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スタッフブログ

注文住宅を建てるために必要な諸経費とは?|資金計画・住宅ローン

 こんにちは!匠工房です。本日は注文住宅に必要な諸経費についてお話しします。注文住宅を建てる際には、「土地の価格」「建物の価格」以外にも費用が必要です。注文住宅を建てるためにかかる費用について見ていきましょう!

 注文住宅を建てるためには土地と建物の費用以外に「土地の諸経費」「建物の諸経費」「住宅ローンにかかる費用」の3つの諸経費が必要です。

 それぞれどのような内容なのかを詳しくご説明します。

2. 土地にかかる費用

 一般的に土地購入時に土地価格以外に必要な諸経費は以下の通りです。

2-1. 仲介手数料

 仲介手数料とは、土地や一戸建てを仲介業者(不動産会社)を通して売買する場合に支払うお金のことをいいます。

 仲介業者の利益となるお金です。仲介手数料は法律によって上限が決まっています。400万円を越える物件の場合は【売買価格×3%+6万円+消費税】が上限となります。例えば、1,000万円の土地の場合、仲介手数料は税込396,000円となります。(400万円以下の物件の仲介手数料の上限は18万円+消費税です)仲介手数料は所有者が宅建業者の場合は発生することがありませんが、市場に出ている多くの売土地は個人所有なので、仲介手数料が発生することを覚えておいてください。

2-2.固定資産税の清算金

 土地の引渡しをする年の固定資産税は売主様と買主様で日割り精算します。1月1日に所有している人に対して納税通知書が届くからです。売主様には納税通知書に従って1年分納めてもらい、所有者が変わる日以降の分を買主様が売主様に返金する形をとっています。関西では4月1日を起算日として計算することが多いです。

2-3.土地契約時の印紙代

 土地の売買契約書には印紙を貼ることになっており、その印紙代は売主様・買主様それぞれが1通分ずつ負担します。例えば、1,000万円超5,000万円以下の売買金額の場合は印紙代は軽減措置により1万円です。こちらは必ず必要になるお金です。

2-4.登記費用

 土地を購入したら名義を変えなければなりません。これを登記といいます。登記簿上の所有権を移転させたり住宅ローンの抵当権の設定をしたりするのに登録免許税という税金を納めなければなりません。登録免許税は固定資産税評価額と定められた税率から計算されます。

 加えて、物件によってかかる費用がいくつかあります。多いのはライフラインに関する費用ブロックフェンス代です。

 ライフラインに関する費用としては水道加入金と受益者負担金があります。これらは上水道・下水道それぞれを使用する際に市町村に支払うお金です。ブロックフェンス代とは新たに整備された分譲地などで境界に立てられたフェンスに対するお金です。これはブロックフェンスを設置した売主様にお支払いすることになります。滋賀では業者さんが分譲地を開発して販売するケースも多い上、業者さんによってライフライン費やブロックフェンス代の有無や金額が異なります。

 また、それ以外に必要な費用が発生する場合がありますので、土地価格だけで見るのではなく諸経費含めて総額いくらかかるのかを予めしっかりと確認しておくようにしましょう。

  土地の諸経費は物件価格の1割程度必要であることが多いですが、土地によって必要な諸経費が様々です。地域によってかかる費用などもありますので、購入前に物件価格以外で必要な諸経費に関してしっかりと確認するようにしましょう。

3. 建物にかかる費用

 建物は建物代金以外に様々な諸経費が必要です。建物会社さんによって見積もりの作り方や名称が異なります。また、以下に挙げられた内容が建物代金に含まれていることもありますので、参考程度にご覧ください。建物の諸経費としては、だいたい400万円~500万円くらいかかります。

3-1.登記費用

 土地と同様に建物にも登記を設定する必要があります。ただし、土地とは違い新築の登記は2つあります。保存登記と移転登記です。保存登記とは新たに建物を建築したときに「ここに建物があります」と示すためのものです。そして、それが「私のものです」と示すのが移転登記です。

3-2.火災保険

 火災保険は、火災や水災、風災によるお家の損害を補償してくれる保険です。住宅ローンを組む場合は火災保険の加入が必須です。火災保険という名ですが、台風や水害による損害に対しても保険金が下ります(契約するプランによる)。また、近年では地震がとても多く、その被害も大きくなっています。火災保険はオプションとして地震保険にも加入することができます。地震による火災は火災保険では補償されないので、未来の安心のために地震保険にも加入することを強くオススメします。

3-3.外構費

 お家の外回りは、お家全体の見た目を大きく左右します。
しかし、外構費は希望をたくさん盛り込むと驚くほど高額になることがあるので注意が必要です。駐車スペースにコンクリートや石材を敷いたりデザイン性の高いものにすると金額は跳ね上がります。「こういうアプローチにしたい」という希望を出しつつ、予め「100万まで!」と決めてプランニングしてもらうと安心です。

3-4.地盤調査費用や建物を建築する上で必要な経費(付帯工事費)

 注文住宅の場合、建物の本体代金の他に建物建築確認申請費用や水道や電気工事費、地盤調査費用などが必要になります。これを付帯工事費といい、諸経費に含まれる場合もあれば、別枠で見積もり書などに記載されている場合もあります。

4. 住宅ローンにかかる費用

4-1.保証料

 保証会社に融資の保証人となってもらうための費用です。借りる人の年収などの経済状況や借入金額や返済期間などによって金額が異なります。住宅ローン実行時に一括で支払う方法と金利に上乗せして毎月支払っていく方法があります。金利に上乗せする方が結果的に多く支払うことになってしまうので、住宅ローン実行時に一括で支払う方法もオススメしています(保証料自体も借入額に含めることができます)。

4-2.銀行手数料

 住宅ローンを借りるために銀行に支払う手数料のことです。金融機関によって5万円や10万円など金額が異なります。

4-3.融資手数料

 住宅ローンを借りる方がローンを借りるための手続きを不動産会社に依頼して、不動産会社に手続きを代行してもらった時に支払う費用のことをいいます。

4-3.印紙税

 住宅ローンを借りる契約のことを金銭消費貸借契約といいます。その契約を締結したときに契約書に貼る印紙の費用です。

5. 予算オーバーを避けるためには

 土地や建物にかかるお金をすべて合わせた金額が想定していた総予算を上回ってしまっては大変です。そうならないために、土地を検討している段階や建物を検討している段階など細かく費用を試算してもらい予算オーバーにならないかどうかを逐一確認しておくことが大切です。

  念願のマイホームが建ったのに、毎日お金の心配をしながら生活するのは本末転倒です。

 その後の暮らしも楽しむために予算の管理はしっかり行なうようにしましょう!

6. まとめ

・土地代と建物代金以外に、それぞれの諸経費と住宅ローンの諸経費が必要です。

・土地や建物会社によって費用が異なります。

・予算オーバーしないために、逐一見積もりを出してもらうなどしてチェックしましょう!

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