にわたって二人三脚で進めていく共同作業です。話しやすさや価値観の近さなど、人間的な相性も非常に大切です。少しでも違和感があれば、他の会社を検討する勇気も必要です。

優れた住宅会社はWebでの情報発信にも注力している

優れた会社は、WebサイトやSNSでの情報発信が非常に丁寧な傾向にあります。例えば、

・施工事例の写真が美しいだけでなく、その家のコンセプトや施主の想いまで詳しく紹介されている。
・ブログで家づくりに関する専門的な情報を分かりやすく解説している。
・SNSで顧客からの質問に真摯に答えている。

こうした姿勢は、会社が顧客と誠実に向き合おうとしている証拠です。会社選びの際は、ぜひWebサイトやSNSの情報発信にも注目してみてください。

ガレージハウスQ&A|よくある疑問をスッキリ解消

最後に、ガレージハウスを検討する際によく寄せられる疑問について、Q&A形式で簡潔にお答えします。

Q. 土地探しで気をつけることは?

A. ガレージハウスを建てる場合、車の出し入れがしやすいように、敷地に接する道路の幅(前面道路)や、敷地の入り口の広さ(間口)が重要になります。また、希望する大きさのガレージが建てられるかは、土地ごとに定められた建ぺい率や容積率などの法規制にも左右されます。土地探しの段階から、建築会社や不動産会社に相談しながら進めるのが安心です。

Q. 平屋でもガレージハウスは建てられる?

A. はい、建てられます。平屋のガレージハウスも非常に人気があります。メリットは、全ての生活空間がワンフロアで完結するため生活動線がシンプルになることや、構造的に安定しやすく耐震性を確保しやすい点です。一方で、2階建てに比べて広い敷地面積が必要になるという側面もあります。

Q. 完成までの期間はどれくらい?

A. 一般的に、建築会社への相談を開始してから、土地探し、設計プランの確定、建築確認申請、着工、そして完成・引き渡しまで、全体で1年~1年半程度の期間を見ておくと良いでしょう。特に注文住宅は設計に時間をかけることが多いため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

まとめ:憧れを現実に。理想のガレージハウスで最高のライフスタイルを

この記事では、ガレージハウスの魅力から具体的なアイデア、費用、注意点、そして会社選びのポイントまで、後悔しない家づくりのために必要な知識を網羅的に解説してきました。ガレージハウスは、単に車を保管するための箱ではありません。それは、あなたの趣味やライフスタイルを映し出し、日々の暮らしを何倍にも豊かにしてくれる「最高のパートナー」であり、人生を懸ける価値のある「特別な場所」です。もちろん、コストやデメリットなど、乗り越えるべき課題もあります。しかし、正しい知識を身につけ、信頼できるパートナーと共に計画を進めれば、その不安はきっと解消できるはずです。

さあ、憧れを具体的な一歩に変え、あなただけの理想のガレージハウスで、最高のライフスタイルを実現してください。まずは気になる会社の資料請求や、相談会に足を運ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。

【実例紹介】

ここで、匠工房が実際に建てた家をご紹介します!
注文住宅をご検討中の方は、是非ご自身の家づくりの参考にしてみてください。

<<広々としたゆとりのあるLDKが魅力の家>>

✔️エリア:滋賀県甲賀市
✔️家族構成:ご夫婦+お子様
✔️工法:木造軸組工法
✔️工期:2024年8月~2024年12月 約5ヵ月間
✔️面積:【敷地面積】188.03 ㎡ /【建築面積】71.21㎡(建蔽率 37.88% 許容50%)
    【延床面積】121.72㎡(容積率 64.74% 許容80%)
✔️使用機器:【衛生機器】TOTO 【洗面化粧台】アイカ工業【厨房機器】クリナップ
       【照明】Panasonic

実例の詳細はこちら!

「とにかく広いLDKにしたい」という想いから実現した、ゆとりある23.3帖のLDK。無駄のない、スタイリッシュな空間に仕上がった。お子さまが遊んだり、お昼寝したりできる専用スペースを設け、対面式キッチンからそのすべてを見渡せる設計にしたのがこだわりポイント!料理をしながらでもお子さまの様子を見守れるため、家族との時間がさらに豊かになりそう。

リビング奥に設置したアイアン階段は、空間に奥行きとデザイン性をプラス。吹き抜けのようになっているので、太陽の光を取り入れ、明るく開放的に。シンプルな美しさの中に、さりげない遊び心を感じられるのがポイント。玄関からLDKへ直行する動線と、SIC(シューズインクローク)を経由してパブリックゾーンへつながる動線を設けることでゾーニングに配慮し、水回りを回遊動線上に配置することで家事効率を高めた暮らしやすい間取りを実現しました。

匠工房ってどんな会社?

匠工房を語るのに欠かせない3つの特徴をご紹介します!

コンセプトは【家づくりの「感動」住まう「幸せ」をすべての家族へ】

「住」のお悩みにワンストップで対応

新築・不動産仲介・リフォームの「三位一体体制」

新築、不動産仲介、リフォームの「三位一体体制」で、リフォーム会社として21年の実績を持ち、滋賀県リフォーム売上ランキングでNo.1をいただきました。土地のご紹介から住宅ローンの提案、資金計画の策定、修理・修繕、リフォームまで、住まいに関するさまざまな悩みに寄り添いサポートしています。お客様の「住まいコンシェルジュ」として、建築前から建築後までトータルにサポートします。

 

滋賀県全域に9店舗。迅速なアフター対応で不安にさせません

滋賀県全域に9店舗展開し、迅速なアフター対応で不安を取り除きます。施工エリアは県内全域で、各店舗から建築現場まで1~1.5時間で到着可能。定期点検やSOSにもスピーディーに対応し、施工管理の実績を持つスタッフが対応します。リフォームのプロフェッショナルが増改築の相談にも乗り、一生涯のパートナーとしてお付き合いしています。

 

Googleクチコミ評価★4.6以上!お客様満足度に自信があります

Googleクチコミ評価は★4.6以上で、お客様満足度に自信を持っています。お客様とその家族を幸せにすることを願い、正直かつ健全な組織づくりと情熱的な接客に全スタッフが取り組んでいます。建築業界・不動産業界をサービス業として進化させ、お客様との末長いお付き合いを目指しています。

性能もデザインもコストも。「あなたに、ぴったりな家」

1万件以上のリフォーム実績を活かしたロングライフ住宅

匠工房は1万件以上のリフォーム実績を誇り、家族の幸せを重視したロングライフ住宅を提供しています。性能とデザインに妥協せず、建築時から暮らし始めてからのコストパフォーマンスに優れた家を提供し、累計13000件のリフォーム案件の経験を活かして将来の不具合や劣化に備えたプランを提供しています。リフォーム会社としてのノウハウを生かし、トラブルや余計な出費の少ない安心な生活を実現し、一生モノの家を提案しています

 

予算・重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップ

予算や重視ポイントに合わせて選べる2つの商品ラインナップを用意しており、「フルオーダー住宅/オーダーメイド」は素材にこだわった自由なデザイン住宅、「タクミセレクト」は高性能なコンセプト住宅として提供されています。土地探しから資金計画までサポートし、お客様にぴったりな家を一緒に考えます。

 

リフォームのノウハウを詰め込んだ強い家「タクミセレクト」

特に「タクミセレクト」はリフォームのノウハウを凝縮し、高い住宅性能を標準仕様として提供。初回打合せから着工まで最短6週間で土地ありのお客様、最短10週間で土地なしのお客様にもスピーディーな対応が可能で、コストダウンも実現しています

心が通うおもてなし接客でお届けする「感動」

お客様以上にお客様を想う心から生まれた「おもてなし接客」

匠工房は「おもてなし接客」を大切にし、家を売るのではなくお客様を幸せにすることを使命としています。ハウスエージェントやおもてなしスタッフがお客様に伴走し、「感動できる家づくり」を提供します。資金計画や土地探しに至るまで、お客様の希望や将来設計に基づき、無理なく支払える予算を提案します。また、近隣調査報告書を提供し、検討中の土地に関する判断材料を提供します。

 

おもてなし保育士が責任を持って大切なお子様をお預かりします

特に小さなお子様がいるお客様には、有資格のおもてなし保育士が専用託児室でお子様をお預かりし、お客様が打ち合わせやモデルハウス見学に集中できるようサポートします。安全管理に気を配り、託児中の様子を写真つきの「託児記録」でお伝えし、お子様に楽しいひとときを提供します

お困りの際は是非ご相談ください!

注文住宅の建設を進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「家づくり相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。